毎年夏に開催されてきたゲーム関連の年次大規模カンファレンス「E3」の2022年の回は中止になった。オンラインでも開催しない。運営団体であるESA(Entertainment Software Association)は3月31日、IGNなどのメディアへの声明文でそう発表した。
E3はコロナ禍の影響で、2020年は中止、2021年はオンラインのみで開催だった。ESAは1月、2022年はリアルでは開催しないと発表していた。
ESAは声明文で、2022年に開催しない代わりに「すべてのエネルギーとリソースを来年夏のハイブリッドE3に投入する」と語った。「2023年にロサンゼルスからライブで世界中のファンにE3を提供するのが楽しみだ」。
毎年6月にアメリカのロサンゼルスで開催される、その年のアメリカ小売向けの
ゲーム見本市であるE3が、2022年度は中止になることが正式に発表されました。
コロナ禍のせいで、2020年は完全中止、昨年はオンラインでのみ開催されましたが
今年は、1月の時点でオンライン開催になるといった話が出ておりました。
しかし、ここに来て完全中止ということで、2020年と同じ轍を踏んだ状況になります。
コロナ禍が全世界で起こってから、すでに丸2年以上が経過し
日本でも大変な人数の感染者が連日報道されていて
落ち着く気配を見せないというのが現時点での状況です。
ワクチンの接種が進もうと、このような状況になっているわけで
そういった世界での感染状況などを勘案しての発表ということでしょうか。
まぁただ、E3は中止でもそれぞれの会社は独自の発表を
その時期に合わせて行うでしょうし、あまり個人的には心配はしておりません。
オンラインでの発表が当たり前になった昨今、E3のお祭り騒ぎが
確かに感じられないのは少々寂しいところがありますが、日本国内で
暮らしている限りは、現地の熱を実際に感じられるわけでもないので
ニンテンドーダイレクトに期待したいということになります。
ただE3が無いと、いつ配信されるかというのはちょっと予測がつかないのだけが
ネックになるところではありますが…まぁ任天堂なら期待を裏切らないと思っています。
次のニンテンドーダイレクトではどんな発表が行われるでしょうか。