今や、日本でも1・2を争うIPに成長した任天堂が発売した
イカしたTPSであるスプラトゥーン2。
基本、血と硝煙の臭いが消えないFPS・TPSというジャンルに於いて
インクを塗り合うナワバリバトルという、新たなスタイルを確立し
特にFPS・TPS文化が馴染みの薄かった日本のほうがよく売れているタイトルで
まだ初代の発売から3年半ほどしか経っていない現状で、国内では任天堂の顔となりつつある。
インクリングと呼ばれる、主人公のイカ達のデザインが秀逸で
非常にキャラクター的な造形の観点から見ても、任天堂らしい一作。
非常に一般受けしやすいデザインと、大ヒットしたことを受けて
子どもたちへのブームを仕掛ける雑誌のコロコロコミックが
早速目をつけて、誌上でスプラトゥーンに関する情報を展開していくこととなる。
その結果の一つが、スプラトゥーンのマンガの連載である。
今現在は、荒川弘などのアシスタントをしていた漫画家であるひのでや参吉（女性）が
コミカライズを担当しており、緻密に描かれたゲーム内のブキなどの描写は愛を感じるレベルであり
子供向けではあるが決して子供だけではなく、大人が見ても楽しめるエンターテイメントとなっており
実は管理人も今まで出ている単行本を全て集めていたりする←
子供のブームには目ざといコロコロコミックが、スプラトゥーンに関しての
情報展開を積極的に行っているのは、もはや当然のことである。
以前から、コロコロコミックとのタイアップで前作ではコロコロの名を冠したブキやフクなどが配信さ
今作に於いてはコロコロコミック購入者限定でゲーム内で使えるギアを貰える特典コードなどが配布されている。
そのコロコロコミックで、特典として配信された限定ギアの一つに
今年の1月号（発売は去年12月）で配布された『エンペラーギア』がある。
エンペラー（皇帝）という意味と同時に、イカのエンペラ（上部の三角形になっているあの部分のこと）にかけた
ダブルミーニングになっているであろうギアであるが、このギアが思わぬ形で再販となることが明らかとなった！
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『スプラトゥーン』のコミック7巻にエンペラーギアのコードが再配布されることが告知される。しれっと累計販売部数も100万部を突破とも報告される！
エンペラーギアについては、そのコードが付属するコロコロについては
なんと100万部の発行を行い、コロコロとしても気合の入った展開を見せていた。
【たぶんほぼスプラのせい】コロコロコミック1月号が100万部発行されることが明らかに！
当時の最近の結果だと、かなりハードルの高い100万部という発行部数は
おそらくこのスプラのエンペラーギアのコードのために増産したと思われ
そして現実に、このエンペラーギアのつくコロコロコミック2018年1月号は
しばらくプレミア的価格で取引が行われるようになってしまった。
コロコロコミック側としては、まさに思惑通りの展開だったであろうが
エンペラーギアを手に入れられなくて歯がゆい思いをしたユーザーも居たことだろう。
そんな限定の有料DLCと言った体を取ったエンペラーギア。
このエンペラーギアが、11月28日に発売される予定の漫画スプラトゥーンの
最新刊である7巻に、特典としてコードが付属することが決定したとのこと！
コロコロ完全限定「エンペラーギア」が復活！ 『スプラトゥーン』最新コミックス7巻にシリアルコード付属!! https://t.co/MW6mmd4eFI #コロコロオンライン #コロコロ
— コロコロコミック【公式】 (@corocoro_tw) 2018年10月15日
これは嬉しい措置。コロコロを購入した人であっても、スプラトゥーンのマンガでも結局お金を払うので
前者の不平が出ない配信方法となる。これは上手く考えたなというのが正直なところ。
エンペラーギアは同じものの配布ということで、コロコロコミックのコードで既に
エンペラーギアを手に入れている人はもちろん意味はないので、その点はご承知おきを。
また、こちらのツイッターでは言及されていないが、公式サイトでの記事によると
スプラトゥーンの漫画版が、累計100万部を突破したとのこと！
『月刊コロコロコミック』1月号のふろくとして、爆発的な話題を集めた「エンペラーギア」のシリアルコードが帰ってくる！ 『スプラトゥーン』のコミックス100万部突破を記念して、11月28日発売予定のコミックス第7巻に「エンペラーギア」が手に入るシリアルコードが付いてくるぞ!!
今現在、本媒体は不況であり、よく売れる少年漫画でも10万部を超えれば大ヒットと言われる中で
今までの巻数平均で16万部ほど売っているスプラトゥーンの漫画版はメガヒットと言っていいだろう。
この7巻は特典効果もありそうで、更にマンガの部数も伸ばすことになるのではないだろうか。
ゲームも漫画も絶好調なスプラトゥーン。昨日の週販では発売後初めての4桁に週販本数は落ちたが
どうせ年末になれば、また大きく売るのは間違いないので、国内パッケージ版だけでの
300万本到達も、近い内に達成するだろう。スプラトゥーンの勢いはまだまだ止まらない。
