今現在も世界中で感染が拡大し、世界の国々と人々を
大きな脅威に晒している新型コロナによるパンデミック。
あまりにもタチの悪すぎる性質を持ち、新型の未知のウイルスであるために
未だ有効な対策が世界を挙げて模索されている、先が見えない不安な状況が続いている。
日本でも1ヶ月ほどの期限で出された緊急事態宣言が、更に一ヶ月延長されることが
ほぼ確定となっており、まだまだこのコロナがどれだけの影響を全世界の人々に与えるのか
全く予断を許さない、非常に重大な問題を起こしている状況である。
強すぎる感染力によって、様々な社会生活・経済活動に多大な影響が及んでおり
本来であればGWで人々が活発に出歩くこの時期においても、今年に限っては
非常に静かな、平時よりも更にひっそりとした光景が展開されている場所も多くあると思われる状況になっている。
特に大打撃を受けているのは、イベントや観光など人が集まり3密になるような状況が
不可避となってしまうところが、イベントの中止だったり宿泊のキャンセルだったりと
商売として成り立たないレベルで深刻な影響を受けている状況になる。
プロスポーツ界への影響も深刻で、現時点で日本でもプロ野球・Jリーグの開催が全く目処が立っていない。
ラグビーのトップリーグは試合をある程度残して全部中止になったり、バスケットも中止になった。
大相撲は前回の場所は異例の無観客で開催したものの5月場所については当初の予定から2週間開催日を
延期しており、また最近では幕内力士に感染者も出ていることからこちらも開催するかが現在検討されている。
ボディコンタクトがあるようなスポーツでは、特にコロナの感染リスクが非常に高いため
開催が現在見送られているし、選手間の距離があるようなスポーツでも今度は観客に影響があったりで
どのスポーツも通常通りの試合を行うことが難しい状況になっている。
そんなスポーツ界にとって非常に厳しい状況の中、コロナの影響でやはり興行が現在中止されている
とあるスポーツの一流プレイヤーたちが任天堂のあのタイトルを利用して、オンライントーナメントを
開催することが告知されており、その豪華な面々に驚きの声が上がっている!
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錦織圭・大坂なおみら世界トップクラスの選手が参加!『マリオテニスエース』を使ったオンラインテニストーナメントが5月4日6時(日本時間)よりネット配信決定!
ゲームの大会は、現在は主にe-Sportsと呼ばれている。
最近では日本でも一般的なメディアニュースとして取り上げられることがあり
言葉自体の認知度は結構上がっていると思われる。ちなみにeはエレクトロニックの略である。
管理人の住む新潟にさえも、最近はe-Sportsの大会を行える場所ができていたりする。
日本ではゲームに対してSportsの言葉を当てることに違和感を持つ人も多いが
実際はスポーツは原義的にはルールに従って身体運動を行って競うという意味があるが
現時点ではそれに当てはまらないものも多く、今ではルールに則って順位を競うような
競技は大体スポーツと言われていたりもする。モータースポーツなどはその典型ではないだろうか。
まぁ、スポーツの言葉の定義はともかく、現時点ではe-Sportsという概念は
大体世界で普遍的に認知されている概念だと個人的には認識している。
肉体的な接触を伴う一般的なスポーツに対して、このe-Sportsは相手と対面せずとも
オンラインでプレイが可能という、現在のコロナ対策においては最も有効な形で
対策が出来る競技形式ということにもなる。そこで、今現在やはりコロナによって
興行の中止を余儀なくされているテニス界で
かつてのトッププレイヤーや今のテニス界のトッププレイヤーが参戦する
大規模なオンライントーナメントをマリオテニスエースを使用して
開催することが発表されている!その豪華なメンツに驚きの声が上がっている。
「Facebook(フェイスブック)」が提供するゲーム配信のプラットフォーム 『Facebook Gaming(フェイスブック ゲーミング)』が“Stay a Home Slam”というチャリティー企画を実施。これはNintendo Switchの人気ゲーム 『マリオテニス エース』のオンライントーナメントで、プロのテニスプレイヤーや、世界中のセレブリティが参加する。
この企画は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で開催不可能となったプロテニスの興行に代わり、ファンを楽しませるためのコンテンツとして提案されたもの。テニス選手とセレブリティがダブルスを組み、トーナメント形式で優勝を狙う。タッグを組むのは、Serena Williams(セリーナ・ウィリアムズ)とGigi Hadid(ジジ・ハディッド)、Maria Sharapova(マリア・シャラポワ)とKarlie Kloss(カーリー・クロス)、大坂なおみとHailey Bieber(ヘイリー・ヒ?ーハ?ー)、錦織圭とSteve Aoki(スティーブ・アオキ)といったここでしかありえない超豪華な組み合わせとなっている。参加する全てのペアには25,000ドル(約270万円)が与えられ、それぞれが指定した慈善団体に寄付することができる。さらに優勝したペアには100万ドル(約1億1,000万円)が授与され、その賞金も慈善団体に寄付されるとのこと。
この企画のように、最近では今回のパンデミックの影響でプロスポーツ界からeスポーツの分野とコラボレーションする事例が多くなっている。F1やNASCAR(ナスカー)のプロレーサーもeスポーツイベントに参戦し、またNBAもオンライントーナメント “NBA 2K Players Tournament”を開催した。
『マリオテニス エース』の“Stay a Home Slam”は、5月3日午後4時(現地時間)に『Facebook Gaming』で配信開始予定。
これが真のe-Sportsか…!
現在のテニス界のトッププレイヤーはもちろん、既に引退したレジェンド選手なども
参戦してのマリオテニスエースでのオンライントーナメントということになる。
主催者は北米にあるIMG Tennis。チャリティーマッチということで賞金は基本的に慈善団体への寄付金にされるとのこと。
マリオテニスエースは、任天堂が独自にランキングを開催しているタイトルでも有り
ゲームならではの味付けはあるものの、テニスの基本はきちっと抑えた作りのタイトルになっている。
日本選手の錦織選手や大坂選手は任天堂のゲームをやっている姿がメディアに度々捉えられており
特に錦織選手はかなりのゲーム好きとしても知られる。錦織選手と大坂選手は一回戦で対戦するため
どちらか一方が勝ち進む形にはなってしまうものの、面白い対戦が繰り広げられることを期待したい。
海外メインで開催されるため、日本では5月4日の早朝の配信となってしまうものの、後に
アーカイブで見れるようにもする予定ということなので、マリオテニスエースプレイヤーはもちろんのこと
e-Sportsが好きな人も是非Stay Homeで試合を観戦してみてはいかがだろうか。