毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、197週目となる2020年12月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


コロナ禍という100年に1度のレベルのパンデミックに世界中が襲われた2020年。

日本では今も毎日感染者が出ている状況ではあるものの、経済的な死を免れるために

今のところは検査をしつつ、感染者を確認しながら多少の制限をつけながらも

なんとか普段どおりに回そうという意識で動いている状況である。

今の状況に対し個人的には色々思うところはあるが、このブログはそういった

話を書く場所ではないので、これ以上の言及は避ける。

この一年間の混乱を見る限りでは、ゲーム業界は巣ごもり需要というのもあって

マイナス面もありながらも、どちらかというとプラスに働いている面が多いのでは?という結果が出ている。

特に今は娯楽が多く、数あるうちの一つという認識が大きい国内ゲーム業界に於いて

あつまれ どうぶつの森という、日本のゲーム業界で最も売れたタイトルが更新されるとは思っていなかった。

あつ森自体のポテンシャルもあるが、巣ごもり需要があと押しした感も強いわけで

果たしてifの話なので意味はないが、今年がコロナがまったくない平和な年だったとしたら

一体どんな結果が出ていたのだろう…とも思ったりする。

いずれにせよ、今年はゲーム業界にとっても例外なく色々と特殊な年になったのだろうと思う。


早くも今年の総括っぽい書き方になってしまったが、ランキングはあと1ヶ月分ある。

そしてこの時期が、任天堂含め一番ゲームが売れる時期であるのは、誰もが把握しているとおりである。

まだクリスマスは少しだけ先だが、前哨戦としては既に勢いが出始めだすこの時期。

先週のニンテンドースイッチは一体どれだけ売っただろうか?そして日本でのやる気が

全く見られないPS5の4週目は一体どんな数字なのかもまた注目である。


新作ソフト紹介に入る。まずはスイッチが発表された当初から

新作が発売されることは確定していたものの、ずっと発売されず

ようやく先週の新作としてお目見えしたダービースタリオンが発売。



シリーズ作品数は少ないながらも、ファミコン時代からある定番の競走馬育成ゲーム。

今回はロード時間の不満点が見られるが、それ以外は概ね好評のようだ。

ゲームのジャンル上大きく売れるタイトルではないが、それでも初週は

スイッチ発表時から気になっていたユーザーが買っていると思われるので

5~7万本ぐらいは売れるのではと予想している。


コエテク内のガストブランドからは、昨年スイッチとPS4マルチで発売され

主人公のキャラデザ含めて好評を博したことから、アトリエシリーズには珍しい

同じキャラクターを使った続編となるライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~がリリース。



これはスイッチ版とPS4版どちらが売れるかが気になるところ。

前作は初週はPS4とスイッチ版で2倍以上の差がついていた。

この差が今作でどれだけ縮まるかが気になるところ。

コングランキングではPS4版とスイッチ版が仲良く並んでいるので

下手をするとスイッチ版のほうが売れる?というまさかの可能性も?


最近の年末商戦には恒例タイトルとなってきた、日本コロムビアの

ジワ売れ優良タイトルの最新作すみっコぐらし おへやのすみでたびきぶんすごろくが発売。



定番タイトルで初週に大きく売るようなタイトルではないのだが、今回はパッケージ版の中に

封入されているアンケートハガキに期日まで答えて返信すると、手乗りたぴおかの

ぬいぐるみがもれなく貰えるというファンには嬉しい特典があるので、かなり売れるかもしれない。

まぁ、流石にTOP10圏内は難しいだろうが。


スイッチ初の大手のフィットネスタイトルで、ジワ売れで

全世界ミリオンを達成したタイトルの続編となる

Fit Boxing 2 – リズム&エクササイズ –も発売。



初代で出来なかったことができるようになり、またちょっとしたDLCも配信されており

前作をプレイしたユーザーのかゆいところに手が届くタイトルとなっているようだ。

スイッチのフィットネスタイトルのパイオニアとしてどれだけ売ることができるだろうか。


UBIソフトが製作した、まるでブレワイ…のようなタイトルとして

結構話題になっているイモータルズ フィニクス ライジングがスイッチとPS4マルチで発売。



ブレワイっぽいのでそんな見た目で購入する人が結構いるかもしれない。

マルチで映像美はやはりPS4版のほうに軍配があがるが、スイッチ版も

なかなか頑張っていることが明らかになっており、携帯性の利便性をとって

スイッチ版を買うのも全然アリなタイトルとなっている。


家庭用新作としては本当に久々なタイトルである

電車でGO!! はしろう山手線がまさかのPS4独占で発売されている。



本物の電車運転士を体験できるタイトルとして、一時はゲーム層だけでなく

一般にも認知された社会的現象を見せたタイトル。しばらくぶりの新作であるが

日本で一番人口の多い首都・東京の山手線が題材ということと、かつてのファンが

購入する可能性は高そうで、こちらも結構売れるのではないだろうか。


あとは3回目のリマスターとなる

不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイスがスイッチで発売。



値段は抑えてあるが、流石にオリジナルが既に10年前のゲームなので

コアなファンが購入する程度だろうか。TOP30には入りそうだが…。


他にはドラクエ11S、ビルダーズ2の新価格版(PS4版などが出たことによる新価格)が出ているが

注目タイトルとしてはこんなところか。ここに任天堂の定番。

先月の終わりに発売されて、まだまだ売れるはずの桃鉄やゼルダ無双が加わってくる。

197週目のランキングは色々とにぎやかなことになりそうだ。


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ニンテンドースイッチ197週目は合算で20.4万台を売り上げる!ダービースタリオンが7.4万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】Switch『桃鉄』が3週連続で首位。発売4週目のPS5は1.1万台セールス【11/30~12/6】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2020年11月30日~12月6日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 11万5884本を売り上げ、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が3週連続で1位にランクイン。クリスマスや正月といった年末年始のイベントも控えているため、ここからさらに売り上げが伸びることが期待される。

