(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
ニンテンドースイッチのロンチタイトルに、VOEZを
DL専用ソフトとしてリリース。4月には500円というお手軽価格で、2Dゼルダライクの
2D見下ろし型アクションゲームカミコをリリース。
いずれもが、かなりのヒットを飛ばし、スイッチで大きく知名度を上げることになった
管理人も注目しているパブリッシャーのフライハイワークス。
元々は、3DSをメインに、国内外のインディーズが制作したソフトを
パブリッシャーとして発売したり、ローカライズを地道に行ってきた会社で
パブリシングするソフトは、社長である黄氏が実際にやってみて
面白いと思ったソフトを目利きして、ローカライズを決めているというユニークな会社です。
数々のゲームに触れてきた黄社長の目利きには定評があり
フライハイワークスが持ってくるタイトルは、佳作・良作率が非常に高く
特にスイッチになってからは、毎月のようにゲームをリリース。
そして、昨年の11月・12月には週刊フライハイワークスとでもいうべき
毎週ソフトをリリースするなど、とんでもない貢献をスイッチ市場で果たしています。
その仕事ぶりは、任天堂にも認められており、任天堂の公式ページで
一時フライハイワークス特集が組まれるなど、国内のスイッチの普及に
一役買ったパブリッシャーであることは、もはや誰も疑いようのない事実でしょう。
そのフライハイワークスの黄社長が、Unityのロングインタビューに答えています。
実に興味深い内容であるので、インタビューをシェアしたいと思います。
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フライハイワークスの黄社長に聞いた、前後編の2回にわけたインタビューの前編がUnityに掲載される。
フライハイワークスの黄社長は、自身が前面に立って、ニコ生の番組とか
あるいはフライハイエクスプレスという、ニンテンドーダイレクトを
リスペクトしたネット配信で、積極的にゲームリリース情報を公開しています。
なので、フライハイワークスを追っている人は、黄社長の人となりについて
なんとなく、理解している人が多いと思うのですが、今回のUnityのインタビューは
そんなフライハイワークス好きには、非常に興味深い内容となっています。
前編となっていますが、結構ボリュームのある記事です。
インタビュー自体が長いので、一部を引用することはしません。
是非リンク先で記事を読んでいただきたいのですが
実際にローカライズする時の交渉の仕方とか、クリエイターに対する考え方とか
実はかなりのオファーが来ていて、お断りしている数の方がリリースしているタイトルより多いだとか
普段見ることの出来ない裏話に結構がっつりと触れています。
これを見て改めて思うのは、黄社長のゲームに対する情熱の深さがすごいということ。
特に印象的なのは、値段の決め方で、そのゲームの内容を勘案して
クリエイターにフライハイワークスから、適正と思われる価格を提案して
折衝して決めているという所。これは任天堂の考え方と通じるものがあって
要は、クリエイターが手塩にかけたタイトルを過小・過大評価をせずに
あくまで内容と見合った価格をつけようとしているというところ。
提案は大体受け入れられるそうですが、たまに首を縦に振らないことがあって
その場合は、クリエイターの言い値で値段をつけているそうです。
娯楽だからこそ、できるだけ適正な価格でユーザーに提供するということで
その部分には一切の妥協が無いように見えます。この姿勢がフライハイワークスの
評価の高さにつながっているのだと考えるのは自然なことだと思います。
このインタビューを読んで、更に黄社長への好感度が上がるとともに
今後も、フライハイワークスが選んでくるタイトルを期待したいと個人的に思います。
黄社長の持つゲームの情熱が、今の日本の大手サードには殆ど見られないのが残念でもあります。
後編の更新もこれは楽しみにしたい記事ですね。
後編が公開されましたね
安易なセールはしたくないという姿勢がすばらしいと思いました
後半も読み応えがありました!黄社長の矜持というか…本当にゲームを愛していることがよく伝わってきます。
安易なセールを行わないのは、任天堂に通じるところがあり、そこがスイッチに重点的にゲームを出している理由でもあるのでしょうね。
後半含めて面白かったです
物事を俯瞰して見ることが出来て、何故そうなのかを分かりやすく説明出来るというのは、故・岩田さんもそうですが感心します
安易なセールは「元気の前借り」、投げ売りして好調とほざいてたどこぞのアホ会社に読ませたいものです
なに気になったのはここでした
>東京ゲームショウは私がちびっ子の時から憧れの舞台でしたし、~
東京ゲームショウは開始から昨年で21年・・・黄社長っていくつ???
やっぱり経営者というのは、他よりも一歩引いた大局的な目線で物事が見れないと務まらないのでしょうね。
故・岩田社長は天才的プログラマでありながら、そういった人を見てとりまとめる能力にも長けていたと思います。
というか、任天堂の社長は今の君島さんもそうでしょうし、組長もそうでしたよね。
そして、とにかくわかりやすい言葉でアウトプットするのが抜群に上手いということもありました。
今回のインタビューは表には出していませんが、PS関連で特に見られるフリプへの痛烈な批判でもあるのでしょうね。
ゲームを作ることでおまんまを食べる開発者が、自分の商品を値踏みしてどうするのかと。
自分の作品が大した事ないという自己評価なら、その後に作られるソフトも大したことが無くなってしまうということなのだと思います。
黄社長が、開発者をリスペクトするのはそういったところもあるのでしょう。
今の有名人気取りの著名クリエイターに対する、痛烈な批判になっているとも思いましたね。
黄社長ですが、以前シシララTVでインタビューに答えた時は37歳と答えていました。
http://sisilala.tv/myarticles/145
カミコが出た後のインタビューなので、少なくとも去年の4月以降の話です。
となると、現時点では37か38歳と行った所で、まだまだ若い社長さんです。
ありがとうございます!
暫く探ってみたのですが、年齢の分かるデータを見つけられませんでした
やはり三十代、お若いんですねー
長くこの業界で活躍してくれることを祈ります
これからが脂が乗ってくる年ですから、今後も黄社長の率いるフライハイワークスは色々とやってくれることでしょう。
今後も素晴らしいタイトルを目利きして、ローカライズしてほしいですよね。