予約が受付されるとほぼ同時に、殆どの店舗・ネット通販で予約が瞬殺されてしまった
手のひらサイズのニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン。
任天堂がどれだけこの反響を予測しているかは不明だが、少なくとも初回出荷分については
既に予約が埋まっている状況になることになり、絶好調と言って差し支えない状況になっている。
現時点での予約状況を見れば、ファンアイテムで生産が少なかったことはあるとはいえ
現時点で世界で230万台ほど売り上げている、ファミコンミニを超える売り上げを
全世界で叩き出すことは、ほぼ間違いないといえ、任天堂はファミコンミニのときよりも
このミニスーファミの生産には力を入れることを明言している。
これだけ、好調なゲーム機ということになると、当然任天堂だけに
商売チャンスがあるわけではなく、他の会社…すなわち周辺機器を
出すメーカーというものも、鼻息が荒いものになってくる。
そして、日本でのゲーム周辺機器として名を知られているメーカーと言えば…
そう。HORIである。
ハードプラットフォームを問わず、様々な周辺機器を販売しており
中には、メーカー公式ライセンスを受けている商品も数多くある。
そのHORIが、過去スーパーファミコンに出していたとあるコントローラーを
今回のミニスーファミ発売にあわせて、復刻させることが決定している。
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ファイティングコマンダーが、ミニスーファミの周辺コントローラーとして大復活!
今回、HORIがミニスーファミの発売にあわせて、復刻発売するのが
1992年…SFCスト2ブームの年に発売されたファイティングコマンダーである。
当時家庭用に移植され、大ブームとなったストリートファイター2で
ゲームのボタン的に、弱中強と三段階の強さの攻撃が、ちょうどスーファミの
6ボタンに割り当てられていたが、通常のコントローラーではLRがコントローラー上部にあるため
十字キー側にあるLボタンを押すコマンド技の入力がやりにくかったり、ボタン3つ同時押しの
ザンギエフのダブルラリアットが出しにくいという難点があった。
ファイティングコマンダーは、この難点を解決すべく、LとRに当たるボタンをコントローラーの
右手親指ですべて押せるようにまとめた形になっていて、実際にやるとわかるが非常に入力しやすいものになっている。
今回のミニスーファミは、付属のコントローラーはオリジナルサイズで、スーファミに同梱されたのが
同じ仕様でついてくることが明らかにされているが、収録されているタイトルには
スーパーストリートファイター2があるので、今回はそのタイトルを見ての復刻になるのだろう。
当然、オリジナルと同じように各ボタンの24連射切り替えモードや、スタートボタン連射モード(ポーズを高速にすることによってスローモーションのようになる)機能が付けられているとのこと。
この大復活は予想できなかった! さまざまなハード用コントローラーを発売している「HORI」が、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(通称ミニスーファミ)」の発売に合わせて、連射機能付きゲームコントローラー「ファイティングコマンダー」を復刻するというのです。 それがこの「ファイティングコマンダー for ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」。 ホリコマンダーならではの「L」「R」ボタンを含めた6ボタンレイアウトは、素早い操作を求められるアクションゲームや格闘ゲームをプレイするのに適した配置。たとえば、ミニスーファミに含まれる「スーパーストリートファイターII」では、弱中強パンチ、弱中強キックをゲームセンターと同じレイアウトに並べることができるわけです。 また、それぞれのボタンは24回/秒の連射も可能。スタートボタンが連射されることでのスローモーション機能もありますよ。スローモーションは使ってる人見たことありませんけどね。 なお、今回の復刻では大きな変更点が2つあります。
1つがワイヤレスへの対応です。ケーブルの長さを気にすること無く、自由なスタイルでスーファミを楽しむことができるのです。やったね! そしてもう1つは、「L」「R」ボタンがパッド上部にも残されているであろう点。ひょっとしたらダミーかもしれませんけど、パッド上部でもボタンエリアのどちらでも「L」「R」ボタンを押せるという仕様であることが期待されます。
この「ファイティングコマンダー for ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は2017年10月発売予定で、本体価格は税込み2,678円です。
当時、家庭用ゲームがまだ熱かった頃の周辺機器ということもあって
懐かしさで、思わず購入してしまう…という人も居そうだ。
もちろん格ゲー以外で使っても何ら問題は無いわけで、なかなか刺さる人には刺さる商品となりそうだ。