据置と携帯機のハイブリッドハードであることから
極端なスペックを要求するゲーム以外は、おおよそ
全てのゲームと相性が良いと断言していいニンテンドースイッチ。
ハードコンセプトである「いつでもどこでも誰とでも」は、非常に強力で
NVIDIAの技術力が結集された携帯機モードは、そんじょそこらの据置タイトルと
遜色ないパワーと表現力を誇っている。まさに、ゲーマーとしては
非常に魅力的なハードであると言えよう。
現時点で、おおよそ普通のゲームはニンテンドースイッチとのマルチという
判断も多くなっているが、そのスイッチにはまだまだ弱いジャンルが少しだけある。
その数少ないジャンルの一つが乙女ゲーと呼ばれる
ジャンルのタイトルだと思われる。
ギャルゲーの反対と言った意味を持つこのジャンルは、要は一人の女主人公が
複数の男性キャラと恋愛をするタイプのゲームということで、需要は少ないものの
一定のコアなファンが存在する市場でもある。
今までは、乙女ゲーが多くリリースされていたハードは
PSP・PS Vitaであった。
いずれも、ハードの全盛期ではなく、末期頃に殆どのメーカーが
ゲームを出さなくなった後に、細々と新作を出し続けている。
一定の認知度はあるが、売上としては1万本も難しいと言ったところで
まさにニッチ中のニッチと言ったジャンルである。
乙女ゲーを作っているメーカーは殆どなく、幾つかのメーカーのほぼ独占状態となっているが
その会社の一つであるオトメイト(正確にはアイディアファクトリーの乙女ゲーブランド)が
大量のソフトを引っさげてスイッチ市場にいよいよ本格的に参入することを決めたとのこと。
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Vitaからスイッチにオトメイトが移籍宣言!
実は、一ヶ月前に乙女ゲーなどを専門に扱う雑誌が
色々と動きがあることを、今月に発表することが告知されていた。
【お知らせ】
本日4月10日発売の「電撃Girl'sStyle」5月号にて衝撃の発表!!
次号5月10日発売号ではオトメイトのヒーローたちが表紙を飾り、新作が多数発表される事になりました!そして“移籍”の真意とは? 次号のガルスタをお楽しみに!#ガルスタ #オトメイト pic.twitter.com/zr2aoLPQzm— 【公式】オトメイト (@OtomateWeb) 2018年4月10日
色々と思わせぶりなツイートであったが、そのツイートの真相が明かされることに。
今月号の電撃Girl’sStyleにて、オトメイトタイトルが『オトメイト meets Nintendo Switch』と
大々的にスイッチへの参入を表明したのである。
【オトメイト×Nintendo Switch】
本日発売の「電撃Girl'sStyle」6月号では、表紙と共に「オトメイト×Nintendo Switch」展開のより詳しい情報や書き下ろしショートストーリー、スタッフコメント、Nintendo Switchの紹介マンガなど充実の内容!! こちらも是非ご確認下さい!!#オトメイト pic.twitter.com/AlkW7i5PrI— 【公式】オトメイト (@OtomateWeb) 2018年5月10日
実はこの表紙。当初、予告されていた表紙とデザインが若干異なっている。
元々の予告表紙は、以下のような表紙であった。
プレゼント箱を持っていた後ろのキャラが、スイッチ本体を持ち
前の花束を持っていたキャラが、ジョイコンのおすそ分け状態で
プレイをしているという、なかなかにインパクトのある表紙に変わっている。
これだけのことをやれば、まさしく本気ということなのだろう。
実際に、中にも移籍宣言がされているとのことで、フラゲで有名な
例のサイトが、その内容の概要と感想を書いている。
『薄桜鬼 真改 風華伝』
『薄桜鬼 完全新作』
『Code:Realize 彩虹の花束』
『Cendrillon PalicaA』
『ニルアドミラリの天秤 色ドリ撫子』 ※メインキャラのショートストーリーが5本追加
『LoverPretend』一ジョー新作。キーワードは恋愛ごっこ、選択、努力、理想、成長、役者、現実、夢、挫折、仲間
『ビルシャナ戦姫~源平伝~』 レッドエンタテインメントとのタッグ。キャラクターデザインは羽田浩二
『私立ベルバラ学園』少女マンガベルバラが学園ものに。映像化も同時進行中
『戦刻ナイトブラッド』
『アムネシア』
『ノルン+ノネット』
『レンドフルール』これらのタイトルがSwitchで発売決定。
一気に発表しすぎ(笑)発売日未定のタイトルが多いですが仮に1ヶ月に1本でもペースは早いかも・・・。※電撃ガールズスタイル6月号の表紙では「移籍&新作」となっていますが背表紙は「移植&新作」
どちらかの誤植かと思いましたが他のページでは「移籍&新作」と記載されていてマチマチ。
上記5タイトルは各作品のキャラクターたちのトーク形式による今回の移植に関する座談会が掲載されていて
”移植”というより”移籍”という言葉がピッタリな人情味があふれる内容に。
新作タイトルはそれぞれ開発者インタビューもありボリュームのある記事になっています。
発売スケジュール表には今回発表された新作タイトルのPS4/PSVITAでの発売予定は記載されていません。
追加要素がなさそうな移植タイトル(薄桜鬼、CodeRealize、Norn9Lofn、アムネシア、レンドフルール)のタイトルには全て「for nintendo switch」がつくようです。蒼の彼方のフォーリズムもそうでしたがそのようなルールがあるのかな?
