当サイトで毎週の定期更新コンテンツとなっている、ゲーム週販記事。
現在は毎週木曜日と金曜日に、国内で週販集計を行い、その結果を発表している
ファミ通のデータを使いながら記事を更新させていただいている。
週販の集計を行っているところは、他にもメディアクリエイトや電撃オンラインと言った
媒体があったが、メディアクリエイトは今は基本的に企業向けにデータを販売するようになり
具体的な数字は発表しなくなり、電撃オンラインも今年の3月を以って集計自体を終了してしまった。
そのため、現在は消去法でファミ通のデータを利用しているという状況がある。
ファミ通は毎週数字を更新しているが、それ以外にランキングとして参照できるものとして
同じく具体的な数字が出るわけではないが、小売が発表する店舗の販売ランキングというものがある。
全国に販売店舗があるGEOや、新潟だけにある地方チェーンであるCOMGなどが一週間ごとに
店舗での販売ランキングというものを発表している(COMGは独自のポイントが出る)
そしてもう一つ、大手小売で独自の販売ランキングを公表しているところにTSUTAYAがある。
ゲーム以外にもいくつかの販売ランキングを毎週月曜に公表しているTSUTAYAは
このブログでも、特徴的なランキング結果になった時に度々その結果を使って記事を
作らせてもらうことがあるが、お盆週となった先週のランキングが本日発表され
やはりというか、任天堂無双的な結果になったことが明らかになっている。
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お盆週のTSUTAYAランキングが公開!20本中17本がスイッチソフトという結果に!スイッチの定番強し!
週販記事だが、先々週の結果がお盆休みのためファミ通で発表されておらず(毎年恒例である)
2週間の結果が、今週の木曜と金曜に発表になるはずである。
今年はコロナ禍のせいで、かなり抑制されていたものの、通常であれば帰省シーズンである
お盆というのは、当然ながら帰省先で家族と楽しむためのゲーム需要が増える時期でもある。
そういうシーンで強いハードは、やはりファミリー向けを多く揃えている任天堂ハードとなる。
お盆は流通も平時よりはストップするので、この時期は新作ゲームがほとんど発売しないのも通例となっている。
今年も新作ソフトは殆ど出ておらず、既存のソフトの力が試される状況となっている。
そんなお盆商戦のランキングがTSUTAYAより発表されており、案の定任天堂無双状態になっているのが確認されている!
出典:2020年8月10日(月)~2020年8月16日(日)(後に更新される)
というわけで、20位までのランキングのうち17本がニンテンドースイッチソフト…圧倒的すぎる。
お盆商戦はやはりスイッチ需要が高まっているということと、PS4はここ1ヶ月以内ほどに出された
ゲームしかランクインしておらず、長く売れる定番というタイトルが殆どないことにも改めて気づく。
2位にアソビ大全がランキングしているのが、まさにお盆だなと思えるランキングである。
TSUTAYAは基本的にPSが強いランキングが出る小売だが、それでもお盆商戦ということを差し引いても
ほぼスイッチでランキングが埋まっているのは、PS市場の急激な縮小を感じられるランキングとなっている。
今週の木曜日に2週分のランキングが発表されるはずだが、ソフトは圧倒的な差がつく可能性が高そうだ。
何年もかけて必死に作った挙げ句、たったの1週間の売上でほぼ終えてしまうって
どんな気分なんだろう・・・?
それは作った人しかわからないですね…最近の和サードの体たらくなどを見ていると矜持は無いのか…とも思ったりします。