ニンテンドーUSAの責任者Doug Bowser氏は、AP Newsのインタビューに対し、5月12日に発売されるシリーズ最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の価格設定について回答しました。
既存タイトルや『BotW』から10ドルアップ
本作は日本では7,900円(パッケージ版7,920円)、アメリカでは70ドルの価格で発売予定。スイッチの既存タイトルである『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『スプラトゥーン3』などは60ドルのため、それらのタイトルと比較すると10ドル高い設定となっています。
その件について質問された際に、「ファンの皆さんはこのゲームが非常に充実した、深い没入感のある体験であることが分かると思う」「この価格帯が必ずしも全てのタイトルに設定されるわけではない」と回答しました。
ビッグタイトルの開発費が膨れ上がっていることは以前にも指摘されており、仕方のない面もあるのかもしれません。しかしインタビューの回答からは、ゲームのクオリティに相当自信があることが伺えます。
引用元: 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の高めな価格は妥当な設定?ゲームを体験すれば納得してもらえるという自信
5月12日に発売予定の、2017年3月3日のスイッチロンチに発売された
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編となる、ティアーズオブザキングダムが
海外の一般的なゲーム小売価格より、10ドル高い70ドルでの販売になっていることに対して
ニンテンドーオブアメリカの最高責任者となる、リアルクッパこと
ダグ・バウザー氏が値段に見合った充実したゲーム体験をもたらすということを
語っており、ティアーズオブザキングダムの出来に相当な自信を持っていることが伺えるコメントとなっています。
海外ではほぼ一律で、メーカー問わず60ドルの小売価格となっているゲームの
パッケージ版なのですが、ここのところの世界的価格のインフレによって
この定番化している定価も値上がっている状況が確認されていますが
任天堂のソフトにおいては、ティアーズオブザキングダムは70ドルですが
その他のタイトルは今まで通り、60ドルで売るということも明言しており
ティアーズオブザキングダムは、間違いなく少なくともブレスオブザワイルド級。
それよりも、濃密な体験ができるタイトルになっている可能性が非常に高く
今から発売が楽しみとなる、バウザー氏のコメントとなっています。
間違いなく、今年の任天堂の目玉タイトルですが、今回は発売日からどれだけの売上を国内外で記録するでしょうか。
ブレスオブザワイルドで、現時点で3000万本を超えているので、いくら商戦期ではないとはいえ
発売四半期となる2023年度第1四半期で、全世界1000万本も夢ではないと予測しています。期待しかありませんね!
ブレワイの実質開発期間(チームを組んで集団作業を行った期間)は4年ちょいという記事を読んだ記憶がありますが、ティアキンはそれよりもかかっている可能性があるので、個人的には全く高いとは感じません。
ちょっと気になるのは、発売時期の近いあっちの16番目の超大作が、北米アマゾンでは69ドルとティアキンと同じ価格であるのに、国内価格では約2000円高くなっている点です。
為替レートが不安定な現状は分かるのですけど(任天堂は110円台で換算しているので、最近のレートと比べるとかなりのサービス)、国内ユーザーへの目線の差をいやでも感じてしまいました‥‥‥
そして今出ている情報を見て、10ドルぐらい高くなったからどうだっていうんだ!ってレベルのゲームであることが確定してしまったわけですがw
本当に任天堂のゲームは、まず価格より実際のプレイ感触がその価値を下回ることはまずないので、安心してゲームを購入できるのが何より強みだなと思った次第であります。
確かに日本での販売価格はおま値なんていいますけど、任天堂も海外に比べると若干高い設定になっているとはいえ、その値段分の価値は確実に提供できているので、あんまりおま値を感じないのですよね。
やはりユーザーを喜ばすことを第一にやっている会社なんだなと改めて感じます。