3月3日に発売され、未だに出荷した台数の殆どが

あっという間に捌けてしまうほどの人気商品となっているニンテンドースイッチ



発売後から、続々とリリースされるソフトの力もあって

まさに、社会現象的なブームをゲーム業界にもたらしている。

週に10万台近く出荷しても、その殆どが瞬殺されてしまう状況であり

任天堂としても、想定外の売り上げになっていることが予想される。


こうなると、一刻も早く増産をしたいところであるが

任天堂はファブレス企業のため、自分の意志で生産をコントロールすることができない。

また、他の電子機器を欲するメーカーとの部品の調達でも競争が起こっていて

未だ増産体制が整っているのかどうかは不透明なままだ。


【暗雲】ニンテンドースイッチの品薄は来年以降も継続か?その理由とは?


このニンテンドースイッチのブームを受けて、過去ゲーム業界の

先行きを占ってきたアナリストの1人であるエース経済研究所

安田秀樹氏が、今後のスイッチの販売状況の見通しを述べている。


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今年どころか、今年度いっぱいは品薄継続ではないかとの予想。

ゲーム業界の内面を注目している人にとって、何人かその筋で有名な

人物というのが、ゲーム業界にも当然居る。

今回は、エース経済研究所の安田氏の寄稿した文章から一部引用する。

安田氏は、ゲーム関係の発表の場などにも現れて、メーカー(任天堂やソニーなど)にも

公の場で、質問などを多数してきたゲーム関係ではお馴染みのアナリストの1人になっている。

 Switchに関しては,任天堂は秋から供給を増やすとしているが,第1四半期の出荷は国内52万台,全世界で197万台に留まった。また,前述の制約条件から現状の3万台前後と見られる出荷水準を3倍程度にするのがやっとであろう。現状の潜在的な国内需要は1000万台で,現時点での実売は120万台を超えたところであるため,とても品薄を解消できる状況にはならないだろう。エース経済研究所では,部品の需給状況などを勘案したうえで,2017年度のSwitch販売台数予想を会社側計画の1.6倍,1600万台としている。これは,PS4の2年度めの売上台数1480万台を上回る水準である。据え置きゲーム機としては,十分な生産量になるといえるが,おそらくこれでも今年度一杯は品薄の状況を解消できないだろう。
 これまでの通説では大型タイトルこそが,ハード販売を決めるとされていたため,ソフトウェアラインナップ数が潤沢とは言えないSwitchは失速すると予想されるところだ。しかし,エース経済研究所では,「形」仮説から見て販売好調が今後18か月程度は続くと想定している。

結論の部分を引用したが、この記事ではニンテンドースイッチの増産が難しいことの

その理由などを詳しく述べている。その理由は、上記に貼ったリンクの記事で

当ブログでも一度記事にしているので、あえて引用としては貼っていない。


エース経済研究所の予測精度については、そこまで当たるというものではないと

個人的に認識している。ただ、今までゲーム業界を長く見ているアナリストさえも

予測できなかったレベルのもので、これこそがブームと呼ばれる現象であるということなのだろう。

今年度一杯は品薄、そして18ヶ月(1年半)は好調を維持する予想という結論を出した

エース経済研究所。この予測が当たるかどうかは不明だが、個人的にはこの分析・予測については

それに近い状況が起きるのでは無いかと、個人的にも感じている。

とにかく、ここ数年では見ることが出来なかったような社会現象となっているので

ニンテンドースイッチが、今後どこまで販売を伸ばしていくのが注目である。


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