基本的にこのブログは、ゲームニュースの記事が9割近くで
最新情報などを、毎日更新するように頑張っておりますが
時々、管理人のゲームプレイについても書くことがあるということで
久々にゲームレビューなんか書きます。
ちなみに、当ブログのゲームレビューカテゴリーの記事を見ると
最新の記事は、3月更新でした。つまり半年書いていなかったわけですね!
このブログ、ゲームブログを名乗って良いのだろうか…←
と、自虐的な導入は早々に終えると致しまして、先日まで管理人が
世界樹の迷宮Xにハマっていたのは、周知の通り。
地図を描くのはやっぱり楽しいな~とか思いつつ、ようやく先日遊び終わったので
まだまだある積みゲーを消化しなければ…!と思い、次は何に手を出すかなと
色々と考慮していると…。そういえばスパロボBXを積んでいたな…。
ということで、スパロボBXを今度はちまちまとやり始めたんですよ。
最終セーブが2015年になってましたけどね!世界よ。これが積みゲーマーだ!(マテ
でもスパロボだけだとなぁと思いつつ、他の積みゲーも同時消化しようと思いまして
先月の3DSのサマーセールで買ったゲームが幾つかあったなぁと。
その中の一つが、今回レビューを書きます不思議の国の冒険酒場なのです。
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元が600円とは思えないボリューム!ちまちまプレイするRPGが好きな人にオススメ!
先月の終わりまで、任天堂が既に発売から7年半を迎えたニンテンドー3DSのDLソフトの
大型サマーセールを行ったことは、当ブログでもその時に記事にいたしました。
【財布が死ぬw】ニンテンドー3DSで7月19日から2回に分けてサマーセールが開催へ!値引きタイトル総数は500以上!
7年半、携帯機市場を独走してきた3DSの集大成的セールということで
とんでもない数のタイトルの値引きと、ゲームによっては相当にお買い得な
値引きセールを行いました。管理人はただでさえスイッチのゲームで手一杯なので
さすがに買い漁るのは自重しようと考えておりました。
それでも、今まで発売日からずっとお世話になってきたゲーム機のセールということもあって
何も買わないのもあれだよなぁ…ということで、購入した数タイトルのうちの一つが
不思議の国の冒険酒場なのでした。
発売元はRideon。最近ではスイッチにマーセナリーズサーガとか出していたところです。
定価は600円。サマーセールで確か350円で買いました。ジャンルはRPGですね。
このゲームの主人公は、とある城下町にある酒場の娘。
自身の街に、大資本の高級レストランが出店していて、そこの悪徳オーナーに
建っている立地が良いからと、酒場を潰して自分たちの店の土地にするように
つぶしをかけられるのですが、今は亡き両親から受け継いだ酒場を潰してはなるまいと
高級レストランの嫌がらせに屈することを選ばず、国一番の酒場になれば
潰すことは出来ないと、幼馴染の提案に従って、酒場を大きくすることを決意する…。
と言ったストーリーです。とはいっても、ストーリーは割とさらっとしていて
主にゲーム部分のところに力が入っているゲームです。
このゲームの最大の特徴は、料理システムです。
料理コンテストで優勝して、国一番の酒場になるという目標から
主人公である酒場の姉妹の妹であるシーラは、得意な料理の腕前を活かして
酒場を大きくしていくわけですが、その料理をするために必要なものといえば…
そう。食材、そしてその作り方であるレシピを集める必要があるわけです。
なんとか切り盛りしている繁盛していない酒場という設定なので、食材を買い付ける余裕も最初はありません。
そこで幼馴染が持ちかけたのは、現地調達という手段。
様々な場所にある食材をとれば、仕入れ費はタダということで、モンスターと戦いながら
食材を集めるのが当面の目的となります。そして食材が溜まったらレシピや自分で試行錯誤して
様々な酒場に出すための料理を作っていきます。そのレシピの数は400以上あります。
ダンジョンに入ると、様々な食材が不思議のダンジョンシリーズのアイテム…いやそれ以上の数の
多数の食材が落ちています。一日一回、ダンジョンに潜ってモンスターと戦いながら
食材を集めたり、あるいは町や村の商店で食材を買いあさり、ある程度食材が溜まったら
料理を作りまくり、出来上がった料理を酒場で振る舞い、お金を得ていくというシステムになります。
拾ったり、モンスターを倒すことで無料で調達した食材は料理にされることによって
酒場のメニューとなり、主人公たちの大事な金策の手段となりますが、このゲームの面白いところは
自分で作った料理を食べることによって、ダンジョン探索に有利なステータスを得たり、あまつさえ
料理を食べることによって経験値を得てレベルアップすることが出来ます。
というか、普通にモンスターを倒しても得られるのは食材・アイテムのみで経験値やお金は得られません。
つまり、このゲームは料理が金策にもなり、主人公たちの強さの源ともなり、さらに酒場での売上額によって
酒場ランクが上がることによってストーリーが進んでいくので、ストーリー進行のためのキーアイテムにもなっているということ。
料理という他のRPGであれば、オマケの要素であるものが、ここまでメインに扱われているところが面白いところです。
この料理でなんでも出来てしまうところが、また却って別の制約を生みます。
材料をたくさん使ったり、手に入りにくい高級食材を利用している料理というのは
当然ながら作るのに手間がかかるので、酒場でメニューとして提供した際に
かなりの儲けを得られるようになっています。しかし、そういった料理は同時に
食べた時の経験値も非常に高いということになっているのです。材料を必死にかき集めて作った
料理を、金策のために売りに出すのか、それとも探索を楽に進めるために主人公たちで食べてしまうのか…。
この選択が非常に悩ましいと言えます。特に序盤のうちは、どちらの方針を取るか悩むことうけあいです。
結果、何度も何度も同じダンジョンに潜ることになるのですが
探索のテンポと戦闘のテンポが良いので、ストレスをあまり感じること無くサクサク進めることが出来ます。
もっとも、自分のレベルに不相応なところを攻略する時は敵の強さに苦戦させられることも多いですが。
戦闘バランスはどちらかと言うと厳し目です。ですが、どこでもセーブができるのでダンジョンに潜った場合でも
ダンジョンから瞬時に出られるアイテムさえ用意しておけば、特に問題もありません。
不満点としては、ある程度ゲームが進んでくると、そこまでで手に入れられる食材での
レベルアップが大変だったり、あるいは特定の食材があまり使えなくて持て余すということもあります。
前者は少しストレスを感じますが、後者はそこまで儲けにはなりませんが、店に売るという手もあるので
後者はそこまで大きな欠点ではないとも言えます。
現時点で管理人は11時間ほどプレイをしましたが、まだまだストーリーは先があるようで
最終的に30時間ぐらいは余裕で楽しめそうです。350円で購入して、これだけ楽しめれれば
コスパとしては驚異的に良いものになると思います。元々PSPなどで出ていたものを
3DSに出した時に幾つか改善を行っており、3DSで発売されているのが完全版とも言えるものです。
定価で購入しても600円ですし、RPGでちまちまと主人公たちを育成したり、あるいはアイテム集めに
喜びを感じるような人には、とてもおすすめできるRPGとなっていますので、興味がある方は
ぜひぜひ購入してプレイしてみてください。体験版もあるそうですので。
料理好きだからこれは面白そう。けど、3DSか・・・。
3DSの小粒なタイトルですが、よく作り込まれています。
まぁ時折無茶なレシピがありますが…w
ちなみにシナリオは初代のアトリエのシナリオの方が書いているとか。