昨年11月の年末商戦入り口にスイッチ独占で発売され、前作からは4年ぶり。
据置では実に11年ぶりとなった昭和の時代から続く、定番コンピューターボードゲームである
桃太郎電鉄シリーズの最新作である桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!。
かつては毎年のように新作が発売され、その度に安定した売上を残してきた30年以上続く定番タイトル。
ハドソンが元々持っていたIPであったが、ハドソンがコナミにその版権を買われる形になったあとは
さくまあきら氏とコナミの担当者との確執から、一時はシリーズが断絶するという状況にあったが
3DSで任天堂が販売するという形でまさかの復活を果たし、その前作から4年の時を経て
発売されたのが、今回の桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!となる。
既に当ブログで何度も記事にしているようで、売上は発売週から絶好調。
元々定番のパーティゲームとしての知名度が高かった他、スイッチが
デフォルトで2人プレイが出来るハードであり、またハードの特色的に
パーティーゲームが強く、更にはYoutubeなどの配信全てをコナミが
オールOKとして特別に許可を出した結果、Youtube配信者、有名Vtuber、挙げ句
有名芸能人などがこぞって配信を行った結果、全てが追い風となって
シリーズの今までの売れ方からすると異例とも言えるレベルで売れ続けている。
任天堂の有力タイトルがしばらく発売されなかったとは言え
2ヶ月半週販でトップの座を維持し続け、ファミ通の連続週販一位記録を更新するなど
国内サードでは今一番成功しているタイトルとなっている。(そろそろモンハンライズが抜くが)
今までこのブログで更新してきたように、コナミの公式発表でこのタイトルが
国内で250万本まで出荷を伸ばしたことが明らかになっているが、250万本の報告から
3ヶ月ほどで、更に売上を伸ばしてついにトリプルミリオンに出荷が乗ったことが発表されている。
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『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!』が累計出荷300万本を突破!
コナミが桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!の国内250万本出荷を
達成したことを報告していたのは2月のことであった。その時の記事に300万本も余裕で狙えるかという
個人的な意見を書いたが、やはり余裕だったようである。無事300万本の出荷を達成したことが発表されている。
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ポッポー!社長の皆さん~!
\㊗️🎊🍑🎊㊗️
『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』
累計出荷本数
✨300万本✨突破!
㊗️🎊🚂🎊㊗️本当にありがとうございます!!
これからも #桃鉄令和 を楽しんでいただけますように!何卒よろしくお願いいたします!https://t.co/XmCD6s1daf pic.twitter.com/53fYSRL5pu
— 発売中!『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』公式アカウント (@MOMOTETSU_Reiwa) May 13, 2021
これはもう素直にすごいとしか言いようが無い。そして直近の週販の記事で確認が出来るが
今年のGW期間中にお4.2万本以上の販売実績があるわけで、よほど次のタイトルをすぐにでも
発売しない限りは、まだまだ勢いは継続していくであろう売れ行きを見せている。
当然ながら、任天堂ハードが強い大型連休や年末商戦でまたしても売上が大きくなる可能性が
今後もあるということであり、この調子で行けばパッケージ販売が300万本を超える(現在は216万本ほど)
可能性も十分にありえるというレベルで売れ続けている。
スイッチ単体で国内だけの市場ではあるが、定価での販売で値引き販売も行っていないことから
コナミとしても相当な利益が上がっているのは間違いないであろう売れ方となっている。
現在のスイッチは国内に2000万台ほどの普及があり、まだまだ潜在的な需要を考えると
まだまだコナミにとって、このタイトルは打ち出の小槌的なタイトルとして捉えられていくだろう。
つくづく、その市場にあった適材適所なタイトルを作り、お金をかけて宣伝し
そして何よりゲームとして作りこんであれば、ちゃんとした結果が返ってくる可能性が
非常に高いスイッチという市場は魅力的で、またこの市場に夢を持つメーカーが更に増えて
力を入れるようになれば、当然ながらユーザーとしても嬉しい話になるという
Win-Winの関係が出来上がっているように思う。他の国内サードもこの桃鉄の成功を
参考にして、スイッチに良いゲームがこれからも多くリリースされることを期待したい。