このブログでも取り上げた、2月終わりに発売され、発売から
わずか1週間も経たずに、値段が半額以下に暴落してしまった
フロントミッションシリーズの流れを汲むというシリーズの
最新作であったレフトアライブ。
【小売は泣いていい…】スクエニ大作『LEFT ALIVE』発売から一週間経たずに2980円(定価8300円)で投げ売りする小売が現れる!
フロントミッションシリーズの最新作と言う喧伝のもと、5年ほどの長期間をかけて
作られた大作ソフト…のはずであったが、あまりにもお粗末な出来でユーザーからの
評価が散々なものとなり、小売もその評価を察したのであろうことと
恐らく在庫を多く押し込まれたであろうことから、上記のリンクで触れたような
とんでもない暴落を見せることとなってしまった。そして、それだけの値引きをしているにも
かかわらず、ほとんど売れていないようで、ファミ通のランキングにも上がってくることは
基本的にないし、値引きもどんどんエスカレートしていって、今では3桁で買えるのが普通になっている。
レフトアライブに限ったことではないが、PS関連ではソフトの値引が
凄まじく早いと感じることが多々ある。ソフトだけでなく発売から
わずか5ヶ月ほどで半額以下の値に下がった限定品なはずのPSクラシックという例もある。
またSIEのファーストソフトでも、発売から一年経たず廉価版が公式で発売されたり
主力ソフトを年末のセールで無料で購入できる施策のタイトルに含めたりと
任天堂とは逆の販売戦略で売っているように見える。
レフトアライブの暴落ぶりは先に書いたとおりだが、それでもまだまだ売れないのか
発売から半年も経っていない現状で、凄まじい投げ売りが行われているのが確認されている。
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GEOマートセールでレフトアライブが499円、アンセムが999円。いずれも税込みで売られてしまう…
レフトアライブについては、買い取りがソフマップで現在10円など、そんな惨憺たる
有様になってしまっている状況であるが、新品がまだまだ売れ残っているのだろう。
全国でゲーム販売事業を行っている、GEOのオンラインショップである
GEOマートにて、とんでもない価格で投げ売りされるのが発見されている。
出典:https://ec.geo-online.co.jp/LP/geo-mart_sale.html
これはひどい…レフトアライブだけではなく、EAのAAAタイトルであるはずであった
アンセムも投げ売り。日替わり品にはなるものの、バトルフィールド5も投げ売りである。
セールであろうが、他の通販サイトでも大体変わらない値段で売っているのでこれが
適正価格…とほぼほぼ断言して間違いはないものだろう。
なお、バトルフィールド5は去年の11月20日発売。アンセムは今年2月22日発売。
そしてレフトアライブは2月28日発売である。どれも評判が悪くこのような状況になっているが
あまりにも小売が不憫すぎるというものではないだろうか。本当に任天堂のソフトが無ければ
もはや致命傷というレベルではすまなかったかもしれない…。
特にレフトアライブは、定価が8300円+税なのだが、定価の消費税分よりも
今の税込価格のほうが安いというとんでもない状況にもなっている。
中古品ではなく新品というのが、目も当てられない状況であり、ゲーム好きの間ではよく言われている
PS4のソフトは発売日買いはやめて、少し様子見推奨…などと言われるのもむべなるかなといったところである。
もう許してやってくれ・・・。
いや、いらんが・・・。
小売としては絶許な案件でしょうな…これは。
マジで任天堂のスマブラなければ致命傷だったのでは…。
そんなにヒドイゲームなんですか?
