ここのところ、ニンテンドースイッチの好調、ミニスーパーファミコンの予約好調など
多数の大きなニュースが連日話題になっている任天堂。
今年は任天堂イヤーといえるぐらいに、絶好調が続いていて
昨年から継続するポケモンGO人気などもあって、任天堂の株価は
ここのところうなぎ登りである。
全盛期のWii・DS時代の異次元の株価には流石に及ばないものの
一時期最安値で7千円台になっていた株価がどんどん回復している。
株価は水物ではあるとはいえ、やはり企業の業績の好不調を測る基準にはなりうる。
その任天堂の株価が、4万円台を9年ぶりに超えたと株式市場でも話題になっている。
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スイッチの好調さを好感!9年ぶりの4万円台を回復し、今後の見通しも明るいとの評価!
今日の株の売買において、任天堂株は開場から好調な推移を見せ
最終的に、前日から2700円値上がりの40950円で本日の取引を終えている。
任天堂(7974)が商いを伴って大幅続伸し、2008年10月以来およそ9年ぶりに4万円台を回復。午後1時18分時点では前週末比2240円(5.9%)高の4万0490円で推移し、売買代金は1800億円を超えて東証全市場で断トツの商いとなっている。為替の円安進行や全般相場の上昇という追い風に加え、クレディ・スイス証券が15日付で当社株に対する投資判断を従来の「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に格上げし、目標株価を4万円から5万5000円へ引き上げたことが手掛かり材料になった面もある。
同証券はレポートにおいて「Nintendo Switchの予想を従来の据え置き型に近い販売推移から、携帯型に近い販売推移に修正した」とし、同製品の販売ピーク年度を19年3月期から20年3~21年3月期に変更。ピーク販売台数を1500万台から3100万台に引き上げた。2022年3月期までの販売台数予想も7000万台から1億3000万台へ修正している。そのうえで19年3月期の1株利益を1536円、20年3月期の同利益を2683円、21年3月期を同2978円などと予想している。
というわけで、今年に入ってから最高値となる41020円を一時付け、最終的に40950円で落ち着いた。
別の記事になるが、本日の株式市場では売買額もトップになったとのこと。
コレは当然ながら、今年の年初来最高値となっており、今年の年初来最安値が22000円ほどだったので
その時から比べると、2倍近く任天堂株は価値を上げたことになる。
昨年のポケモンGOが大ブームになった時に、一度株価が暴騰し、凄まじいことになったが
その後はしばらく落ち着いてはいた。株の世界ではよくあることではある。
そして、ポケGOの後に今度はスイッチの好材料が出てきたということで
今回、更に投資家の関心を買ったということになる。
記事にもあるが、世界的に大きな証券会社であるクレディ・スイス証券が
まだまだ伸びしろがあると評価したことによって、更に株価は上がりそうだ。
今回の評価については、ニンテンドースイッチのみが言及されており
ミニスーファミが織り込まれていないので、クレディ・スイスの予想は的中する可能性もある。
株価だけですべてが測れるわけではないが、一つの指針としては大きなものであるので
今後も任天堂は、更なる躍進を続けていくのではないかと思われる。