毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
2021年度最初の週は、2週目のモンハンライズが27.7万本を販売し2週連続の1位を当然のように獲得。
それ以降のソフトの販売本数は数字は大きく下がっているものの、やはりスイッチソフトの
安定した売上は健在と言った週で、モンハンライズがスイッチの本体の売上を先週に引き続き牽引。
結果的にスイッチは13.5万台を売り上げ、国内のゲームハードの歴代記録で
PSの1920万台を抜いて、歴代7位まで浮上している。また6位と5位のPSPとファミコンも
その背中が目前に迫っており、スイッチが国内歴代ハード売上単独5位になるのも
もうすぐという状況にもなっている。2000万台もあっという間に到達するだろうし
次の目安である2198万台売り上げた国内据置では最高の売上を持つPS2の記録も年内に抜くのは確定といったところだろう。
新年度の始まりということで、パッケージソフトはPS4と5でスクエニが
発売したOUTRIDERSのみがPSソフトでランクインしていたが売れたのはやはりPS4版のほうであった。
PS5は国内の累計売上がようやく60万台を越えたことが昨日のファミ通で触れられていたが
まだまだ厳しい状況が続くのは間違いないだろうという苦しい先行きを感じさせる。
ソフトの売上はモンハンライズ以降は、落ち着いたランキングとなっていたのが
昨日発表の10位までの結果だったが、11位以降はどうだっただろうか？
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【ファミ通】2021年3月29日～2021年4月4日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典：ゲーム販売本数ランキング 集計期間：2021年3月29日～2021年4月4日
まずは恒例の新作消化率。OUTRIDERSは洋ゲー、CERO Zと言ったところもあってやはり出荷は少なめ。
今のPSの国内でのアイデンティティのようなゲームであるが、やはり属性的には大きく売れないことを
スクエニもよく理解しているというところだろう。この感じであればPS4版はワゴンセールは無いかもしれない。
そしてもう一つのPS5版OUTRIDERSも20位にランクイン。今年に入ってからの数少ないPS5ソフトのランクイン。
消化率を見るとPS4版とだいたい同数の出荷？こちらは来週にはTOP30陥落すると思われるので
こちらはワゴンセールの投げ売りがあり得るかもしれない。
そして先週もこの新作2本以外のPSソフトのランクインはなし。
先々週の五等分の花嫁とSDガンダムGジェネが2本だけランクインしたのと構図が全く同じ。
相変わらずソフトが売れない市場が継続しているのが今のPS市場。
一方のスイッチはいくつかの定番タイトルが下位ランキングにとっかえひっかえ顔を出しているのが印象深い。
久々に30位に太鼓の達人のスイッチバージョンがランクインしていたりで、おそらく他にも
釣りスピなどランクインはギリギリしないものの、水面下でジワジワ売れているソフトが多くあるのでは？
と感じさせる市場を形成している。本体の売れ行きとともにソフトも売れているニンテンドースイッチ。
国内での一強状態はまだまだ続くスイッチ。未だに新品のノーマルスイッチが品薄などという
情報も出ており、もはや任天堂ハードだけに限定しなくても、凄まじい売上を維持し続けているハードとなっている。
家庭用ゲームの究極系とも言えるスイッチは、任天堂の発言からiPhoneと同じような
売り方をしていくと予想されているだけに、歴代最大の売上を記録するハードになる可能性が非常に高いと言えるだろう。
