当ブログでも毎週更新している、日本のゲーム市場における週販記事。

当ブログでは、かつて日本で集計している幾つかの機関のうち、海外や

任天堂もその数字を使っていたメディアクリエイト

毎週発表する数値をもとに記事を毎週更新していた。


それが今年度からメディアクリエイトが、その情報を主に有料販売するようになり

一般に出すデータはゲームソフトの週販の1~10位までの数字となり、ハードの販売台数は非公開となった。

また1~10位までもあくまで順位のみの発表で、数値が公表されなくなったため

今年度から当ブログでは、その前から週販集計を行い、昔から誌面で公開してきた

ファミ通のデータを今は参照にして記事を作成している。


日本では、メディアクリエイトとファミ通の他に、電撃オンライン

ゲーム週販の集計を行っており、こちらも公式サイト内で毎週データが更新されている。

メディアクリエイトやファミ通に比べると、売上の数値の信頼性が若干落ちる印象があり

当ブログではほとんど参照はしていないが、50位までの週販を出すので、TOP30までしか

最大公開されないファミ通と比べると、ランク外のジワ売れタイトルの本数などを

確認するのにたまに役立ってくれる印象が、更新する側としてはある。


その電撃オンラインだが、以前このブログで少しだけ記事にしたように

かつて、その週販の総評では思わず首をかしげてしまうようなアクロバット的擁護を主に

PS関連タイトルで定期的に行っていたことで、一部で有名であった。


【ブレない】メディクリさん、週販の総評でとんでもないアクロバット理論をかましてしまう


任天堂のタイトルが振るわないときは、こういったことは基本的に書かないのに対して

PS関連ではあまりにも無理やりな擁護が散見された電撃オンラインの週販総評であるが

先々週のあつ森週の結果では、流石にいつもの電撃節を炸裂させることは不可能だったようである。


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電撃「Nintendo Switchはハード市場で95.4%、ソフト市場で95.9%のシェアを獲得した」

電撃オンラインは、毎週木曜日に独自で集計したゲーム週販をTOP50まで公開して居る。

そこにはメディアクリエイトやファミ通と同じように、週販をまとめた総評が

記者の手によって書かれているわけだが、あつ森が発売した先々週の週販においては

さすがに圧倒的な差がスイッチとPS4でついたせいか、いつものアクロバット擁護はできず

今までの電撃オンラインの総評の傾向からすると、まさに兜を脱いだ…とでも言うべきことが正直に記載されている。

 今週のゲーム市場は、『あつまれ どうぶつの森』の活躍で、ハードが前週比4.9倍増の37.3万台、ソフトが同5.2倍増の211.5万本と、両市場とも大きく拡大。Nintendo Switchはハード市場で95.4%、ソフト市場で95.9%のシェアを獲得するなど、まさに『あつまれ どうぶつの森』一色の1週間となった。

シェア95%はやばすぎる…。圧倒的。

あつ森というキラータイトルが発売され、PS4には話題のソフトは無かったとは言え

これだけ圧倒的な状況になるとは、スイッチが発売した当初は誰が予想しただろうか。

さすがのアクロバット擁護を重ねてきた電撃オンラインもこれには参ったことだろう。


PS4は発売から7年目を迎えており、流石に今の状況では今後に期待できない。

PS5が同系統でライバルになるXbox siries Xと比べると性能差が圧倒的になってしまうことが

ほぼ確実とされている現状で、PSはこのまま市場規模がどんどん小さくなっていくことが考えられる。

電撃の名を関したゲーム雑誌が複数あるが、そのうちの電撃Playstationが休刊になることが

決定している(電撃Nintendoは継続)と言った事実からも、やはりPS市場は

国内で急速にその市場をしぼめつつある。今年末に発売されると噂されるPS5も

今の状況ではジリ貧になるのは間違いないだろう。果たしてPSに起死回生の一手はあるのだろうか?