文字だけのレベルアップは本当にいいものなのか？
こうして周囲を見回すと、メタル狩りはかなり地味だ。メタルスライムやはぐれメタルが出てきても特殊な演出は特にない。
レベルアップ時の演出も、いつものファンファーレと文字の羅列である。変わる数値も地味。これはメタル狩りの問題ではなくドラクエ全体の問題といえるが、いずれにせよ質素なスタイルが根底にあり、このリメイクでも演出などは追加されていない。
メタル系モンスターにトドメをさせるか否かの瞬間にスローモーションになる演出が入るだとか、もしくはメタルスライムを一気に何匹も倒せるフィーバーモードが発動するだとか、そういうものはないのである（ちなみに、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』ではメタル系モンスターを出せる「スペクタクルショー」なる連携技が存在していた）。
HD-2Dリメイクに存在するのは淡々としたメタル狩り。プレイヤーにとっては動画でも見ながらやる面倒な作業になってしまう。
実際、筆者はこのメタル狩りが面倒で投げ出しそうになった。しかし、メタル系モンスターが逃げなくなるMODがあったのでなんとかクリアできた。
これがやっぱり大炎上しているらしい（当たり前
先に渡邊氏のレビューについて、自分なりに擁護というか、気持ち的に逃げる確率がとても高い
メタルスライムやはぐれメタルを経験値稼ぎで狩ること自体に、ダルさというかを覚えるのは個人的な感情としては理解できますよ。
ただやはり、逃げる確率が高いからこそ経験値が莫大で、冒険を進めることがそこまでラクにならないように
ゲームの制作者の意図として調整してある敵キャラをMOD（MODについては詳しくは解説しないので各自で調べてください）で
逃げないようにして倒すというのは、まぁゲーマーとして、特にDQはファンが多いわけで、ほとんどの
正統的なプレイをしているユーザーからすれば『なんだかなぁ…』となるのは当然の感情なわけで
炎上必至というのは、ドラクエファンであればほとんどの人は思うことでしょう。
そして何より、IGNJという日本のゲームメディアの中でも大手の一つに属するライターが
恥ずかしげもなくこのようなことを書いてしまうのが問題で、別に個人で使ってもいいけれど堂々と書くなよ…とは思います。
この渡邊氏は検索するとわかりますが、その他にも結構なやらかし記事を書いている方で調べると色々なものがでてきます。
日本のゲームメディアは、なんでこうもお粗末なものが多いのでしょうかね…。
