ニンテンドースイッチのロンチとともに、Wii Uとの縦マルチで
発売されたゼルダの伝説ブレスオブザワイルド。
元々はWii Uだけで発売される予定だったものの、度重なるクオリティアップのために
延期が行われ、最終的に当初の発売予定から2年ほどずれ込む形となり
ファンとしては、非常にヤキモキさせられたタイトルだ。
しかし、そのファンをまたせただけはあって、高まっていたファンの相当に高い期待値すら
軽々と超えて、歴代メタスコア最高点である99点の記録を保持している
時のオカリナを超えたという評も国内外で見られた。
また、延期が行われたことによって、結果的に新ハードであるスイッチにも
マルチで出すこととなり、スイッチの携帯できる強みを最大限に活かしたタイトルともなった。
このゲームが携帯できるのかと、スイッチを体験した人を感激させるには十分であった。
世界合算では、一時スイッチの本体台数よりもブレスオブザワイルドのソフトのほうが
売れているという、驚異の装着率100%超えも達成しており
まさに十年に一度レベルの凄まじいゲームとなったのは間違いない。
世界に衝撃を与えた、ブレスオブザワイルドだが、下馬評ではGOTY…すなわち
Game of the Yearの最右翼となっている。
ただ、任天堂からもう一つ、箱庭3Dマリオの集大成スーパーマリオオデッセイが
発売され、任天堂のこの2タイトルがGOTYを争うのではないかとささやかれている。
スイッチの初年度としては、この上ないキラータイトルが2つ揃った状況で
GOTYの行方も気になるところだが、まずはブレスオブザワイルドが一歩リードとなる
名誉を得たようだ。海外の歴史あるGolden Joystick Awardsの
今年の総合ベスト…すなわちGOTYがブレスオブザワイルドに決定した!
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GOTYを始め、合計5部門でブレスオブザワイルドが制覇!まさに一人舞台!
Golden Joystick Awardsについては、まずは下のWikiの解説を参照いただきたい。
「ゴールデンジョイスティックアワード」 (Golden Joystick Awards) はその年の最高のコンピュータゲームを表彰するゲームアワード。イギリスで一般公開され、2016年現在では34年間続いており、これはアーケードアワードに続き、2番目に歴史のあるゲームアワードである。
この賞は当初は、パソコン用のゲームに限定されていたがその後、セガマスターシステム、メガドライブの様な家庭用ゲーム機が英国で成功したことでこれらも含むようになった。
2014年現在で900万以上の投票から行われる、世界最大のゲームアワードとなっている。引用元: ゴールデンジョイスティックアワード
歴史は今年で35年目となり、多数あるゲームアワードの中では歴史が2番めに古い。
イギリスで行われる、一般投票で決められるゲームアワードで、世界最大級の規模を持つ。
今年は、GOTYを始め、26の部門での賞がそれぞれ決定している。
その一覧は、以下の記事をご覧いただきたい。全て引用すると長いので
Ultimate Game of the Year…すなわち、今年最高のソフトの
ノミネート作品を引用する。
歴史的ビデオゲームアワード「Golden Joystick Awards」の2017年受賞作品が決定しました。以下受賞作品リストです(青色が受賞作品)。
中略
◆Ultimate Game of the Year
・Assassin’s Creed Origins
・Destiny 2
・Dishonored 2
・Horizon: Zero Dawn
・Monument Valley 2
・ペルソナ5
・PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
・バイオハザード7 レジデント イービル
・スーパーマリオ オデッセイ
・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
・What Remains of Edith Finch(フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと)※注 太字は管理人。受賞タイトルはもちろんゼルダ。
引用元: GOTYは『ゼルダの伝説 BotW』に決定!「2017 Golden Joystick Awards」受賞作品リスト
海外で行われるので、必然的に洋ゲーのタイトルが多いが
今年は任天堂に限らず、和ゲーも様々な部門で多くエントリーがあった。
ゼルダの伝説は、その他ベストオーディオ部門・ゲームスタジオ部門・そして特別賞といった
4部門で、見事にアワードに輝いている。任天堂タイトル限定の部門でも一応とっているので
それも含めれば5部門での受賞となる。もちろん、これは最多受賞である。
スーパーマリオオデッセイも多く同時にエントリーされている部門もあり、それらの部門でも
全てブレスオブザワイルドが賞を勝ち取っている。
今回の受賞について、青沼英二氏も喜びを隠せないようだ。
やはり、スーパーマリオオデッセイをライバル視していたのは間違いなかったようだ。青沼氏の安堵が伝わってくるようだ(笑)
余談ではあるが、青沼氏は去年のGolden Joystick Awardsで特別功労賞を受賞している。(2015年は故・岩田聡)
それにしても、本来PSが強いイギリスで満場一致でブレスオブザワイルドが支持されたことは
ただのスイッチユーザーにしか過ぎない、自分もなんだか嬉しくなってくる。
本当にゼルダが受賞することが出来て良かったと思う。
GOTYは、世界の様々なアワードでの結果が最終的に決定するための材料となる。
毎年の世界各国のGOTY一覧を集めているブログが海外にあり、今年もぼちぼち更新され始めているのだが…。
まだ出ているものは少ないとは言え、この状況は流石に圧巻である。
日本のゲームアワードでも既にブレスオブザワイルドが獲得しているわけで
今後、このサイトにブレスオブザワイルドの表記がどんどん増えていくのではなかろうか。
つくづく、GOTY級のタイトルが任天堂から2本出た2017年という年は
スイッチのロンチとして、最高の年になっていることは間違いない。
リリース時期の遅かったマリオデは若干不利ですかね
まだ味わい尽くしてない人も多いでしょうし(私は昨日やっと「クリア」しました(展開熱い!)のでまだまだこれからです)
でもまあ仮に時期が逆でもゼルダの方が多かったかもしれませんね
それくらい今回のゼルダは衝撃的でした
エキスパンションの第2弾も楽しみです
発売してまだ1ヶ月も経っていないからですね。
任天堂としては、あくまでスイッチ普及のためのロードマップどおりに
ゲームをリリースして、スイッチにはずみをつけることが最大の目的でしょうから
しょうがないのですが、やはりもったいないと思うところはありますね。
青沼氏がマリオが出てヒヤヒヤしたというところが、なんというか開発スタッフとしても
最大のライバルがマリオという認識だったのでしょうね。それほどまでに自信があったと。
それが報われて良かったと思います。エキスパンションパスはまだ開発が行われているようですから
練りに練られた内容が配信されるかもしれませんね。期待したいです!