(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

米国のテキサスに本社を置く、世界最大手のゲーム小売とされている

会社であるGameStop

日本には店舗はないが、主戦場の北米地域を始め、世界各国に店舗を持つ

ゲーム小売店で、2012年の時点で全世界に6700店舗を持つ小売となっている。


このGameStopの話題については、当ブログにおいても、スイッチがまだ

発売一年目で全世界で本体が足りていなかった時に、GameStop幹部が

スイッチについての好調さを物語る話をしていることを、何度か紹介している。


【勢い止まらず!】米ゲーム小売大手「ニンテンドースイッチは1日持たない。数時間で売り切れる。」

【史上最高の出足】GameStop「ニンテンドースイッチはWiiの同期間より10%多く売れている」

【あのWii・DSを超えるか!?】Gamestop責任者「ニンテンドースイッチはWiiやDSを超えた。装着率も5.0と極めて高い」


スイッチの好調さは、世界最大手の小売でも、頻繁に言及されるぐらいに

凄まじいものであったが、そのGameStopが2019年第1四半期の

決算を発表し、その結果は前年同期比で大きく落ち込む結果になってしまったようだ。


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ゲーム小売最大手『GameStop』2019年第1四半期決算は、前年同期比のおよそ4分の1程度と大きく落ち込む!スイッチは健闘もPS4とXbox oneのソフトの売上が低迷。

今のゲームの売上というのは、日本もそうではあるが、過去のゲームブームの頃に比べれば

かなり寂しい数字にはなっているのは間違いない。しかしその中で、スイッチの任天堂ソフトが

既に国内でスマブラとスプラ2がトリプルミリオンに到達しているなど

スイッチブームで、どん底の状態のときよりは多少持ち直している。

しかし、今や娯楽はスマホなどでゲーム以外にも多数ある時代。海外でも売上は落ちてきているようだ。

そして、今現在スイッチは今年で発売から3年目を迎え、これからが一番売れる時期となっているが

逆にPS4とXbox oneについては、いずれも発売から6年めとなっており(Xbox oneは海外での発売日がちょうど5年前の今日)

ハードとしては、そろそろ晩期に突入している状況である。仕方ないことではあるがこれらのハードは

売上が鈍化してきているようで、GameStopにおいては、これらのハードの売上が落ち込んだため

2019年第1四半期の売上が、前年同期比およそ4分の1にまで落ち込んでしまったようである。

米テキサス州に本社を置くゲーム小売最大手のGameStopは、2019年第1四半期の業績を発表しました。その中でXbox OneおよびPS4本体の売上高が減少したことで、収益に深刻なダメージを負っていることを報告しています。
GameStopの発表によれば、新品ゲームハードの売上高はXbox OneとPS4本体の売上落ち込みがNintendo Switchの売上増加を上回り、35%も減少したとのこと。同期の利益は680万ドルとなり、前年同期の4分の1となっています。

こうした事態はSwitchが米国におけるセールスが「現世代ハードとして最速」記録を樹立した後のことで、PS4とXbox Oneがライフサイクルの終わりに近づいていることを強く窺わせます。

それに加えて新品ソフトウェアの売上も、前年同期比で新作タイトル売上が低調だったこともあり、4.3%減少したとのこと。一方ではコレクターグッズの売上高が10.5%増で成長が続いているとも伝えられており、ゲーム専用機市場はマニア向けの傾向を強めているのかもしれません。

スイッチの売上は相変わらず好調だったものの、それ以上に他2機種の落ち込みが大きかったということ。

やはり、ハードの晩期に入って、ソフトが思うように売れないことと、引用記事内にも言及があるが

DL版も選ばれるようになってきたのが、その遠因としてあるということだろう。

ハードの晩期だと、大体のゲーマーにはハードが行き渡っていて、あとはその層に向けてのソフトを出していくことになるが

現状、PS5や次世代Xboxの話も出てきてはいる状況であり、そういった層は今後あまりゲームを今世代機では買わないのかもしれない。

となると、GameStopはまだまだ前途多難な状況になるかもしれない…いずれにせよ

PS5やXboxの次世代機が出るまでは、しばらくはスイッチが主役ということだろう。

果たして今後、GameStopはどうなっていくだろうか。


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