毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の結果で、スイッチは合算で国内2100万台越え。
PS5も発売から43週目にして、DE版と合算で100万台を超えるという
それぞれの節目が重なった週となった。
PS5については、PS4よりも少しだけ早く100万台を国内で突破したので
勢いはPS4よりはある…とは、ソフト売上を見る限りでは全く言えない状況にある。
PS5が発売されてから10ヶ月で一番売れたタイトルはバイオハザードビレッジで
6.7万本であるという結果が、ファミ通より発表されている。
スイッチが100万台を突破したのは発売からわずか17週目であるが、その時には
すでにハーフ売れていたマリカ8DX・ブレワイがあったりしたので、それと比べると非常に
PS5ソフトの売上の低さが際立つのは間違いないだろう。
スイッチは3月発売だが、PS5は11月発売と、年末商戦前に発売されていることも
考えると、このソフトの売上はあまりにも寂しすぎるというのが間違いない事実だろう。
PS4は100万台越えた頃には、本体同梱のナックは除外するにしても10万本以上売ったソフトが
複数あったことが確認されているので、この数値があまりにも低いことは明白である。
DL版しか購入できないDE版が16万台ほどあるとはいえ、それを勘案しても売れていないのは間違いない。
数値が伸びれば伸びるほど、その不自然な売れ行きがあからさまになっていくのだが
残念ながら日本のゲームメディアでこの不思議な売上を指摘するメディアは皆無と言っていい。
なので、こういった個人ブログが指摘してみたりするわけなのだが
まぁ、ゲームの売上を追っているような人間であれば、このことは周知の事実なので
ことさら取り上げるまでもないことであるのかもしれない。
これ以上、不自然さをああだこうだ言ってもしょうがないので、236週目の結果を確認していく。
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【ファミ通】2021年8月30日~2021年9月5日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2021年8月30日~2021年9月5日
まずは新作の動向から。デモンゲイズエクストラはスイッチ版のみが21位にランクイン。
3000本越えということで、消化率を見てもまずまず。5000本ぐらいの出荷だろうか。
PS4版はランク圏外なので、2251本未満となるが、PS4版も同等数は出荷しているのではないかと思われるので
PS4版は下手すればワゴン行きになる可能性もありそうだ。
先週1位のスイッチ版月姫は16位まで後退。おそらく品切れ分の追出荷が出来なかっただけだろう。
出荷がもう少し潤沢であったのであれば、数値はおそらくPS4版を越えたはずだが結果論ではある。
それでも4000本を超えていれば、この手のタイトルとしては上々の結果と言えよう。
発売から3週目。ついにツシマのPS5版がランキングから脱落。
PS4版のほうがやはりランキングには残ったが、今月末までには居なくなっているだろう。
プロスピ・オラ夏が順調に売上を伸ばして両タイトルともパッケージだけで20万本が見えている。
もはやこれらのタイトルすらも、PS5にとってはハードルが高い売上のタイトルとなっている。
ファーストタイトルすらこの体たらく。100万台を突破してもPS5に光明が見える気配はない。
スイッチは新型モデルが出るまでの充電期間のようなものだが、そんな時でも差が広がる一方ではどうしようもない。