かつて、スペースインベーダーブームの立役者となり

その後ACや家庭用ゲームで存在感を示したメーカーであるTAITO

1990年代のアーケードゲーマーであれば、ダライアスやレイシリーズのSTGタイトルや

全国にあったTAITO運営のゲームセンターなどに行ったことがある人も多いだろう。

家庭用ゲームでも全盛期は様々なハードにゲームを出しており

キャッチ・ザ・ハートのフレーズで

展開していたことを覚えている人も多いことだろう。


現在は、TAITOはスクエニに吸収されており、スクエニが100%同社の株を保有する

連結子会社として存続している状況となっている。TAITOブランド自体は生き残っており

最近では9年ぶりにTAITOのシューティングIPのダライアスをコレクションした

コズミックコレクションを発売した時に、再参入第一弾としてTAITOがパブリッシャーとして発売をしている。


しかし、現在の親会社であるスクエニがTAITOのゲームについてはパブリシングを行うこともある。

最近、かつてTAITOがアーケードで稼働させ、一時はプチブームを巻き起こした

電車でGO!シリーズが、家庭用ゲーム機としては

10年ぶりの新作として、先々週に『電車でGO!! はしろう山手線』がPS4で発売された。

当ブログで既に週販の結果は記事にしているが、初週こそ2万本以上売り上げて

TOP10圏内に入ったものの、次の週には早くもTOP30圏外という状況になっていた。

ゲームのジャンル的に、スイッチに出せばそれなりに売れるのではないか?という

ゲームであるが、そのスイッチ版の発売日が来年の3月18日に決定したことが明らかになっている。


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スイッチ版『電車でGO!! はしろう山手線』が2021年3月18日に発売決定!

電車でGO!は元々アーケードゲームであったが、その後PSなどの家庭用に移植され

マスコンという本物の電車の運転席にあるものを真似た専用のコントローラーが発売された。

2018年には家庭用ゲーム機のソフトではなく、このマスコンから直接テレビに繋ぐと

PS2版のゲームができるようになる「電車でGO! PLUG&PLAY」を発売しており

ちょうど今月に再販がかかっていたものでもある。ACでは2017年にビックリマークを

一つ増やした電車でGO!!が稼働しており、こちらもゲーセンで見たことがある人も居るのではないだろうか。

細々とではあるが、新作も出てシリーズが再度復活の道にある電車でGO!シリーズだが

PS4で発売されてから遅れること3ヶ月、スイッチにもPS4で既に発売されている

『電車でGO!! はしろう山手線』が、来年の3月18日に発売されることが告知されている。

 スクウェア・エニックスは、Nintendo Switch版『電車で GO!! はしろう山手線』を2021年3月18日に発売すると決定し、予約受付を開始した。

中略

パッケージ版
希望小売価格:6,380円(税込)

購入特典
Amazon 購入特典:オリジナルポストカード
楽天ブックス購入特典:電車で GO!!ヘッドマーク風オリジナル大型ステッカー(100mm)
Joshin web購入特典:電車で GO!!オリジナル缶バッジ


わずか3ヶ月の時限独占の意味とは…(困惑

更にPS4版は希望小売価格が8580円だったのだが、スイッチ版は2000円以上安い

6380円での販売というのもなかなかエグい…。



残念ながら、電車で GO!! はしろう山手線の評判はそこまで良くはない。

また、過去のシリーズでは全国のかなり限られたローカル線も収録されていて

鉄道ファンを喜ばせた作品であったが、今作は基本的に山手線と若干の沿線のみということで

どうしてもソフトの割高感が、スイッチ版の価格でも感じてしまうものとなる。

スイッチ版はジョイコンを使った、より実物に近い2ハンドル操作が擬似的にできるという

売りはあるが、やはり3ヶ月も後発、出来の悪いタイトルが出やすい年度末発売。

更には既に評判があまり良くないこともあって、3ヶ月後発マルチにしたのは

本当に意味が無いというか…はっきり言わせてもらえば売る気がないやり方に見える。

スイッチで、ニンテンドーラボのようなダンボールでマスコン作れるような

キットが出たら面白いとは思うが…何にせよ最近のスクエニらしい案件と言える売り方と言える。


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