その昔、CSゲームやPCゲームのクリエイターとしてやや玄人向けの

ゲームを多くリリースしていた飯島多起哉氏。(旧名・飯島健男)


おそらく代表作は、SFCのパンドラボックス時代に作ったサウンドノベルゲームである

学校であった怖い話や、GBやSFCなどで

展開されたONIシリーズが挙げられる。



その他にももう少しオールドユーザーであればBURAIなども有名だろうか。

家庭用で王道とは少し違う、ゲームを多く制作していて、評価の高いソフトも多い

クリエイターであったが、PS2で発売した四八(仮)がとんでもないクソゲーとして

評価されてしまい、その後飯島氏はしばらく、同人界隈での活動に勤しむこととなる。


その同人界隈で活動していた、飯島氏が久々に家庭用ゲームの復帰の場として

選んだのがスイッチである。とはいっても、かつてケータイアプリとして配信された

送り犬というノベルゲームを移植ということではあったが。


【続々復帰!】飯島多紀哉氏がシナリオを手がけた「送り犬」がニンテンドースイッチで発売決定へ!


移植とはいえ、飯島氏にとっては本当に久しぶりのCSハードでのゲームリリース。

DL専売ソフトで、値段もお手頃価格となっていた『送り犬』であったが

飯島氏としては、どこまで売れるか未知数だったようで、とりあえず5000本売れれば

スイッチに再度新作を考えると言ったことを、自身のブログで発言していた。

で、switch版『送り犬』が5000本売れたら
次の作品を作ろうねという話になった。
さすがに新作を作るとなると資金もかかるので
今回の『送り犬』のようにはいかないだろうね。
ちなみに『アパシー』シリーズをコンシューマで展開する場合、
うちの絵師さんたちはすべてキャラデザから描き起こしたいと言っているので
これも時間はかかってしまう。
色々と検討しないとね。

正直何本売れたら、次の作品を作る…ということをおおっぴらに公言するのは

個人的には好きではないのだが、とにかく送り犬の売れ行きが良ければ

飯島氏の新作が出来る可能性があるということで、自分もその新作を期待するのを半分

そして、純粋にゲームをやりたいということでDLしたタイトルである(見事に積んでしまっているが←


その送り犬、上記の記事でも好調的なことを飯島氏がほのめかしていたわけだが

最終的に、飯島氏も予想もしないほどの大きな売上を残したようだ!


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『送り犬』の売れ行きは良い意味で想定外の結果に!今年発売した同人3作品の売上をすべて足してもその足元にも及ばないほど売れたと飯島氏が発言!そしてスイッチオリジナルのゲーム2作に着手とも!

5000本売れたら次の作品…そう語っていた飯島氏だが送り犬の最終的な売上は

飯島氏の予想を遥かに上回ったセールスを叩き出したようだ。そしてその結果から

スイッチに対して、2タイトル新作に着手するという嬉しいお知らせも告知された!

で、switch版『送り犬』ですが、これが売れております。
ナナコロが今年出したアパシー三作品の売上本数を合計しても足元にも及ばない。
マジで売上本数の桁が違う。
正直、世の中を疑いましたよ、本当に。
さらに、かなり高評価をいただいております。
元は十年前に出した同人ゲームなのですが、さすがコンシューマ。
なめちゃいけませんね。感動しました。

というわけで突然ですが
switch版ゲームのオリジナル新作に着手しました。
しかも2タイトル。

中略

だから、何としてでも作品を完結させるために
switchでゲーム作ります。
じゃ、『学校であった怖い話』をswitchで出すのかと言われると違います。
あれはあれで、別にいろいろと考えているのでまだ進めません。
別タイトルになります。

一本は和風ファンタジーで、もう一本は西洋ファンタジーです。
詳細は述べません。
タイトルだって、言えるわけがない。
もしこれ読みながら小躍りしてる人がいても、絶対にタイトルは言いませんからね。
正直、僕がコンシューマでオリジナルの新作を出すということは、
『学校であった怖い話』のファン以外の方のほうが喜ばれるかもしれません。
でもね、しかるべき時が来るまでは何も言えないですから。
メールで質問してきても、返事は出しませんからご了承ください。

というわけで、直接的な本数が書かれてはいないものの、飯島氏が驚くほどに

送り犬は売れたということが伝わる文章になっている。

色々書いてはいるが、要はスイッチでの売上は飯島氏にゲームづくりの新たな

活力を与えたということは間違いないだろう。最終的に目標の倍ぐらい…すなわち1万ぐらいは売り上げているのかもしれない。


そして気になるのは、やはりスイッチで着手し始めたという2タイトル。

一つが西洋ファンタジー、そしてもう一つが和風ファンタジーとある。おや…これは…。

もちろん、例のシリーズ物かそれとも全く新規のものかは今の時点ではわからないが

この匂わせ方は、やはりそれらのタイトルの新作では?という期待を抱かせるには十分ではないだろうか。

今後時間はかかるだろうが、そのうち新作の発表として飯島氏からその2タイトルのタイトルが公表されることを楽しみに待ちたいと思う。


また、送り犬は現在スイッチのe-shopにて30%引きの690円というお手頃価格で購入できるセールも行われている。

飯島氏の新作を期待する人は開発費支援ということで購入してみるのも一興ではないだろうか。


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