毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のTOP10では、十三機兵防衛圏が2位となり2.7万本を売り上げた。
オリジナルがPS4で発売されたのは2019年の年末だったので
それから2年半という、相当時間が経った後発マルチであったが
スイッチでもPS4版の初週3.4万本には及ばなかったものの
一定の結果を残したのは間違いない状況となっていた。
PSソフトではWinning Post 9 2022がスイッチとのマルチでランクインして
なんとかスイッチのTOP10独占を避けたが、ついにTOP10からエルデンリングが陥落し
またスイッチの、ある意味見慣れたいつものランキングが戻ってきてもいる状況になる。
TOP30においては、まだ年度末付近に出したPSソフトがなんとか存在を見せるだろうが
スイッチの新作話題ソフトが入ってくれば、すぐに押し出される形になるのは明らかであり
まさに風前の灯火と言った状態は今後も続いていくと思われる。
ファーストタイトルも現時点で発売日確定のものが無い以上
PSがスイッチを超えることはまず不可能というのが現時点での正しい認識だろう。
まだ先週のTOP30では、ある程度PSソフトのランクインは見られるだろうが
続々とTOP30圏外に脱落していくPSソフト、先週はどこまで踏ん張れただろうか?
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【ファミ通】2022年4月11日~2022年4月17日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年4月11日~2022年4月17日
まずは恒例の新作消化率。十三機兵防衛圏は悪くない消化率。
評価は固まっているタイトルであるのと、スイッチがアドベンチャータイトルとの
親和性が抜群に良いハードであることを考えると、少なくとも初回出荷分は問題なくさばけるだろう。
Winning Post 9 2022もそれぞれの機種での消化率はメーカー・小売の予想通りといったところか。
こちらも根強い需要があるタイトルなので、どちらも余ることはなさそうだ。
フリュー新作のバトルスピリッツについてだが、スイッチ版は好調だが
27位でかろうじてTOP30ランクインのPS4版は、かなり厳しい数字。
来週には間違いなく、TOP30から陥落することを考えるとこちらは投げ売り必至か。
この手のゲームは、まずPSで出すメリットが薄いということがはっきりわかるランキングである。
PSVで発売が延期されていたものの、発売されたGTAVだが
これは日本でも一定の売上を記録できるタイトルであるが
流石に今更PS5でGTAVを新規にやりたいという人は皆無なのだろう。
消化率がとんでもないことになっているが、長く細く売る算段であるのかもしれない。
というか、VIが作っている事自体は発表されているものの、それが
いつ出るかはまだまだわからない状態となっており、GTAシリーズも
迷走しているなというのが個人的な偽らざる感情である。
他のランキングとしては、昨日のファミ通が総括で珍しく触れていたように
ブレワイがついに200万本をスイッチの通常パッケージ版だけで突破!
当然ながらこの中に含まれていないDL版、Wii U版、そしてファミ通では別集計となっている
DLC同梱版などの数字を足せば、全部で国内で300万本ほど売れていると思われる。
間違いなく今までのゼルダの歴史を大きく塗り替えた偉大なタイトル。
そして、その200万本を記録したのと同時に、発売前に各種メディアで
ブレワイに匹敵、あるいはそれを越えたと絶賛されたエルデンリングのPS4版が
国内の売上ではブレワイを下回ったのが何やら象徴的にも思える。
本当に面白いソフトと、作られた話題のソフトの違いが如実に現れたといえるのではないだろうか。
またFit Boxing 2もいつの間にやら20万本近い売上になっているのも驚き。
こちらも前作を大きく上回り、イマジニア的には絶好調であるのは間違いないだろう。
GTAVの消化率は結構前代未聞では‥‥‥(少なくとも自分は見たことはありません)
オリジナル発売から来年で10年になるのですね。 メガヒットした作品の続編はプレッシャーも大きいでしょうが、社会問題に先鋭的に切り込む伝統とエンタメの融合を、新作がどう形にしてくるのか自分は期待しています。
バトルスピリッツは両機種で7倍以上の差が付きましたか。 マルチソフトでスイッチ優位の光景は見慣れたものですが、ここまでのケースは珍しい気がします。
エルデンリングが(看過できない不具合・グレーな宣伝方法はさておき)、国産の大作として世界で売れたことはひとまず喜ばしいと思います。
ただPSハード専用でこのレベルの売上は、しばらくお預けになりそうな気配も。 FF16はPS5専用(今の所は)ですし、分割リメイク7続編もいつになるのか‥‥‥
あのGTAVが初週0~20%表記とは…と確かに驚きです。
ただ既に三世代にまたがってのゲームにもなりますから、これは順当であるとも思えます。
いい加減VIを出すべきでしょうが、今のゲーム業界でVI出して、果たしてVと同じような成功になるかといえば、疑問符がつくのもしょうがないところではあるでしょう。
しかし10年同じタイトルを続けるのは本当に次作が難しいなとも思いますね。
子供向けのアニメ系タイトルは、もはやPSで出さないほうが良いということをまざまざと感じる結果です。PS市場に子供はいないし最近はアニメ系ゲームもスイッチに全敗ですから、もう無駄なあがきかなと思ったりします。
エルデンリングは売り上げだけ見れば確かに喜ばしいのですが、どうにも忖度などが大きく働いているのは間違いないので、素直に喜べない自分がいるのは確かです。
PS5独占ソフトがエルデンのPS4版ほどの売り上げを上げるのは一体いつのことになるやら…。