 ちなみに今回は、トップ10のうち5本が初登場のタイトルで、2位には人気シリーズの最新作『ダービースタリオン』が、4位と6位にはPS4版とNintendo Switch版の『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』が食い込んでいる。

 また7位には、オリジナル版に数々の新要素を追加したPS4版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』が、10位には『電車でGO!! はしろう山手線』が並んでいて、これらの今後のセールスも気になるところだ。

 一方、ハードに目を向けると、発売4週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して11893台、Xbox Series X|Sは合算で1622台を販売。今後は、年末商戦に合わせての供給増がセールスにどのような変化をもたらすか……という点にも注目したい。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
11万5884本(累計58万8310本)/KONAMI/2020年11月19日

2位(初登場) Switch ダービースタリオン
74244本(累計74244本)/ゲームアディクト/2020年12月3日

3位(前回4位) Switch あつまれ どうぶつの森
57104本(累計610万3801本)/任天堂/2020年3月20日

4位(初登場) PS4 ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~
43987本(累計43987本)/コーエーテクモゲームス/2020年12月3日

5位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
40176本(累計191万9987本)/任天堂/2019年10月18日

6位(初登場) Switch ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~
30643本(累計30643本)/コーエーテクモゲームス/2020年12月3日

7位(初登場) PS4 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
28612本(累計28612本)/スクウェア・エニックス/2020年12月4日

8位(前回2位) Switch ゼルダ無双 厄災の黙示録
23276本(累計23万7158本)/コーエーテクモゲームス/2020年11月20日

9位(前回8位) Switch マリオカート8 デラックス
23180本(累計331万2638本)/任天堂/2017年4月28日

10位(初登場) PS4 電車でGO!! はしろう山手線
21592本(累計21592本)/スクウェア・エニックス/2020年12月3日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2020年12月11日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/16万7088台(累計1365万1827台)
Switch Lite/37534台(累計291万7372台)
PS5/7514台(累計17万1952台)
PS5 デジタル・エディション/4379台(累計41376台)
Xbox Series X/1388台(累計23245台)
Xbox Series S/234台(累計6188台)
PS4/2986台(累計768万3367台)
PS4 Pro/69台(累計157万5308台)
Xbox One S/11台(累計93699台)
Xbox One X/17台(累計21032台)
Newニンテンドー2DS LL/463台(累計174万7964台)
Newニンテンドー3DS LL/27台(累計588万8873台)

というわけで、ニンテンドースイッチの197週目はノーマルスイッチが167,088台

Liteが37,534台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で16,569,199台となった。

スイッチは合算で20.4万台。いつもの任天堂の年末商戦という売れ行きになっている。

クリスマス前週とクリスマス週がピークとなるが、果たして12月でどれだけ売上を伸ばせるか。

PS5はやっと世間的なイメージの売上台数になっているが、年末商戦間近でこの数字はシャレにならない。

前世代のPS4・PS4Proも売る気がない数字となっていて、日本ではもうPS5は早くもオワコン状態になりつつある。

今までの日本の歴代ハードのロンチでスタートダッシュに失敗したハードは例外なく

失敗ハードとなっている(PS3については捉え方が人によって変わりそうだがSCEに与えたダメージは大きかった)

前例を見ると、PS5はもはや日本を捨てたと言っても間違いないレベルのロンチとなっている。

今後のことはわからないので断言はしないが、まず十中八九日本では存在感の無いハードになるだろう。


ソフトは桃鉄が3週連続の1位で強さを見せつけている。既にパッケージだけでハーフミリオンを越え

クリスマス週までにあと20万本ぐらいは売上を積み上げられるはずなので、年内にもミリオンとか

そんな可能性も出てきたのかもしれない。とにかく今後の推移が非常に楽しみな一本。

新作ソフトでは、ダビスタが7.4万本売って2位に。自分の予想より少し多めに売れたか。

ライザ2もPS4とスイッチ両方がランクイン。マルチ合算で売上数は1より若干少なくなった

PS4版は売上を落とし、スイッチ版が売上が増えた結果となった。

固定ユーザーが一週目買ったと考えれば、スイッチにユーザーが移ってきているとも言えるのだろう。


ドラクエは最後発であるが、やはりドラクエのネームブランドは健在と言ったところか。

まぁランクインは長続きはしないだろうが、スクエニとしても最終的な発売については

もはやちょっとした小遣い稼ぎ的な立ち位置で捉えていると思うので、これだけ売れれば十分かと思う。

また電車でGO!が10位にランクインしている。こちらも往年のファンが買ったのだろうか。

こういったゲームは根強い需要があるなと言った印象。消化率次第だが、最近のスクエニパブリッシングの

ゲームでは一番いい売れ行きになっている可能性もあるかもしれない?


そして任天堂の定番タイトル、あつ森がまた5.7万本売ってやはり年末商戦で

またユーザーを増やすのが確定なのと、マリカの相変わらずの強さに驚愕と言ったところか。

リングフィットも年内にダブルミリオンに到達しそうだ。

やはり任天堂の定番タイトル、恐るべしといったところだろう。


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