(この記事はコメントで頂いた情報を元に作成しています。情報提供ありがとうございました。)
講談社は本日(2023年4月10日),同社が刊行する青い鳥文庫の公式サイトにて,「ゲームの歴史」全3巻の販売中止を発表した。
「ゲームの歴史」は,「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のヒット作で知られる岩崎夏海氏と,ライターの稲田豊史氏による著書で,一大産業となって久しいコンピューターゲームの成り立ちを,順を追って網羅的に書いたものとして,2022年11月に刊行されている。
しかし,販売直後からその内容に対して,事実誤認や情報元が確認できない箇所が多々あることをゲーム業界関係者らが指摘しており,これを受けての販売中止となった。公式サイトの説明によると,本書は岩崎夏海氏が企画・構成・口述を行った内容を,稲田豊史氏が執筆する形式で制作されたという。その過程において,編集部による事実関係の確認が不十分だったために,このような事態になったとされている。
現在は購入者に対する返金対応も行われており,詳細は公式サイトを確認してほしい。
講談社がついに出版社公式として動きました。
内容が違っているということは、この手のタイトルはどうしても逃れらない部分となってきますが
それにしても、合っている方が少ないというレベルの誤りだらけだったゲームの歴史が
このような措置を取られるのは必然だったということでしょうね。
もはや、修正をかけると別の書籍になってしまうということからこの判断でしょうね。
作者の岩崎氏は大きく評判を落としたのは間違いないですし、返金対応にも応じる講談社としては
もはや大損害ということで、このような本を書いた岩崎・稲田両氏はもちろんのこと
関わった人は、もはや評判ガタ落ちという、悪魔のような書籍となってしまいました。
この内容にGoを出した講談社もどうなんだという思いが強いですが、返金対応もするということで
この書籍を純粋にゲームの歴史がわかると思って買った人にとっては、救いの手が差し伸べられたということでしょう。
まぁただ、この間違いだらけの書物は別の意味でレアになるのは間違いなく
コメントで教えていただいた方も書かれていましたが、転売ヤーがこの絶版となった
書籍を強かにも高額で売り抜けようという動きも見られているらしいですね?
この書籍については、転売されてもまぁ良いかなという思いもありますねw
どうせ買うのはモノ好きですし、買った人も転売目的でこの書籍買った人などは皆無でしょうから
迷惑料代わりに、彼らにはボーナスが与えられても良いのではないかと本気で思ったりします。