先月の現地時間の19日~23日にかけて、サンフランシスコで開催された
世界中のゲーム開発者が集まる会合であるGDC(Game Developers Conference)
集まったディベロッパーの開発者たちは、それぞれ自分たちが制作したゲームの
開発秘話や、開発環境などについて発表し、ディベロッパーごとで情報を共有する目的がある。
日本でも、同じような会合は行われていて、やはりディベロッパーの参加は多数ある。
去年、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが発売前に行われた
GDCの基調講演では、任天堂の藤林Dらが登壇し、様々な視点で
ブレスオブザワイルドの開発秘話を赤裸々に語っていた。
この講演は、ゲーム開発をしない人間としても非常に興味深く
聴き応えのある講演である。任天堂は日本で昨年の9月に行われた
同様の会合でも、多数のノウハウを惜しみなく公開していた。
【開発ノウハウすごすぎ】CEDECでゼルダの伝説が2部門で最優秀賞を受賞!任天堂関係者の講演がためになりすぎと話題に!
今年のGDCでも、スプラトゥーンの野上氏、ARMSの矢吹氏がそれぞれ登壇し
開発秘話について語ったことが明らかになっているが、その映像の一部を
海外の任天堂関連のニュースを報じているメディアがYoutubeにアップしている!
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スプラトゥーン・ARMSのそれぞれの貴重なプロトタイプ動画が公開!
GDCに登壇した、野上氏と矢吹氏。
それぞれ、スプラトゥーン2とARMSのディレクターということで
ニンテンドースイッチの初期の勢いを持続するのに貢献した
タイトルに関わっているディレクターたちである。
彼らが基調講演をそれぞれ行ったことは、日本でも報じられていることだが
その会場で公開した、それぞれのゲームの貴重なプロトタイプ映像を
海外のゲームニュースサイト、Nintendo Everytingの公式Youtubeアカウントがアップしてくれている!
これらの中で、スプラトゥーンのプロトタイプは
スプラトゥーンが出た時に更新された、任天堂のお馴染みの企画
社長が訊く内で触れられていたので
豆腐についてはご存知のかたも多いと思うが、改めてそのプロトタイプの
動いている映像を見ると、新鮮に感じる。
そしてARMSのプロトタイプは、初めて見たが、試作段階で基本的な
ゲームルールは出来上がっており、その後に煮詰めていったということがわかる。
2VS2などのアイディアもプロトタイプからあり、任天堂のゲームの作り方の
一片が垣間見えるプロトタイプと言えそうだ。これらの映像は実に興味深い。
これらの貴重な映像をアップしてくれた、Nintendo Everytingには感謝である。
塗ったエリアに沈んでいく豆腐がシュール過ぎて…w
見た目自体はもう完全にシンプルな形になってるんですけどすでにゲームデザインとしての楽しさが見えてくるのは凄いですよね。任天堂はまずもってゲームとしての楽しさを重点的において開発しているというのはいろんなゲームで語られてるんですけどこういったプロトタイプの映像を見せられると改めて納得できますねー。
しかしまあ、イカ研究員さんも矢吹氏もキャラが濃いなあ…w
ダメージを受けると豆腐が小さくなっていくのがシュールですねw
まずはゲームのデザインから作り、その後からキャラなどを乗せていく任天堂のスタイルとは言え
このプロトタイプはなかなかにインパクトが強いですねw
任天堂の作り方の真髄をこの2つの映像から知ることが出来ますね。
確かにイカ研究員氏も矢吹氏も見た目もキャラも濃い!
任天堂はこういった人々が多くいるんでしょうねぇ。