毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、先週の新作ソフトがほとんど無かったので
5年越しの大作、ONE PIECE ODYSSEYがマルチ合算でポケモンSVの
8週連続TOPの座を奪うかが注目されたが、結局はマルチ合算でも
2000本程度ポケモンSVには及ばずポケモンSVが9週連続TOPを維持することとなった。
ただ、ランキング的にはポケモンSVの牙城を崩せなかったとしても
小売やメーカーにとっては、大事なのは出荷に対しての消化率。
PS4とPS5の縦マルチであったONE PIECE ODYSSEYの両機種が
どれだけの消化率であったか、早速見ていきたいと思う。
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【ファミ通】2023年1月9日~2023年1月15日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年1月9日~2023年1月15日
まずは恒例の消化率。ONE PIECE ODYSSEYはPS4・PS5版ともに
80~100%消化率ということで、小売は涙を飲まずに済んだようだ。
80~100%消化率は、市場でなかなか見つけることが出来ない消化率で
人気ソフトであれば、難民が出るような消化率だがONE PIECE ODYSSEYが
品薄でどこに行っても手にはいらないと言ったような話は、個人的には目にしていない。
出荷と需要がちょうどよかったレベルもあるが、いずれにせよ、昨年映画効果で
かなり前の海賊無双4が再ランクインするなどの勢いを見せたワンピースの
完全新作がこの数字では、少し寂しく感じるのも致し方ないようにも思える。
その他のタイトルは、いつもの定番とPS5バンドルソフトといったものだが
売上の面で大きな動きがいくつかある。まず、マインクラフトがついにパッケージだけで300万本を突破。
こちらのソフトのDL版の売上は公開されていないが、パッケージ版よりもだいぶ先行して
発売されていたので、その分も含めるともうスイッチ版だけで
国内500万本ぐらいは行っている可能性はあるのではないだろうか。
また、ついに大乱闘スマッシュブラザーズの売上をマリオカート8DXが抜いている。
発売時期自体は、マリオカート8DXがずっと先だが、それにしてもスイッチでの完全新作で
シリーズ集大成と言える、スマブラSPをまくって、ジワ売れで抜き去る姿はあまりにも強大である。
マリオカート8DXが任天堂にもたらしている利益は計り知れないといったところだろう。
次に、リングフィットが気づけば333万本まで売上を伸ばしている。
国内のフィットネスタイトルというジャンルで、今まで同じく任天堂が最高売上として
記録を残しているWii Fitが353万本なので、ついに背中が見えてきているといったところ。
このままのペースで行けば、年内についに偉大なWii Fitを抜くのは確定だろうというレベルにまで到達している。
最後にドラゴンボールカカロットのスペシャルエディションは1740本で、かろうじてランクイン。
完全版的なものではあるが、消化率は緑なので、元々の出荷が少ないとは言え
こちらは寂しい数字に終わっているのはいかにもPSらしい。