メカ生命体という商品コンセプトで、かなり昔から主に子供向けの
玩具としてタカラトミーから販売されているゾイド(ZOIDS)
管理人と同世代(アラフォー世代)であれば、子供の頃にゾイドが結構な人気があって
ファミコンソフトとしても発売されていたことを知っている人は多いだろう。
途中、展開が滞ったことがあったが、1999年に機獣新世紀ゾイドが展開。
その後、またしても小規模になるものの、去年からはゾイドワイルドという新たなシリーズが展開されている。
現在はゾイドシリーズの第三期ということで、ゾイドワイルドを積極的に展開している。
そのゾイドワイルドのメディアミックス戦略の一つとして発表されたのがゾイドワイルドのゲームである。
そしてゲームは、先々週の2月28日についに発売された。先々週の週販の結果は既に出ているが
ゾイドワイルド キングオブブラストは1万本以上の売上を記録し、9位にランクインしていた。
【速報】ニンテンドースイッチ105週目は6.8万台を売り上げる!DEAD OR ALIVE 6が2.6万本売り上げTOPに!
個人的にはもっと売上は低いかな?と予想していたので、予想外の売れ行きとなった。
そして、実際にこの売上はパブリッシャーのタカラトミーとしても手応えを感じる結果となっていたようだ!
Sponsored Link
ゾイドワイルド公式ツイッターにて『ゾイドワイルド キングオブブラスト』の滑り出しは好調とツイートされる!
現在、ロボットモノというのは、かつての人気は無いとされている。
最近のアニメでロボットモノはあまり評価されない傾向があるし
ゲームで言えば、スパロボシリーズなどもかつての勢いは無くなっている。
ガンダムなどは定期的に新たなシリーズが生み出されているが、どうしても
相手となるのが同じ人間だけに、子供向けとはいい難い現状があると思う。
昔のスーパーロボット作品だと、大体は敵が異星人と言った設定が多く
子供向けの娯楽の一つとして捉えられていたが、今はめぼしい新作もなかなか無い。
しかしロボットモノが完全に衰退しているかと言えば、シンカリオンという作品が
ブームになっていたり、今回のゾイドワイルドも積極的なメディアミックスの甲斐もあって
子供向けのロボットモノとして、一定の需要を勝ち得ているようだ。
ロボットに対しては、今の子供もそれなりに興味があるとは個人的には考えていて
なんというか、展開のさせ方によっては、まだまだ衰退するには早いジャンルだとも思っている。
ロボットモノの個人的な考え方は、余談なのでここまでにしておくとして
ゾイドワイルド キングオブブラストは、タカラトミーから見て
好調な滑り出しであることが、公式ツイッターで言及されている。
おかげさまで「ゾイドワイルド キングオブブラスト」は好調な滑り出しをきることができました(๑•̀ㅂ•́)و✧
【ソフト&ハード週間販売数】『DOA6』が初登場1位! Switch本体は週販6.6万台と断トツ【2/25~3/3】 https://t.co/dwyoyTz2Tq
— タ力ラトミー (@takaratomytoys) 2019年3月11日
1万本で好調な滑り出しということは、そこまで開発予算はかかっていないということだろう。
ゲーム週販をまとめている人間からすれば、そこまでの売上ではないようにも一見思えてしまうが
やはり、こういったタイトルは知名度を上げるためと割り切っているところもあるのかもしれない。
要はメディアミックスでの展開の一つの方法に過ぎないので、そこまでガッツリ売れなくても良いというスタンス。
Amazonの評価を見ていると、レビューこそ多くはないものの、好意的な意見が多く投稿されており
また、一説にはメカのアニメなどで見えない部分が作り込まれているということから、その部分での
評価が高い…などといった話も出ているようである。派手に売れるタイトルではないだろうが
今後堅実に数字を伸ばしていくタイプのゲームであるように思える。最終的には今の2倍ぐらいの
売上は記録している可能性もある。いずれにせよ、好調であることはいいことで
今後ゾイドワイルド自体の人気も、このソフトの売れ行きがきっかけの一つになって上がっていけばいいなと思う。