今は亡き、日本のゲームメーカーとしてかつて存在していた
会社であるテクノスジャパン。
元々はアーケードにて様々なタイトルをリリースしており
ファミコン発売後、アーケードで稼働させていた
熱血硬派くにおくんを1987年に移植し
その後、くにおとライバルのりきを主人公としたベルトスクロール的アクションの
ダウンタウン熱血物語や、くにおとその仲間、そして強力なライバルたちが
様々なスポーツで闘う、ハチャメチャなゲームを数多くFCとSFCにてリリースした。
くにおくんシリーズは、当時のFCで友情破壊の鉄板パーティーゲームシリーズとして
多くのユーザーに遊ばれており、管理人と同年代(アラフォー)の人でファミコンを
プレイした人であれば、まずやったことがない人はほとんどいないと思われるシリーズである。
ファミコン時代は、くにおくんシリーズだけで10を越すタイトルが発売されており
まさに、ファミコンでは凄まじい存在感を放ったメーカーであったがSFC以降は
くにおくんシリーズの影響力が弱まり、最終的に1996年を以って会社は倒産してしまった。
しかし、今もなお当時のゲーマーからの熱い支持を得ているタイトルで
今現在は、アークシステムワークスが主な版権を所有しており、時折リメイク的新作が発売されている。
最近では、スイッチやPS4にファミコン時代のタイトルを全収録+海外タイトルを収録した
くにおくんコレクション的なタイトルも発売されている。
余談だが、くにおくんの名前は、テクノスジャパン社長の瀧邦夫氏の名前から取られている。
また、なぜか新潟に開発スタジオを設けており、テクノスジャパンが消滅した後も
所属していたスタッフが、エイビット新潟という会社に名前を変えて、細々とゲーム開発を行っていたという事実もある
(3DSの初期のDLソフトなどに、その開発の名前を見ることが出来る。今はおそらく倒産。)
今現在も、当時のファミコンゲーマー、そしてドラマ化などもされていることから
おそらく若い世代でも、結構知っている人はいると思われるくにおくんシリーズだが
その最新作として、新たなタイトルが開発決定したことが報じられている!
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くにおくんシリーズ最新作は女主人公!?『River City Girls』が開発決定したことが報じられる!
余談が多い前段部分となったが、実はこのくにおくんというタイトルは海外でも結構人気がある模様。
そういえば、以前このブログでも面白そうなゲームとして取り上げた『The friends of RINGO ISHIKAWA』の
開発者も、くにおくんシリーズなどから影響を受けたということをインタビューで語っていた。
海外で日本のいわゆる、ツッパリとかの文化がどこまで受け入れられているかは不透明だが
ある意味日本文化を知れる(?)タイトルとして、根強い人気があるようだ。
そんなくにおくんシリーズで、海外で最も人気のあるタイトルと思われるのが
前述のダウンタウン熱血物語…海外名では『River City Ransom』(主人公もアレックスとライアンという名前に変わっている)
と呼ばれているタイトルで、キックスターターでSteamにその新作が出ていたりもするほど
海外のレトロゲーマーの一部で人気のあるタイトルとなっている。
そのくにおくんシリーズの最新作が、海外で制作されることが決定したようで
くにおくんシリーズの最新作はなんと女主人公になるとのこと。
アメリカのインディースタジオWayForwardは4月19日、アークシステムワークスとのコラボレーションによる新作ゲーム『River City Girls』を開発すると発表した。ゲーム内容や対応プラットフォームなどの詳細については、2019年内に予定されている続報を待つことになるが、弊誌がWayForwardに確認したところ、本作は日本でも発売予定とのことだ。
『River City Girls』は、テクノスジャパンが手がけた「くにおくん」シリーズの正式な最新作だ。テクノスジャパン関連タイトル事業の無体財産権は、現在アークシステムワークスが保有している。同シリーズの中の『ダウンタウン熱血物語』は、海外では『River City Ransom』というタイトルで発売されており、本作はその流れを汲むことがうかがえる。『River City Girls』については、先日オーストラリアにてレーティング審査を通過したことが公表され、その存在が突如浮上。そして今回、正式に発表された形だ。
