毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新。


昨日の速報で、ニンテンドースイッチ本体は9.4万台を売り上げたことが確認され

国内のニンテンドースイッチの売り上げは、任天堂の歴代据置ハードで最高だった

ファミコンの1935万台を抜いて、1941万台となっている。

これから上は、あとはほぼ携帯機のみで、2198万台で4位のPS2以外は

3DS・GB・そして最強のニンテンドーDSと錚々たるメンツが鎮座している。

3000万台を超えるGBやDSの記録はなかなか厳しいだろうが、据置国内最多売り上げの

PS2は今年中にまくれる可能性も十分にある勢いをスイッチは継続している。


本体が売れると同時に定番ソフトの売上が安定して出ているのがスイッチ。

もはやTOP30から陥落しそうもない幾つかのド定番ソフトと、これから

新規で発売されるソフトで、まだまだスイッチが盤石であるのは間違いないだろう。

今も任天堂の定番タイトルの他、モンハンライズや桃鉄令和などの定番タイトルが

任天堂のタイトルと同じようにランキング上位に安定してランクインしている状態が続いている。


今は4月の新生活への準備が終わって、比較的落ち着いた時期に入っている。

先週はTOP30の下限が1324本だったので、これからGWの大型連休までは

しばらくこの傾向が続くとも思われる。GWがコロナ禍によって今年も大きく

変わりそうな雰囲気があるが、4月30日には任天堂よりNewポケモンスナップも出るので

GWに出られない人が、ポケモン撮影に興じる…などという楽しまれ方もあるのかもしれない。

いずれにせよ、また局面が大きく変わってきたコロナ禍がどのように影響を及ぼすか。

これからの展望を見る上での、まずは216週目のソフトランキングから振り返ってみたい。


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【ファミ通】2021年4月12日~2021年4月18日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年4月12日~2021年4月18日


まずは恒例の新作消化率。ウイニングポストはそこまで大きな売上差はないが

スイッチ版の方の消化率が若干低い状況になっている。PS4版はほぼ消化した状況になっているので

当然ながら、出荷数はやはりスイッチ版のほうが多かったということが読み取れる。

同発マルチでは、当然ながらユーザーが多いスイッチ版のほうを出荷を多くするというメーカーの思惑が見られる。

ジャンル的にスイッチが強いジャンルとPSが強いジャンルというものはあるが

もはや普及台数が2倍以上差がついている状況であれば、こういった判断になるのも当然と言える。

スイッチ版は多少品あまりだが、この手のゲームも需要は底堅いので投げ売りになるようなことはないと思われる。


先週の下限は、先々週より更に引く1232本。落ち着いている状況が続いているが

その中でも定番は着実な売上を記録して、販売本数を伸ばしている。

新作他のランクインは、23位にTHE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCHがランクイン。

また29位にギア・クラブ アンリミテッド2 アルティメットエディションがランクインしている。

しかしいずれも、数的にはやはり寂しいところである。KOF2002は過去タイトルに

大幅な追加要素を入れて発売された、いわば完全版と言ったタイトルになるが

かつての人気格ゲーですら、この売上ということで、格ゲー全体の人気が大きく下がっていることを改めて認識せざるを得ない。

ただし消化率が悪くないところをみると、メーカー側としても認識はあるのだろうとも思われる。


めぼしい新作のランクインがないため、いつもの定番タイトルのランキングとなっているが

気づけばFit Boxing 2が前作で相当時間をかけた国内10万本が早くも見えている状況になっている。

そして相変わらずPS5のソフトランクインは無く、PS4のソフトランクインが2つあるのみ。

この代わり映えしない状況はいつまで続くだろうか?


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