【タイトー LDゲームコレクション】
12月14日 発売予定
限定版予約期間:7月11日0時〜7月12日23時59分
価格: 通常版 / 9,680円
特装版 / 19,580円タイトーは、Nintendo Switch用ソフト「タイトー LDゲームコレクション」を12月14日に発売する。限定版の予約受付期間は7月11日0時から7月12日23時59分まで。価格は通常版が9,680円、特装版が19,580円。
本作は、1980年代に発表されたタイトーのLD(レーザーディスク)ゲーム「タイムギャル」、「忍者ハヤテ」、「宇宙戦艦ヤマト」をそれぞれHDリマスター化し、1つのパッケージにまとめたタイトル。「宇宙戦艦ヤマト」についてはこれが初のコンシューマーゲーム移植となる。ゲームに加え、資料集や映像ディスクなどが付属する特装版も同時に発売される。
平成中盤からぐらいの生まれの人には、おそらくピンとこないであろう
タイトーのLDゲームコレクションがスイッチでまさかの発売だそうです!
LDはレーザーディスクのこと。DVDの超でっかいの…とでも思ってくれると理解しやすいかも。
(左がLDことレーザーディスク)
そういや東北生まれ歌手であるこの方の代表曲にも、このレーザーディスクが歌われておりました。
このLDを使った、一本のアニメにプレイヤーが介入できるゲームがLDゲームというものです。
ゲーム内アニメに介入できるゲームですと、PSのやるドラシリーズなんかも思い浮かびますが
このLDゲームはもっと刹那的で、要はQTE(Quick Time Event)ということになります。
画面の中のアニメの主人公に様々な分岐が訪れるので、その度にいくつか出てくる選択肢をレバーとボタンで選び
正解であれば、どんどん話が進んでいくというものです。
間違った選択であったり、選択に時間がかかると、その場でゲームオーバーというもので
実はかなりの覚えゲー・死にゲーであったりすることでも有名です。
実はゲーム性としてはかなり低いゲームなのですが、今回復刻されるタイトルのうち
タイムギャルについては、主人公の可愛らしさと、その失敗したときのやられシーンが
かなりコミカルに描かれており、LDゲームと言えば、このタイムギャルを思い出す人が一番多いのではないでしょうか。
今回初移植…かと思いきや、実は古くはセガサターンにてこのLDゲームを移植したタイムギャル&忍者ハヤテが出ています。
ただ、ご覧の通りかなりのプレミア作品となっており、今では入手困難と言ってよかったでしょう。
あと、他の機種にも移植はされていたような記憶がありますが、ちょっとうろ覚えです。
また、今回のラインナップに加わった宇宙戦艦ヤマトはおそらく初移植になるかと思います。
3作品で、微妙に値段が高いのは、ヤマトの権利料が関わっているのではないかと思われます。
そして、一番気になるのは最近のタイトーではもはや恒例となったプライムデー商法が今回も行われるということ。
Amazonプライムデーは11日・12日と開催されますが、相変わらずの限定商法好きだなと。
今回の目玉は、宇宙戦艦ヤマトのアーケードゲームエディションの付属ということですが
これは後日有料販売される可能性(あくまで可能性)があるとのことらしく、嫌らしいなぁ…とも思ってしまいます。
当時としては斬新なゲームでしたが、当然今からすれば古臭さを感じるのは否めないものであり
間違いなく、往年のゲーマー向けのタイトルであると言っていいでしょう。
そしてゲームジャンルの中で、LDゲームというのがあったことを後世に残す
貴重な資料的タイトルであると言ってもいいのかもしれません。