5月26日に、ニンテンドースイッチには初となるカプコンタイトルである
ウルトラストリートファイター2が発売された。
現在、5まで出ているストリートファイターシリーズの
定番格ゲーとしての地位を確立させたのが、1991年に
アーケードで稼働したストリートファイター2であった。
1対1の対戦を主流とする、これまでにない対戦ゲームは
全国のゲーセンでブームを巻き起こし、1992年にはSFCに移植されたものが
世界で630万本売り上げるなど、怪物IPとして一躍世間に名を轟かせることになった。
そのスト2シリーズは、アッパーVerが多数作られたが、アーケードで最新作となったのが
1994年に稼働を開始した、スーパーストリートファイター2Xである。
スーパーコンボという、ゲージ型の強力な必殺技を出せるようにしたシステムは
後のカプコン格闘ゲームの、様々なゲージシステムの礎となり、他の格闘ゲームでも
このシステムを取り入れるゲームが多く、如何に多数のゲームに影響を与えたかが窺い知れる。
今回、ニンテンドースイッチ版で出たのは、現在PS4で稼働している
ストリートファイター5ではなく、Xをベースに、さらなる調整とシステムを加えた
スト2の正統な続編として位置づけられている。
実は、管理人もSFCのスト2を子供の頃、ゲーム屋を探しに探して
放浪したことがあり、まさにスト2直撃世代の1人であり
今回のウルトラストリートファイター2は、購入をスイッチ発売前から決めていたものであった。
ウルトラストリートファイター2は、管理人のようなオッサン世代にクリティカルヒットしているようである。
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ヨドバシ、GEOなどで売り切れ報告も。懐かしさに購入するユーザーも続出か?
つい先日発売したばかりということで、まだウルトラストリートファイター2の正確な
売上はわかっては居ない。しかし、ソフトの性質上そんなに出荷を多くするタイトルではないとは思う。
それでも、全国のゲームショップなどでは売り切れが結構出ているようだ。
大型掲示板などで、そのような報告が次々と入っているようだ。
全国的に量販店を展開する、ヨドバシの通販サイトでの在庫状況を見ると
この記事を更新している時点で、全ての店舗で在庫が無くお取り寄せ状態になっている。
出典:カプコン CAPCOM ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ の店舗在庫より(5/29 22時時点)
ヨドバシがどれくらいの数量を仕入れたかは不明だが、これはかなり好調ではないだろうか。
管理人は地元のビックカメラで買ったが、カウンター内にあった在庫は20本ぐらいは合ったように見えたので
出荷もそれなりにされているのではとは思われる。
今回のウルトラストリートファイター2のターゲットは、若年層というよりは
管理人のような子供時代にスト2にハマっていたような、中年層になると思われる。
ニンテンドースイッチのソフトラインナップのCMでも、その層を意識したと
思われるような映像の編集がされていた。
居酒屋のようなところで、サラリーマン二人がプレイしている場面を映しているが
まさにこの層に直撃のタイトルなのだろうと個人的にも思う。
そのうち、レビューも書く予定だが、このウルトラストリートファイター2は
なかなかの出来に仕上がっている。往年の格ゲーマーにはオススメ出来るタイトルであるのは間違いない。
ちなみに、シリーズ最新作のスト5はだいぶ勢いが落ちていて
現時点で、国内の売上は8万本程度であるとのこと。
さすがに、これを抜くことは…ないよな…?