国内では1450万台以上、全世界でも6100万台以上を既に売り上げ
今もなお国内では抽選販売が常態化している、絶好調の任天堂の据え置きハードである
ニンテンドースイッチ。
据え置き機と携帯機のハイブリッドハードとして、ゲーム自体が本体のスペックに
耐えられるものであれば、どのゲームハードより間違いなく相性が良いハードとなっており
据え置きでの今の技術を駆使して作られたゲームの他、スペックを求めないような
一般的な中小規模で開発されるタイトルであるインディーゲームがこのハードととても相性が良いと言える。
そんなスイッチには、最新のゲームはもちろんのこと、かつてゲーム業界を賑わせることに
一役買った、今で言えばレトロゲームの移植、あるいは復活ということも頻繁に起こっている。
例えば、PSだけでしか出ていなかったmoonの完全移植や、ブリガンダインの新作、かつての
アーケードSTGメーカーの彩京復活プロジェクト、スーパーリアル麻雀復刻など、携帯機にもなれることから
こういった今の据え置きでやる分にはやや厳しい(とはいっても、ドッグモードにも対応するが)タイトルも
スイッチならばということで、まさかの復活を果たすパターンもこのところ見られている。
最近、このブログでも取り上げた意外なタイトルのスイッチ復活といえば
ほぼオリジナルを忠実に移植ながらも、現代に合わせて快適にプレイできるように
いくつかの機能を追加したファミコンでのクソゲーとして知られていたタイトルである
星をみるひとがDL専用ソフトとして、7月30日よりe-Shopで配信がスタートしている。
【伝説のクソゲー復活】シティコネクションより『星をみるひと』が2020年夏に移植されることが決定!
このまさかの配信を今の時代に行ったシティコネクションという会社は
ジャレコのゲームの版権を持っていたり、ニッチなレトロゲームの
サントラを定期的に発売していたりと、個人的に応援している会社ではあるのだが
このシティコネクションが、今度はあの伝説の奇ゲーをスイッチで復活させるのでは?
という可能性が示唆された、ティザーサイトを開設していることが確認されている。
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天狗のお面が自機というファミコンの奇ゲーSTGである『暴れん坊天狗』がスイッチで復活か!?シティコネクションに意味深なティザーサイトが開設される!
早速だが、シティコネクションが公開した謎のティザーサイトのURLを貼る。
https://city-connection.co.jp/exciteng/
今のところはComing Soonということで、タイトルなどは明かされていないのだが
その背景に見える映像が、ファミコンでメルダックより発売された、天狗のお面が自機という
奇ゲーのシューティングとして今も一部で語り継がれている暴れん坊天狗という
タイトルと思われる映像が出ており、次に新作として発売されるのでは?という観測が出ているのである。
「星をみるひと」をNintendo Switchで販売したシティコネクションが、新プロジェクトのティーザーサイトを公開しました。具体的なタイトルは出ていないため未確定ですが、「Coming Soon…」の文字の後ろに薄っすらと見えるのは……あ、「暴れん坊天狗」のOP!?
「暴れん坊天狗」は、1990年12月にファミコン用ソフトとして発売されたシューティングゲーム。邪悪な生命体の攻撃によって滅亡の危機にある米国を救うため、天狗のお面が目玉とつばを飛ばして戦うという大変エキセントリックな内容のゲームです。キャッチコピーは、「エキサイティング」。
内容の割にグラフィックや音楽などは高い技術力が垣間見えることもあり、後年になってカルトな人気を博しました。そんなカルトなソフトが令和になって移植されるなんてことある訳が……と言いたいところですが、何せサイトを公開したのがシティコネクションです。そしてサイトのURLが、「/exciteng/」。こ、これは……(ゴクリ)。
Nintendo Switch版「星をみるひと」では、移動速度2倍などの新機能が追加されていました。もし本当に「暴れん坊天狗」だったとしたら、一体どんな機能が追加されるのかも注目です。
引用元: これは天狗が暴れん坊するあの……? 「星をみるひと」Switch移植のシティコネクションが新プロジェクト公開 (1/2)
このティザーサイトが公開されるとともに、同じシティコネクションがかつてクラリスディスクレーベルで
発売していた暴れん坊天狗サウンドトラック(+メルダックタイトルいくつか)を再プレスすることも告知されている。
突然ですが、発売後も大変ご好評いただき、しばらく在庫切れとなっていたこちらのサントラCDの再プレスを行いました。本日よりご注文の受付を再開しております👺https://t.co/HI34G7wloz
— CITY CONNECTION (@claricedisc) August 6, 2020
ちなみに暴れん坊天狗の音楽は、源平討魔伝やベラボーマンなどの音楽に関わっていた中潟憲雄氏が携わっている。
クラリスディスクのこのサントラは開発者の裏話が載っていて、天狗のお面がなぜ自機になったかなどの
話もあるので、サントラもオススメ(ダイマ)音楽もめちゃくちゃいいゲームである。
タイトルを隠してはいるが、数々の状況証拠から暴れん坊天狗であることはほぼほぼ確定なので
あとはプラットフォームの発表を待ちたいところである。スイッチは間違いなく入るだろう。続報を待ちたい。
また余談だが、暴れん坊天狗は海外ではZOMBIE NATIONというタイトルであったりもする。本当にただの余談。←