もはや国内では間違いなく一強となっているニンテンドースイッチ市場。
1950万台以上を国内で既に売り上げており、任天堂の歴代据置ハードの
国内最高売上のファミコンの記録を抜いて、売上台数記録を後は更新するだけの状況になっている。
国内据置ハードで最大に売れたPS2の2198万台も、既に今の勢いであれば射程範囲と言っても
過言ではない状況となっていて、今任天堂の超強力ファーストタイトルとあまりにも
豊富すぎるインディーズゲーム、サードのタイトルも多くリリースされている。
結果、ファミコンやスーファミ時代の玉石混淆なカオスな市場が形成されつつあり
ゲームの新作が週に10本単位で出ることも当たり前になってきている。
任天堂のファーストタイトルが、全年齢を対象にしているところもあって
スイッチには幅広いユーザーが存在していて、往年のゲーマーが多い
30・40代のユーザーはもちろん、それ以上のユーザーや、若年層のユーザーも
任天堂の強力タイトルががっちりと掴んでおり、まさに全方位に支持されるハードとなっている。
先週の週販記事でも触れたように、今のスイッチにはライトユーザーから
コアユーザーまで楽しめるような様々な種類のソフトが発売されており
そのバラエティの豊富さには、ユーザーとしてもまさに選り取り見取りといったレベルになっている。
かつて全盛を誇ったものの、尖りすぎた結果ユーザーが少なくなって斜陽になっていたような
ジャンルもスイッチでは積極的に発売されていたりして、まさに覇権ハードといった様相を呈している。
アイディア勝負の非常に尖ったゲームの多い、インディーズゲームが今のスイッチを
支えている一つのジャンルとなっていて、このブログでもインディーズゲームの
売上についての記事を今まで何度も更新しているが、またしてもスイッチに発売された
バラエティ豊かなタイトルが、大成功を収めていることが確認されている!
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『スーパー野田ゲーPARTY』が配信2日で3万DLを突破!目標を大きく上回る好セールスを記録!
スイッチのDLタイトル販売ショップであるニンテンドーe-Shopを
主にゲームがリリースされる木曜日に覗きに行くと、面白い見た目のタイトルが
ポッとリリースされていたりすることがある。
それがまたお手頃価格で思わず購入してしまうことが度々ある管理人だが←
今回、e-Shopを見ていてひと際目を引いたタイトルで、お笑い芸人の
野田クリスタルが監修した、ミニゲーム集であるスーパー野田ゲーPARTYがあった。
管理人は最近テレビをほとんど見ないので、この野田クリスタルの存在すらほぼ知らないのだが←
M-1グランプリを制した人気お笑い芸人であるということと、自作でプログラムをするほどの
ガチのゲーム好き(それをネタにするとか)ということを調べて知った←
その野田クリスタルが作った一見シュールでアホらしいゲームをまとめたのが
このスーパー野田ゲーPARTYということになる。
価格は1000円で、吉本興業がパブリッシングをしているという、スイッチの中でも
異色な存在となったこのゲームが、大反響となったようで、当初の目標を大きく超える
わずか2日間で30000DLされたということが公式で報告されている!
【超速報✨】
「#スーパー野田ゲーPARTY 」発売記念特番 powered by ファミ通にて発表させて頂きましたが、
発売2日で目標を大きく上回る30000本ダウンロードを突破しました👏
まだGETしていない方も是非お買い求めください🙇♀️🙇♀️#野田ゲー #GWは野田ゲー三昧 https://t.co/xwYlbkbzJG— スーパー野田ゲーPARTY@好評発売中! (@nodaparty) April 30, 2021
正確に言えば、全てを野田クリスタルが手掛けているわけではなく
本業のゲーム制作者(もじぴったんを手掛けた人)との共同開発であることと
クラウドファンディングで楽曲などの提供を受けて
実は結構な人が携わったタイトルになっているとのこと!
PVを見る限りでは、かつて同じ芸能人が関わったタイトルとしてカルト的な
ゲームであったグルーヴ地獄Vあたりを個人的になんとなく思い出した。
インパクト勝負のバカゲーかと思いきや、意外にゲーム部分がプレイした人から
概ね好評で、一部のゲームが酷評的扱いにはなっているものの16あるミニゲームの
大半は意外性がありかなり楽しめる出来になっているようである。
ゲームの売上的には20000DLされれば成功となっていたらしく、その目標を
遥かに超える30000DLがわずか2日間で達成されたということになる。
もちろん、30000DLで打ち止めになるわけもなく、DLソフトであるが故に
口コミで評判が出続ければ、今後も安定して売れていくであろうポテンシャルは秘めており
最終的にとんでもないほどの大成功タイトルとなるのはほぼ確定的と言っていいだろう。
こういう意外性のあるタイトルは、おそらく他のプラットフォームでは厳しい売上になるだろう。
ユーザー層が幅広く、パーティゲー需要も多いスイッチだからこそ当たったとも思われ
またしてもこの手のゲームの成功事例がスイッチに一つ増えたということでもある。
この多種多様なゲームが集まるスイッチというプラットフォームは、まさに
CSゲームハードの集大成といっても過言ではないハードではないだろうか。
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