今から10年前の2011年、PSP独占ソフトとして一作目が発売された

アクションゲームであるAKIBA’S TRIP(アキバズトリップ)

開発・発売元はオクトパストラベラーも制作したアクワイアのゲームである。


タイトルの通り、東京の秋葉原を舞台として、人間VS吸血鬼と言った

闘いが繰り広げられるアクションタイトルとなっている。

実在の秋葉原にある店舗とタイアップが行われており、現実に近い

秋葉原をゲームの中で体感できる作品となっている。

後に発売された完全版的なタイトルと合わせて、およそ14万本ほど売れており

アニメ化やコミック化もされている作品。後に続編の2がVita・PS3・PS4で発売されており

新規のIPとしては一定の成功は収めたが、2以降の新作は発売されていないタイトルでもある。


このタイトルは、当時のPSの任天堂ハードとの差別化的な部分として

いわゆる美少女系のセクシャルな部分が強いタイトルとなっている。

具体的にはタイトルでAkiba’s Tripとあるので、秋葉原を旅するような意味があるが

タイトルを区切らずに読むとアキバストリップ…という捉え方も出来る

擬似的なダブルミーニングなタイトルとなっていて、実際に現れた敵に対して

攻撃を仕掛けると、脱衣させることが出来る。敵が吸血鬼という設定になっているので

敵の衣服を脱衣させ、日光を当てて敵を倒すというプロセスになっている。

このアクションはゲーム内で直接的な表現…ストリップアクションという名前が付けられている。

敵が女性の敵が多く、要は脱衣という敵を倒すために必要な要素がお色気要素ということになる。

なので、当時の任天堂の主力機だったWiiやDSで発売されることはなく

一作目はPSP独占という形になっていて、好評を受けた2が同じくPSファミリーでの

マルチで発売されたという経緯になっている。


ただ最近は、このブログでも度々話題にするようにPS界隈では独自の規制と

思われる表現規制が強まっており、海外はおろか、国内のタイトルでも

セクシャルな表現に対してあからさまにNGなどが出されていると思われる案件が

散見されており、規制強化があからさまになって以降は、かつてその手のタイトルは

確実に出なかった任天堂ハードのスイッチに、発売されるというパターンが増えている。

新作タイトルもそうだが、かつてのPSのみの展開だったタイトルのリマスターなども

スイッチがリマスター先に選ばれることは何も珍しくなくなっている。

またセクシャル表現もスイッチ版のほうがかなり際どいところまで攻めているパターンが増えており

最も露骨だったものの一つには、実家版なるネーミングがPS版の方に公式で個別につけられてしまった

オメガラビリンスライフ(PS4版はラビリンスライフというタイトル)がある。



かつての任天堂ハードでのリリースされるゲームの傾向を見る限りでは

まず信じられないような事態がこのオメガラビリンスライフで起こったわけだが

その後はPSを主戦場として美少女ゲームを多く出してきたメーカーが

スイッチにもゲームを出すようになるなど、スイッチが発売して以降は

大きな転換が起こっている国内でこの手のゲームのリリース状況であるが

AKIBA’S TRIPも発売から10年という節目において、そのリマスターと思われる

タイトルがスイッチに発売されることがほぼ確定となっていることが確認されている。


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『AKIBA’S TRIP』がスイッチとPS4で発売か?ヨドバシのサイトに商品ページが作られているのが確認される!

国内では2以降新作が出ていないAKIBA’S TRIPであるが、海外では

おととし2019年に、AKIBA’S TRIPの完全版タイトルで日本では2012年に発売された

AKIBA’S TRIP PLUSをHDリマスターしたタイトルである

AKIBA’S TRIP: Hellbound & DebriefedがXSEED Games…すなわち

海外でのマーベラスの関連会社より発売がされている。


怪作アクションADVのHDリマスター『AKIBA’S TRIP: Hellbound & Debriefed』海外発表!


このゲームの日本版は今まで出ていなかったが、発売10周年という節目において

おそらくこのゲームを日本に逆輸入したタイトルが、今年の5月にスイッチとPS4の

マルチで発売されるであろうことがほぼ確定となる証拠が発見されている。

日本の家電量販店大手で、通販にも定評があるヨドバシカメラ

AKIBA’S TRIP ファーストメモリー 限定版 10th Anniversary Editionという

商品のスイッチ版とPS4版のページを作成していることが確認されている。


出典:https://www.yodobashi.com/product/100000001005944859/

出典:https://www.yodobashi.com/product/100000001005944857/


この記事を更新している時点では、日本のゲームメディアでは

報じられていないが、海外のゲームメディアでいくつかこの件について

更新しているゲームメディアが散見される。

海外のサイトのソースもこのヨドバシのサイトが元になっている。

おそらく今日中にでも、AKIBA’S TRIPの10周年タイトルのニュースが

日本のゲームメディアでも報じられるであろうが、それにしても発売された当時

任天堂ハードではまず出ないだろうと思ったこのタイトルが、当たり前のように

スイッチに出ることに、やはりスイッチの勢いを改めて感じざるを得ない状況となっている。


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