(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

2016年に任天堂が発売した、往年の名ハードを手のひらサイズに縮め

発売されたタイトルのうち、30タイトルの名作を予め収録したファミコンクラシックミニ。



今の時代にファミコンゲームとは、時代錯誤も甚だしいと感じられるかもしれないが

未だに往年のレトロゲーマーは多く、また若い世代でもこの手の古いゲームに魅力を感じている層は一定数いる。

その結果、本来はファンアイテムとしてある種お遊び企画で発売されたファミコンクラシックミニが

大ヒットを飛ばし、国内外で一時は品薄で全く手に入らず、プレミア価格で販売されてしまうなど

任天堂自身が一番驚く、非常に好評な結果となった。


この成功を受けて、昨年には今度はSFCミニを発売。こちらは往年の名作の他に

お蔵入りとなった幻のタイトルである、スターフォックス2が収録されるなど

ある意味新作のSFCソフトを収録するなど、ファンサービス旺盛な商品となり

こちらも国内外で爆発的に売れた商品となった。



これらのヒットに他社も刺激されたのか、今年創業40周年を迎えたSNKがネオジオミニを出したり

ちょうど昨日記事にしたが、セガがメガドライブミニを出すことをアナウンスしていたりと

最近は昔の資産を使っての、ミニハードブームが起きている。



これらのヒットを見て触発されたのか、遂にあのハードのミニバージョンが

発売されることが、公式で発表されている!


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初代発売から丸24周年にあたる、2018年12月3日に『プレイステーションクラシック』が発売決定!20タイトルを収録!

ミニブームに便乗したのか、遂にSIEがこのブームに乗ることを決意したようだ。

1994年12月3日に発売され、当時のゲーム業界を大きく変えることになった

プレイステーションのミニバージョンである

プレイステーションクラシックが、初代発売日から

丸24年経つ、今年の12月3日に発売されることが電撃的に発表されている。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は12月3日に、「プレイステーション」をコンパクトなサイズで復刻し、懐かしのソフトを内蔵した「プレイステーション クラシック」を発売すると発表しました。価格は税別9980円。

 「プレイステーション」の外見やボタン配置、コントローラー、外箱パッケージのデザインをほぼそのままに、本体は縦横で約45%、体積で約80%コンパクトに復刻。テレビなどに接続するためのHDMIケーブルと、本体の電源供給時に市販のUSB対応ACアダプターに接続するUSBケーブルが付属。専用コントローラーを2つ同梱されます。

 内蔵ソフトは「R4 RIDGE RACER TYPE 4」(バンダイナムコエンターテインメント)、「JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」(SIE)、「鉄拳3」(バンダイナムコエンターテインメント)、「ファイナルファンタジーVIIインターナショナル」(スクウェア・エニックス)、「ワイルドアームズ」(SIE)など20作となります。

見事なまでに追随商品であるが、収録タイトルによっては、近年のSIEの中で最もやる気がある商品になる気がしないでもない。

20タイトルのうち、幾つかのタイトルが紹介されているがR4やジャンピングフラッシュを選んでくるのは

なかなかに挑戦的というか、一味違う気合を感じる。ただ、ワイルドアームズなどがそうだが

過去PSが持っていた良質なIPが現在は殆ど失われている(もっとも、ワイルドアームズはソシャゲで復活する模様だが)ことも

改めて強調されるような収録タイトルになるのかもしれない。今現在、SIEで現役な継続しているIPはみんゴル、GTぐらいで

それ以外の人気があったタイトルの殆どが、今は死んでいる状況となっている。

今回のプレイステーションクラシックにおいては、その過去のIPの輝きを見せると同時に

今はそのIPの殆どが失われていることを改めて嘆かせる結果になるかもしれない。

このミニプレステで収録された、過去のタイトルがこれを機に復活するようなことがあれば

往年のゲーマーで喜ぶ人も多いと思うのだが、今のSIEにそれを期待するのは絶望的だと思われる。

また、さりげなく、値段も税を入れると1万を越えるため、若干高いと感じるのも事実。

果たしてこの企画はどれだけの成功を収めるか?年末商戦に発売されるので、結構売れるとは思うが…。

それにしても、メガドライブミニが延期を決めたあとでの、このタイミングでの発表…果たして偶然なのだろうか…。


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