管理人は詳しくは知らないが、12タイトルのうち5本ほどは完全新作になるようだ。
更に新作タイトルは、完全独占となるようで、PS関連からは完全に離脱するようだ。
Vitaでマルチでも出さないということは、いよいよVitaも市場が終わりつつあるということなのかもしれない。
この手のタイトルは、リビングのテレビでおおっぴらにやりたくないユーザーも多そうなので
スイッチはまさに、Vitaの後継的扱いになると考えていいだろう。
スイッチに来たからといって、この手のゲームがかなり売れるとは到底思えないが
少なくとも、PSで専門に展開していくのはもはや無理と、メーカー側も判断したということだろう。
それにしても、まさか12本ものタイトルが一挙に発表されるとは予想外であった…。
ますますスイッチの市場のカオス化が進みそうである。
スイッチが一家に一台から一人に一台が現実味を帯びてきましたね。
いや。全くです。今回の移籍に伴って、スイッチに難色を示した女性ユーザーが
その後コロっと新作タイトルが出ることによって、態度を変えたというのが少し話題になってましたが
そんなユーザーも今後増えるかも。ますますスイッチの存在は盤石となりそうです。
これこそ正真正銘ハードを牽引するソフトですね。
確かに(笑)
確実に、乙女ゲー好きの女子が移行しますから。
数は少なくとも、この層はニッチなタイトルを
確実に購入してくれる層です。
これでコンシューマが潤うのはいいけど、やっぱ男は受け付けられないですね・・・
方向性大丈夫か??って感じですかね
一部のニッチなタイトルですから、問題はありませんね。
男性でも、乙女ゲーの場合はヒロインが可愛ければ買う…という人もいるかも知れませんね。
男性で少女漫画好きの人も居ますから。BLゲーだともっと敷居は高くなると思いますけどw
ちなみに、乙女ゲーやるような層は意外に貴重で、任天堂には他にも一般女性向けタイトルなども
あるので、そういったソフトが売れる確率が上がると思います。
色々なゲームが出ていても、まだ少ないのが「女の子向けゲーム」です。プリパラがこの前出ましたが、それ以外はまだといった感じです。海外ではサンリオキャラのレースゲームがWii Uから移植されたように、国内でもそれこそサンリオの「ぐでたま」のゲームとか、着せ替え系ゲームとかそういうのも欲しい所。子供も大人も今や率いているので女の子向けも多めに欲しい所です。
海外版ソフトはマリオ+ラビッツとレイマンレジェンド、そして完全にこの国じゃ出ていない「ジャストダンス」最新作を持っています。ジャストダンスはかつてのあのデバイスのようなジョイコンの使い方で、体感プレイをするゲームです。基本的にどのゲームもタブレットのみで出来るので色々便利ですよね。
あとは忘れてはいけない『すみっコ』さんがいらっしゃいますねw
電撃オンラインの累計によると、初週9000本程度だったのが
今現在7万本近くまで売れているようです。
サンリオやSan-Xなどのキャラクターものがさらに出るようになれば
いよいよDSや3DS以上のカオス市場になりますね。
まさに老若男女、全てのユーザーが楽しめるゲーム機の誕生です。
任天堂からのガールズモードなんかも出たら、更にすごいことになりそうですよね。
スイッチでの現在のブルーオーシャンは、こういったタイトルなのかもしれません。
ジャストダンスはWii版は日本でもそこそこ売れましたよね。
パーティーゲームはまだまだ隠れた需要があると思いますので
UBIの英断に期待したいですね。