こんな凄まじい価格破壊といってもいい値下は、記憶にないですね・・・
昔の、合併前の旧・スクウェア時代にこんなことが起こったら、会社が傾いてる・・・いや、倒産寸前状態・・・は、いい過ぎでしょうか。
当時は、京都の地が踏めなくて、好調だった携帯機への展開ができなくて、表現があまりよくないですけど、小銭稼ぎができなかったなんて話もありましたからねぇ・・・
(記憶違いでなければ、初代ファイナルファンタジーを、カラーの携帯機出したかったような話があったような・・・結局、違うカラーの携帯機で出ましたけど・・・)
最近の、某開発チームの解散と某氏の退社といい・・・こんなことが続いてることへの危機感があれば、この反省点を活かしてほしいものなんですけどねぇ・・・
自分はプレイしていないので評価を出来る立場にありませんが
尼レビューとか、各種ゲームレビューサイトではほぼ批判的な内容一色ですね。
その手のサイトのレビューを見れば問題点が粗方わかるかと。
まぁ、個人的にはフロントミッションシリーズの流れを汲むと公言するなヴァンツァーの扱いをもっとちゃんとしろといいたいところですが←
メーカー側は小売に押し込んだ時点で勝ちですけど
完全に小売からの信頼はガタ落ちになる案件ですね。
もっとも、今までが今までなんで信頼があるのかもわかりませんが…。
昔のスクウェアはファイナルファンタジーのCG映画で…いや、これ以上はいいますまいw
もう書籍の返本みたいな制度導入しろよ、とか思ったり思わなかったり
小売へのダメージ尋常じゃないでしょ
発売一週間で目に見える形でこれだけ損切りが発生した大作は
後にも先にも無いかもしれませんね。海外のようにプライスプロテクションとか
その辺りの制度が日本にも導入されればいいんですけどね。
日本では小売の立場が弱すぎます…。
売上げが初動に偏りすぎている現状の為に話題作で儲けようとすると発売初週に品切れを起こさないよう厚く仕入れて短期で売り切る方法しかない。二本とも新規ながら前評判が高かったので読み違えたんでしょうね。最低でも1年間はジワ売れするSwitchソフトなら多く仕入れてもそのうち捌けるし、様子見で少なく仕入れて評判確認後に追加発注しても問題ないと思います。
PS4の初動型市場は、正直異常というレベルですからね…。
初動で全体の売上の6~7割程度を売り上げることもザラですから。
結局良いソフトを作っても、その後公式ですぐに廉価版出したり
あるいはフリプにしたりと、ユーザーを軽く見た商売のツケなのかなと思っています。
不利益を被るのは小売とユーザーですけど。まぁ、そのうち手痛いしっぺ返しがあるのではと。
EAもめちゃくちゃ評判の悪い企業ですしね…。
スイッチソフトのジワ売れ率は半端ないですね。初動が大きかったスマブラでさえも
今は初動の2.5倍ほどの売上になっているわけですから。小売がほしいのはこういうソフトでしょうね。
そうなんですよ。スマブラだと100本仕入れて初動で30本しか売れなくても完売する計算ですからね。しかもほぼ定価で販売できますので安心して仕入られます。となると店舗には常に在庫があることになるのでユーザーも欲しい時に買いにいけるので予約なんてしなくてもいいわけです。
逆にPSソフトは初動だけしか売れないので2週間もすれば不良在庫になる恐れがでてくるので売れ残った分は割引してでも完売させないと利益が出ません。すると初動で買わなかったユーザーが店舗を回っても在庫が無いケースが発生します。そんな経験を何度もしたユーザーは欲しいソフトを予約して買うようになるんだと思います。予約分は初動に含まれるので、どんどん初動に偏るんでしょう。
小売側としては任天堂のゲームはとりあえず品揃えしておけば
いつかは売れるということで『読みやすい商品』になるのですが
PS関連では初動にあまりにも偏りすぎていて大変そうです。
特にレフトアライブなどは、軒並み小売が損切りモードに
早々に突入してましたから、きっと内部は阿鼻叫喚だったのではないでしょうか。
任天堂のソフトとて、失敗する(寿司ストライカーは失敗ですね)ことがありますが
それでも今のPS関連に比べるとその比率は恐ろしいほど低い。
今のPS関連は、予約しなくても、在庫が余ったものを過剰に小売側が値引きしてくれますけれどね。
デイズゴーンですら、すでにかなり値段が落ちているのは驚愕の一言ですよ…悪い意味でね。
投げ売りはネガティブな一方で、安く買いたい人には超お得な値段ですね。
ただ小売にとっては地獄のような売り方ですけどね…。
まぁ信頼を毀損するやり方はいつかしっぺ返しがあると思います。