毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、ニンテンドースイッチはファミ通準拠の集計ではギリギリ3000万台に届かなかった状況であったが
任天堂のシリーズナンバリングとしては、実に10年ぶりの新作であった、ピクミン4がトップを取り
その売り上げは40.1万本ということで、個人的には30万本程度かと予想していたものを大きく上回ってきた。
また5週累計のFF16の販売数より、少しだけ売り上げが大きくなり、PS5今年最大の注目タイトルだった
FF16を1週で抜いてしまったという状況まで起こっていた。
任天堂タイトルはジワ売れするので、間違いなくこれからピクミン4とFF16の差は一方的に開いていくだけだろう。
スイッチの夏休みの入り口としては、最大のスタートとなったピクミン4のヒットは
これからの推移が楽しみであるが、それと同時に消化率がどうだったか。
また、他のタイトルのランクインや消化率など見出しのあとから見ていくことにする。
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【ファミ通】2023年7月17日~2023年7月23日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年7月17日~2023年7月23日
まずは恒例の消化率。ピクミン4は60~80%であるので、かなりの強気の出荷をしていたということがわかる。
当然ながら、来週以降も売り上げがある程度伸び続けるのは間違いないので、品切れも抑えつつ
小売も定価でさばけるほどの出荷であったのだろうと予測される。
信長の野望のほうも、それぞれ60~80%ということでこちらも消化率としては良好であろう。
新作他のランクインは、アイディアファクトリーの恒例の乙女ゲーとなっている
ワンド オブ フォーチュン R2 ~時空に沈む黙示録~ for Nintendo Switchが
26位にランクインしており、消化率はこちらも60~80%。相変わらず乙女ゲーのコントロールは素晴らしい状況である。
他のソフトはいつものソフト群がランクインしているが、二週目のマリーのアトリエリメイクは
スイッチ版のみがランクインし、PS版はランク圏外。消化率はスイッチ版は無事捌けたようで
優秀なのに対して、先週の結果からPS版のほうは余っているのだろうと思われる。
そろそろ、PSとマルチで出すこと自体がリスクになっているように感じられる売り上げになっている。
昨日のファミ通では、国内400万台が見えてきていることに触れていたが
ソフトがそれに比例して売れない限り、ますますPSの存在感は日本国内から薄まっていく。