毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今回は、年始で先週の更新がなかったため2週分の更新となる。
先の記事で2週分合算のTOP10と、ハードの販売台数は確認が取れているが
それぞれの週の内訳と、11位以降については判明していない。
TOP30のほうは、それぞれの週毎にランキングを公開するのが通例なので
305・306週目それぞれのランキングを見出しのあとで触れていく。
2週とも新作は出ていないので、消化率については今回は既存ソフトで
まだ80~100%までなっていないタイトルに触れていきたいと思う。
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【ファミ通】305・306週目のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年12月26日~2023年1月1日
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年1月2日~2023年1月8日
それぞれのランキングを見ながら両週入り交えて確認していく。
3・4週目になった、FFクライシスコアは3週目は全機種ランクインしているが
4週目の306週目は、PS5版がランキングから脱落。
完全にスイッチ版が、全機種の中で一番数字を出す結果となった。
PS4とPS5は縦マルチなので、その合算ではスイッチ版は全く及ばないが
PSが主戦場のFFシリーズですら、これぐらいしか差が開かないのであれば
やはりFF16がPS5時限独占というのは、どん判金ドブと言われてもしょうがないだろう。
また、スイッチのほうが長く売れる傾向がFFでも出ているということで
スイッチ版はあと1・2週ぐらいはランキングに残る粘りを見せるかもしれない。
もっとも、有力ソフトが年初からは出ないので、PS5版が返り咲く可能性も0ではないが。
305週目のほうでは、PSソフトが5本ランクインと任天堂無双の時期としては健闘している…ように見えるが
GT7の他、ホライゾン・GoWラグナロクということで、要は本体バンドルのソフトばかりといういつものアレである。
306週目のほうでは、それらのソフトのランクインが無いため、PS5本体が大きく売れたのは
305週目だったのではないかと言った推測は成り立つかと思う。特定できたからと言ってどうということはないが。
他には初期出荷が多く、初週は緑色になっていたようなソフトである
太鼓の達人や、釣りスピリッツなどはだいぶ捌けていて、メーカー・小売の思惑通りではないだろうか。
釣りスピリッツは完全に捌けているような状態ではないが、年末商戦で売上を伸ばしていたので
これも80~100%の消化率になるのは時間の問題と言えるだろう。
年末のダークホース、北斗の拳フィットボクシングもこの手のソフトとしては安定の売れ行き。
年末年始という、どうしても太りがちな時期に出るフィットネスタイトルであり
この時期に需要が伸びるのは、既に1と2の販売実績で証明済み。
また、フィットボクシング2自体もまだ、アップデートを行っている中で
趣向を変えたこのゲームを買うことで、相互作用が働くのではないかとも思われる。
イマジニアはそこまで頻繁にゲームをリリースしているわけではないが、地味にカーリングのゲームなど
戦略的にうまく売るやり方を心得ているなという印象で、日本コロムビアと並んで
地道なやり方でヒット作を生み出しているなと感じる。
星のカービィディスカバリーが、後1万6千本ほどでミリオン到達。
その後ろから凄まじい勢いでまくってきたのが、スイッチスポーツで
こちらもあと4万6千本ほどでミリオン到達となる。
この2本のソフトは、ほぼ同時期にミリオン到達という可能性が高そうだ。
いずれも到達するのは確定である。
マリラビについても、この年末商戦で安定した売上が記録されたようで
消化率も気づけば、80~100%となっていて、やはりマリオ系は強いなと思う次第である。
年末年始商戦の売れ線系タイトルが順当に数字を伸ばしているが、今年もやはりスイッチが強かった。
去年は確か最初からスイッチがパーフェクトゲームを達成していたと思うので
それに比べると、今年はまだPS善戦だろうか。(306週目は2タイトルしかないが)
今年はこれからどんな展開になるだろうか。2023年も当ブログをよろしくお願いたします。