1997年のbeatmaniaから始まった
コナミの音ゲーブランドであるBEMANIシリーズ。
DJを疑似体験できるという名目でアーケードで稼働したbeatmaniaは
瞬く間にブームとなり、当時のゲーセンで大きな注目を集めた。
その後、BEMANIシリーズは、基本多人数でのパーティプレイを前提とした
ポップンミュージックや足を使ってダンスを踊る
Dance Dance Revolutionなどが大ヒットを飛ばし
音ゲーというジャンルを定着させた。
そして、現在はbeatmaniaシリーズにおいてはIIDXというbeatmaniaに2つの鍵盤を足した
シリーズ2作目が1999年に稼働し、それから18年経った今、このIIDXがbeatmaniaシリーズではメインの筐体となっている。
出典:Wikiのbeatmania IIDXより
そのbeatmania IIDXは現在24作目(正確には25作目)まで出ている。
新作は現在では、だいたい1年程度稼働するのが平均的となっているが
ユーザーとしては、次回作というのも新作が稼働してからしばらくすると気になってくる。
beatmania IIDXは新作が発表されると、アーケードタイトルにはよくあるロケテストを行う。
大体関東圏の大きなゲーセンで、ロケテストを行い、ユーザーの反応を見るのだが
どうやら、その新作のロケテで殺害予告を行ったバカが居たようで、ロケテスト自体が
中止になってしまう事件が起こってしまっている。
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ユーザーからは悪名高い、とあるサイトの管理人に対しての殺害予告で警察まで動く事態に…。
目を悪くしてしまったので、最近やっていないが、管理人は元々beatmania IIDXの
割とヘビーなユーザーだった。属性としてはスコアラーで、分かる人にだけわかる表現をすると
いわゆるオッスマン!である。
俗に言う、理論値なども何曲かで出したこともあるが
今は、完全にチュウニズムに移行してしまっている←
と、個人的な話はどうでもいいとして←
今回は、beatmania IIDX25 CANON BALLERSというタイトルが最新作となることが公表されている。
出典:beatmaniaIIDX CANNON BALLERS公式サイトより
というわけで、昨日と今日の二日間に渡って行われるはずだった
最新作のロケテストが、殺害予告があり中止となってしまったことが報じられている。
音楽ゲーム「beatmania IIDX」公式Twitterアカウントは8月5日、同日より予定していたシリーズ最新作のロケテストを急きょ中止すると発表しました。来訪者の安全を害することを示唆する書き込みが確認されたためとのこと。公式サイトでも同様の告知が掲載されています。
具体的な書き込み内容については触れられていませんが、Twitter上では、8月5日未明に書き込まれたツイートが原因ではと推測する声も。当該アカウントは既に削除されていますが、「明日ロケテに○○さん来る?」「来るなら刃物とか用意しとくけど」など、特定のユーザーの名前を挙げ、何らかの犯行を示唆するような内容でした。
こうした流れを受けてか、公式Twitterでは5日13時52分にロケテストの中止を発表。「来訪者の安全確保を最優先に考え」と説明しつつも、「大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、何卒ご了承下さい」とユーザーに謝罪しました。
出典:beatmaniaIIDX CANNON BALLERS公式サイトより
あまりにも愚かすぎる…。
コナミは最善の判断をしたと思う。何かあってからでは遅いので
中止の英断を早めにしたことは良い対応である。
問題は、このツイートを行ったユーザーで、記事にもあるが既に発言とアカウントは削除されているそうだ。
今回殺害予告を受けたのは、音ゲー界隈では非常に評判が悪い、とあるサイトの個人管理人である。
確かに、叩かれるだけあって、過去行ってきたことについては良いことではなかったのだが
さすがに、殺害予告はアウト。ツイートしたアカウントは、削除逃亡を図ったようだが
こういった重大事件にもつながりかねない案件は、当然身元を抑えられるような証拠の提出を
警察も求めることだろう。削除をしたところで無駄である。
ツイッターはバカ発券機…とは良く言ったものだが
今回の件で何より被害を受けたのは、ロケテストを楽しみにしていたIIDXユーザーである。
ロケテストが殺害予告で中止になったというのは、個人的にも全く聞いたことが無いが
いつの時代も、こういった救いようのないバカは居るようである。