(ブルームバーグ): ソニーグループは2013年に発売した家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」について、PS5の供給不足に対応するため今年も生産を継続することを決めたと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
情報が非公開のため、匿名を条件に語った複数の関係者によると、ソニーGは昨年末、22年もPS4の生産を続けると組み立て業者に伝えた。今年の生産台数を約100万台とすることで、PS5の供給不足を補いたい考えだ。ただし、需要に応じて計画は調整されるという。
ゲハ的な話で、スイッチ一年目に本体がなかなか手に入らなくて
品薄商法だとか煽っていた、おそらく某ハードファンの人たちがおられましたが
この結果が完全にブーメランとなっておりますな…。
半導体不足という外的要因はありますが、これはあまりにも無計画に過ぎたのではないかと。
Xbox Seriesも条件は同じで、確かに生産は厳しい状態が続いているようですが
XboxはWindowsも含めて展開を進めているので、PCのほうでもなんとか補えるのに対して
PS5においては、せいぜいソフトをSteamに出すぐらいしか抵抗がないので
もはや、PS5とXbox Seriesにおいては、日本はともかく全世界では大勢は決したのではないかなと思います。
しかしここにきて、ほぼ実質生産終了になっていたPS4を再生産しますか。
しかも約100万台ほどということで、今後の状況次第で増減はあるみたいですが
正直焼け石に水ではないかと思いますね。記事から推察するにProではなく
スリムではないかと思われますが、PS5との縦マルチソフトをPS4スリムでやるのはさすがに…。
こういうことが見こされていたので、ホライゾンとかGT7とか
縦マルチになったんじゃないかと思わず勘ぐってしまいますね。
まぁいずれにせよ、PS5ならでは!というゲームをPS5ユーザーが
体験できるのはまだしばらく先になりそうですね。
半導体不足で被害者面してるが、絶好調なSWに市場を席巻され焦り、次世代機競争でMSに先越されまいと早計にPS5を投入した完全な戦略ミス。
結果専用ソフトも用意できず、スペックでもサービスでもXSXに劣る体たらく。
そもそもが嘗てのPC事業やPS3の時にCellを成功させ、自前で半導体事業を賄えてればイニシアチブを奪えていたであろうに?
今のこの惨状は数世代に及ぶ複合的な失敗累積の必然としか思えないんだよね。
PSXを出したあたりからすでに迷走が始まっていたような気がします。
PS3がやはりケチのつきはじめで、どんどん下り坂をなだらかに下っている印象です。
そして今回のPS5で急転直下、一気に崖から落ちたように個人的には思っています。
半導体不足は、別に他のメーカーも条件が一緒なので、その中でうまく立ち回る術を見いださなければならないのに、PSに関してはそういうことをやっているところが見えないのがそもそもやる気あるのかという話ですね。
結局金に任せて、ステマ的な手法は今の時代はそぐわないですし、エルデンリングなどでメッキがボロボロと剥がれ落ちたのは、今のPSを象徴する出来事なのかなぁと漠然と思ってしまいました。