最新のタイトルから、レトロなタイトルまで、全てのゲームが集まる

ハードになりつつあるニンテンドースイッチ



据え置き機でもあり携帯機でもあるというハイブリッドなハード特性は

唯一無二の強みを持つハードとして、圧倒的な支持を全世界で得ており

今のペースで行けば、任天堂の歴代据置ハードで世界で最も売れた

Wiiはおろか、場合によってな1億5千万台以上世界で売れた、ニンテンドーDSという

化け物クラスのハードにも匹敵するかもしれないレベルで売上を積み重ねている。


両方の特性を備えること、そしてハードスペックでは他2機種に水を開けられるものの

それが却って、中小規模のインディーズタイトルであったり、レトロゲームを

移植するプラットフォームとして好適なハードになっているのも間違いない事実である。

その結果、最新のゲームはもちろん、ニンテンドースイッチに昔のゲームがリメイク、あるいは

当時のままで移植されるということが結構あり、往年のゲーマーとしては突如として

発表される、そのタイトルのラインナップに驚き、歓喜したりすることも度々ある。


今のスイッチ市場はかつてのファミコン・スーファミのようなカオスな市場になっている。

そしてある意味、それらの市場よりもさらにカオスな市場としてかつて存在した市場に

ゲームハード以上に普及しながらも、その操作方法やキャリアごとのサービスの差異などによって

数はあれど、意外に知られていないゲームが多数存在するプラットフォームというのが

日本のガラケーアプリである。現在のスマホでは様々な

アプリがゲームとしてプレイできるのが一般的になっているが、ガラケー時代のゲームアプリは

実は大手メーカーが結構な数リリースを行ってはいたものの、携帯キャリアによっては出来なかったり

またプレイするための方法がそれぞれのメーカーの月額会員になることだったりしたため

携帯の普及率とは裏腹にプレイしていたゲーマーはそこまで多くはなく、それでいて実は隠れた意外なタイトルが

多くリリースされていたのが日本のガラケーアプリ市場であった。


真・女神転生ifのハザマ編や、ガンダムの不思議なダンジョンワルキューレの栄光など

ガラケーアプリで、続編や番外編的なタイトルが出たタイトルも多くあり

そしてそのサービス配信方法から、意外にも実際に体験した人はそこまで多くないと思われる

タイトルが実は、ガラケーアプリには多く眠っている状況にある。

そんなガラケータイトルを、スイッチにガラケー配信された状態のまま

精力的に移植しているのがG-MODEである。

ガラケー時代のゲームアプリを精力的に出していた会社で、スイッチには割と初期に

後発マルチとなるが空気読み。をリリースし、今現在空気読み。シリーズは3まで出ている。

また鳥魂というタイトルも出しており、ちょっとした皆で気軽に楽しめるタイトルをリリースしている。


そして最近、リリースが始まってから一周年を迎えた、G-MODEアーカイブスという

企画をスイッチにかなりの頻度でリリースしており、ガラケーアプリで配信されたものを

スイッチで蘇らせるという展開を行っている。1タイトル500円という手頃な値段(しかもかなりの確率でセールになっている)で

失われたガラケーアプリを移植しており、売上などは公にはされてはいないものの

同じく古いタイトルを復刻させるハムスターのアーケードアーカイブスと同じような存在に

今のスイッチ市場でなりつつある状況となっている。そのG-MODEアーカイブスの新作に

あのタイトルが選ばれたことが、先日発表されている。


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スイッチのG MODEアーカイブ+シリーズに『怒首領蜂大往生DX』が移植決定!

去年の4月から随時リリースされているG-MODEアーカイブス。

今まではG-MODEがかつてガラケーアプリとして配信されたタイトルを

どんどんスイッチに移植しているといったところであったが

今年の3月から、G-MODEアーカイブスに新たな展開である

G-MODEアーカイブス+が配信開始となっている。

これはG-MODEがリリースしたタイトルが今まで対象だったG-MODEアーカイブスから

更に一歩進んで、他社…G-MODEからみてのサードとなるガラケーアプリの移植という展開になる。

G-MODEだけではなくサードのタイトルのガラケータイトルも、G-MODEによって

スイッチに積極移植されるということで、G-MODEがガラケーアプリ文化の保存に

本腰を入れてきたと、その本気を感じる新展開となっている。

その他社のガラケーアプリタイトルをスイッチに移植するG-MODEアーカイブス+の新作に

かつてケイブがゲーム横丁というガラケーアプリでの配信として

展開していたサービスでリリースされていた、まさかのガラケーアプリでの弾幕STG移植タイトルとなる

怒首領蜂大往生DXがリリースされるということが発表されている!

 ジー・モードは本日(2021年4月25日),ゲーセンミカドのYouTubeチャンネルで配信中の「シュー大祭 ~シューティングゲーム大感謝祭~ DAY2」で,Nintendo Switch用ソフト「G-MODEアーカイブス+ 怒首領蜂大往生DX」を発表した。発売日は未定とのこと。

 本作は,ケイブが携帯電話向けコンテンツ「ゲーセン横丁」で提供していた「怒首領蜂大往生DX」を移植したもの。2000年代中頃の携帯電話向けながら,アーケード版「怒首領蜂大往生」の雰囲気が可能な限り再現された力作だ。

スマホと違って物理キーがあったガラケーでは、こういったちょっとした無茶のような

ゲームも結構リリースされていたという事実がある。もちろん、アーケードでやる

本家の出来には及ばないのは様々な制約から当然ではあるものの、その雰囲気をできるだけ

再現しようとした渾身のアプリであったのは間違いない。

それが16年以上の時を経てスイッチに蘇るということになる。すごい時代になったものだ。

今現在、2DSTGは採算の取れないようなジャンルであるのは間違いないが、こういった形で

一人でも多くの人が手に取れるような形の配信には意義があると思う。

他のG-MODEアーカイブスシリーズと同じく500円というお手頃な値段も嬉しいところで

やはり、今のスイッチ市場の凄まじさを改めて感じさせる発表となっている。

配信は未定とのことだが、先月から始まったG-MODEアーカイブス+にもすでに5タイトルほど

リリースが行われているので、このタイトルが配信されるのも遠い未来ではないと思われる。

配信時は一部で話題になる気がする。管理人は下手の横好きであるSTGだが、これも購入しようかと思う。


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