毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新。


いよいよ先週後半からハードが発売してから5年目に突入することとなったスイッチ。

普通のゲームハードであれば、大体発売から3~4年めがピークで

5年目以降は緩やかにその数字は落ちていくというのが、通常のハードの動き方だが

スイッチにおいては、先週の数字を見る限りまだまだその勢いは継続しそうな数字となっている。

コロナ禍も長引いており、まだ家庭用ゲームには追い風が吹いている状態でもないかと思う。


ソフトランキングでは相変わらずTOP10をスイッチが独占し

PS側で有力タイトルが殆ど出ていない状況であるがために、この状況が

もはや当たり前になってきているという国内市場である。

スイッチ側としては問題ないが、競合のPSとしてはかなりまずい状況であるのは間違いない。

かつて、ゲームハードの売上的にはXbox oneが日本市場でズタボロだったことを

からかうような発言もあったが、今のPS5の状況は国内市場では、かつての

Xbox oneに近いような状況にもなりつつあり、本当にキラータイトルが出ないと

今後もズルズルと本体だけが売れ続けるということだけにしかならない。

PS5のソフトはほぼランクインしていない状況であり、PS4のソフトもPS4本体の

生産がほぼ終了しているので、今後はジリ貧になっていくこととなる。

これから年度末にかけて、スイッチはまだまだ話題性のあるソフトが出るので

この現状が打破されるのはまだまだ先となりそうだが…。

スイッチの盤石ぶりはもはや言うまでもないので、前置きはこれぐらいにして

先週のTOP30の結果を早速確認していきたいと思う。


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【ファミ通】2021年3月1日~2021年3月7日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年3月1日~2021年3月7日


まずは新作のランクインだが、シェルノサージュ・アルノサージュがランクイン。

誤差の範囲とは言え面白いのが、アルノサージュのほうが若干PS4が上で

シェルノサージュはスイッチが上ということ。恐らくスイッチ版シェルノサージュの

すぐ下にPS4版アルノサージュがあるのではないかと思われるが。

流石にゲーム自体の評判が良くなかったタイトルのリマスターは、それなりの結果…

というのが改めて分かる売上ではないかとも思う。残酷ではあるが。

消化率を見るとややあまり気味。小売では投げ売りが行われるかもしれない。


他に特筆すべきところはほとんど無いが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが

発売から丸4年、210週間連続でファミ通のTOP30以内に入るという快挙を達成。

ブレスオブザワイルドは他の任天堂タイトルと違って、ロンチ後は一気に大きく売れなかったからこそ

この記録が生まれたとも言えるが、いずれにせよ、過去これだけロングランでランクインしていた

ゲームがあったのだろうかというレベルでのランクインを達成している。

海外に比べると日本ではそれなり…という評価であったゼルダの伝説シリーズも

ブレスオブザワイルドでシリーズの伝統や、そして日本での評判を大きく変えたと思う。

これからも売れ続けるのは確定で、続編が発売されるまではランクインは

今のPSが弱い状況を見ていると十分にありえるし、むしろ続編が出たらまた売れるという

可能性も非常に高いわけで、5年目に入ってもブレスオブザワイルドは、ランキング常連ソフトとして

どんどん売上を積み重ねていくことは間違いないだろう。


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