据置機と携帯機のハイブリッドであることから
非常にユーザーにとっての利便性が高く
極端な高スペックを要求するゲーム以外は
プレイする際の最適解になりつつあるニンテンドースイッチ。
大手サードのいわゆるAAAタイトルは、さすがにスペック不足になることがあるが
それ以外の大体のゲームは、据置モードはおろか、携帯・テーブルモードでも
十分に満足できるパフォーマンスを見せるハイブリッドコンソールである。
携帯機でも今までの携帯機とは比べ物にならない、パワフルさを持つ
スイッチには、いわゆるインディーズと呼ばれる、小粒なタイトルとの
親和性が非常に高い。個人や小規模の人員で開発されるインディーズタイトルを
滑らかに動かすパワーはスイッチに十二分にある。
今までの携帯機とは比べ物にならないパワフルさと、非常にゲームに入るまでの
時間が短く、お手軽にゲームが出来るスイッチには、続々とサードの他
インディーズタイトルが参入しており、特に海外ではカオスな状況になりつつある。
このインディーズの大量流入を後押ししているのが、このブログでも今まで何回も
記事にしたことがある、スイッチ版がマルチの中で一番売れたという数々の報告である。
その内容は、当ブログでも散々記事にしていて、ゲーム売上カテゴリーを参照して頂ければ
すぐに、スイッチでの成功例を参照することが出来るだろう。
最近のの記事には、開発者側もスイッチ版が一番売れることを期待して
リリースして、実際にその通りになったCelesteというゲームのことも紹介した。
【開発者の予想通り】高評価を得た「Celeste」が、スイッチ版の売り上げが一番であることを開発者が報告!
今までは、こういったゲームはSteam…すなわちPCの市場が独擅場であったが
Steamにはゲームが多すぎたのと、しょっちゅう行われるセールのせいで
定価でゲームが買われず、またなかなか売れないというレッドオーシャン状態になっている。
しかし、スイッチはまだまだソフトが多くはないし、また利便性と非常にゲームを買うのに
手間がかからないe-shopのUIの快適さもあってか、ソフトが定価か多少の値引きで
マルチの中で一番売れるという、事例が相次いで報告されている。
そして、今回また新たな事例がスイッチ成功報告に追加されたようだ!
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メトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルのゲームである『Axiom Verge』の売上が、2年以上先行のPS4版にわずか4ヶ月で匹敵する売上になる!
今回の成功報告は、スイッチでは昨年の10月に配信されている
Axiom Vergeというゲームである。
2Dドットのレトロゲーム風に作られた、いわゆるメトロイドヴァニアと
言われるようなタイプのゲームである。メトロイドヴァニアとは、海外で作られた造語で
その名の通り、任天堂のメトロイドとコナミの悪魔城ドラキュラの海外名である
キャッスルヴァニアの要素を足し合わせた要素を持つゲームを指す言葉である。
平たくいうと、ゲームを進めてアイテムを取ると、探索できる場所が増えていく探索型2Dアクションゲームのこと。
海外では、特にフォロワーが多いジャンルの一つで、人気のあるジャンルだ。
そのメトロイドヴァニアである、Axiom Vergeは元々PS4版が2年以上前の
2015年3月31日にリリースされている。そして、今回2年と半年以上の時を経て
国内外で、スイッチにリリースされたということ。すなわちスイッチ版は最後発マルチである。
この最後発マルチであったはずの、Axiom Vergeだが、発売から4ヶ月程度でなんと
スイッチ版の売上がPS4版に匹敵することを開発者のThomas Happ氏が語っている。
Nintendo Switch digital sales are near what the PS4 launch sales were, and when you add in physical, they likely surpass them.
— Tom Happ (@AxiomVerge) 2018年2月2日
PS4版が2年以上かけて売った本数を、スイッチ版はわずか4ヶ月で追いつき
そして抜きそうであることが報告されている。ちなみに、日本ではDL版のみの配信だが
海外ではパッケージ版も出ているということで、その全ての売上を足した数が上記の結果ということ。
PS4ではインディーズタイトルが売れないというわけでもないとは思うが
やはり、スイッチではその売上ペースが異常な速さであることが改めて浮き彫りになったと言えよう。
良いゲームを作り、スイッチにリリースすれば制作者も驚きの反響が返ってくるということ。
これは、今後もスイッチにインディーズが積極的に参入してくるのは間違いなさそうだ。
個人的には大手からインディーまでのサードはマルチで出すべきだと思ってます。WiiUだと2画面縛りやスペック面で難しい事がありましたがSWITCH発売で障壁は取り除かれたように感じます。特定のプラットホーム独占による援助(開発費や宣伝費)があるとかないとか聞きますが全てのハードで出す事で利益も確保できるのではないのかと。PS4やXBOXではグラフィック重視、SWITCHにはおすそわけ機能やローカル通信付きで差別化できそうだし、ユーザーもソフトでなく好みやライフスタイルでハードを選べるようになると思うので。
スペックが許すのであれば、確かに今のCSハードではスイッチが最適解に思えますね。
やはり、どのゲームとも抜群の相性を誇るので、ユーザーとしても非常に便利なんですよね。
この快適さを一度知ってしまうと、なかなか据置のゲームはやる気が起きないのは正直なところです。
メーカーとしては、援助(が本当にあるとしたらですが)よりも、当然ながらソフトが
売れて評価される方が良いに決まっているのですから、出せるのであればスイッチにも出して
利益の確保をしても良いと思いますね。もちろん、だまし売りのような手抜きゲームは勘弁いただきたいところではありますが。
久々にCS業界の救世主的なハードな訳ですから、メーカーも全力で乗っかるべきですね。