毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
いよいよ年末商戦に入る間近の11月終わりの週となっている。
海外では特に北米のブラックフライデーセールがあったわけで
やはり、海外ではすさまじい売上が今年も上がっていたようである。
日本でも最近便乗したブラックフライデーセールが当たり前のように
小売店やインターネットのサイトで行われるようになっているが
やはり、本家に比べるとまだまだその売上は低いといえるだろう。
そんな中、任天堂がこれから得意とするクリスマス商戦に入っていくわけで
日本でも子供への需要が非常に伸びるほか、前述の北米などでも
同じくクリスマス需要で任天堂ハードは買われる傾向にあるので
この一か月間で、スイッチがどれほどの売上台数を伸ばしていくかが注目される。
今年も恒例の任天堂無双が始まるが、その入り口の先週のTOP30はどうなっただろうか?
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【ファミ通】2021年11月22日~2021年11月28日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2021年11月22日~2021年11月28日
まずは恒例新作消化率。パワプロクンポケットRは消化率的には厳しい状況。
日本シリーズが終わった後の発売は、果たしてプラスだったかどうかといったところ。
ただ任天堂ハードは時間をかけて売れることは当たり前のようにあるので
これからの年末商戦でどこまで売り上げを伸ばしていくかは注目したい。
11位以下の新作を見たが、昨日の速報で触れた
PS4での2年以上の後発マルチ、牧場物語 再会のミネラルタウンは
1978本未満の売上だったようで、まさかのランク圏外。
確かに、ゲームの雰囲気などは全く以てPSの雰囲気からは一番遠い
ゲームではあるのだが、それでもPS全盛期にはPSにも展開していた
定番タイトルが、相当時間が経っての後発移植だったとはいえ
ランクインすらしないとは、想定外であった。
もはや、PSで発売して売れるソフトは限られたジャンルになるというところだろう。
その一方で、Eastwardや鹿ゲーのスイッチ版などのほうはランクインしており
もはや、PSに出すこと自体が一つのリスクというか、博打というか、そんなことを
感じさせるランキングとなっている。Eastwardのほうはちょっと消化率が厳しそうではあるが…。
2週目・3週目となったバトルフィールド2042やCoDが失速をしている状況も見て取れる。
このままいくと、あと数週でランク圏外にはじき出されるのは間違いないだろう。
とにかくソフトが売れず、この時期であっても、PSで一番売れているソフトが
11位のバトルフィールド2042で6.9千本しかないのはまずいとしか言いようがない。
さて、今年のクリスマス週には30-0の悪夢が再びPS側に訪れることがあるだろうか。