今回の発表の中でWayForwardの設立者Voldi Way氏は、アークシステムワークスは長年憧れの存在だったとし、一緒に仕事ができることはとても幸せだとコメント。そして、「River City」の世界観の新たな一面を描く『River City Girls』は、とても楽しい作品になるだろうとしている。また、アークシステムワークスのプロデューサー金子宝巨氏は、「River City」シリーズは2D格闘アクションゲームとして多くの男性ファンからの人気があったが、ここにきて『River City Girls』の提案がもたらされ嬉しい驚きを感じていると述べる。
『River City Girls』というタイトルに「Girls」とあることが気になるところだが、WayForwardは本作にて女性を主人公にすることへの情熱を語り、金子氏を口説いたという。「くにおくん」シリーズでは、熱血硬派の男子高校生たちがメインのキャラクターとなってきたが、本作では女子高生たちの闘いが描かれるのかもしれない。そして、このシリーズのファンにエキサイティングな楽しさや新鮮さ、そして予想外の新要素を提供するとしている。
日本での「くにおくん」と同じく、海外でも『River City Ransom』は根強い人気を誇る。2017年にはカナダのインディースタジオConatus Creativeが、正式にライセンスを受けて同作のその後を描いた『River City Ransom: Underground』をリリースしたこともあった。今回『River City Girls』を手がけるWayForwardは、『Shantae(シャンティ)』シリーズなど2Dアクションゲームの開発元として高い評価を得ている老舗デベロッパーで、日本のメーカーとコラボすることも多い。過去には、のちにアークシステムワークスが権利を得る「ダブルドラゴン」シリーズの新作『ダブルドラゴンネオン』を手がけたこともある。そんな同スタジオが『River City Girls』をどのような作品に仕上げるのか、続報に注目したい。
引用元: 女性主人公の「くにおくん」シリーズ最新作『River City Girls』発表。『シャンティ』のWayForwardが開発、日本でも発売予定
全文引用になってしまったが、アークシステムワークスも噛んだ
くにおくんシリーズの最新作『River City Girls』が開発・発売決定とのこと!
ディベロッパーはシャンティシリーズなどを開発しているWayForwardということで
海賊の呪いをプレイしたことがある管理人としても、良い2Dアクションを作る会社として認識している。
そのWayForwardが開発する『River City Girls』は日本での発売も視野に入っているとのこと。
年内に続報があるということで、その時にプラットフォームも発表されるとのこと。
一番可能性として高いのは、スイッチ・PS4・Steamのマルチだと個人的には予想。海外では全機種マルチになりそうな気もするが。
いずれにせよ、突然発表されたくにおくんシリーズの最新作。女主人公ということで意外な
方面から攻めてきた、このタイトルがどんなタイトルに仕上がるのか?続報を注目したい。
とはいっても、くにおくんシリーズで女性というとどうしてもみすずが…ゲフンゲフン←
なーんでスーファミだとダメだったんですかねー
あくまで自分の感想なのですが、動きがもっさりしたというか重くなったというか。
初代くにおくんの動きに近くなったというのが、ダメだったのかなぁと。
ファミコンのダウンタウン熱血物語以降、くにおくんシリーズってキャラが軽快に動いていたんですけど
SFCでそれが、重くなった。表現的にそうしたかったのか、性能でそうなったのか良くわからないのですがスピード感が
無くなった気がして、自分的にはファミコンのくにおくんシリーズのほうが良かったな…って思いました。
等身もリアル系になったのもあまり良くなかったのかも。ファミコンの等身タイプではちゃめちゃやれるのって
SFCだとドッジボールぐらいしかなかったですから。野球やおでんはね…。
なるほど!ありがとうございます!
あくまで自分が感じる…というところですけどね。
開発力も落ちていたのかもしれません。