毎週恒例水曜日の週販記事。だが、コロナの影響で今は木曜日になっている。

ニンテンドースイッチが発売されてから、173週目となる2020年6月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


ニンテンドースイッチはこのところ合算で5万台以上が安定して売れるという状況がずっと続いている。

ただこれでも、本体の供給は需要にまだ追いついておらず今も大手家電量販店では抽選販売が行われている。

以前当ブログで書いたように、任天堂の広報がおおむね生産は戻りつつあるという話を

マスコミに対してもしているので、生産については近いうちにある程度の数を戻すだろうとは思っている。

ただ、ある程度回復しているのにこの状況となると、任天堂が予測していた以上に国内での

本体需要が更に高まっているということも言えるのかも知れない。

あつ森はまだまだ強い需要が続いており、引き続き本体を牽引していくのは間違いないだろう。


先週発売のソフトで注目のタイトルは、PSのセカンドとでも言うべき

ディベロッパー・ノーティードッグが制作をしたタイトルで、前作が高評価だった

タイトルの続編であるThe Last of Us Part IIが遂に発売といったところ。



前作はGOTYも取るような作品として、非常に高評価を得て

PS3ソフトのファーストタイトルの中でも、相当評価が高かったと記憶している。

PS4でもリマスターが発売されており、日本でも知名度のあるPSファーストタイトル。

メタスコアは相当に高かったようだが、ポリコレ対策と思われるゲーム内の

表現について、嫌悪感を示すユーザーが国内外ともに多く、特に海外では

規制が無いのだが、とあるシーンがカット状態になっている日本版について

海外の一部ユーザーからナイスローカライズと言った声も挙がっているようで

前作の非常に評価が高かった部分を、捨ててきたことに対して多くの批判の声が集まっているようだ。

その結果、メタスコアとユーザースコアで非常に大きな乖離が見られるなど

なんとなく、このゲームに何かしらの名誉を与えたいような思惑が既定路線として

作品展開が行われているようにも見えるという体たらくとなっている。

当然ながら日本でも評価はあまりよろしくなく、またCERO Zという区分でもあることから

初週にドカンと売れて、次週以降は一気にランクを下げるのではないかと個人的に予想している。


他のタイトルとしては、コエテクの由緒ある女性向けゲームとして

展開されているネオロマンスシリーズの一つである

遙かなる時空の中で7が、なんとスイッチ独占で発売されている。



シリーズ20周年という節目の記念タイトルが、スイッチ独占となっているということは

乙女ゲー系を出す会社は、もはやスイッチに完全に狙いを定めたということになるのだろう。

注目度は高くないが、プロトタイプからも2作先週は乙女ゲーが発売されている。


あとはDL配信版ではお粗末なやらかしがあった、ナムコットコレクションもパッケージ版が発売となっている。



第一弾配信タイトル10本が、この一本に集約。珍しくパッケージ版で10本と

DL版で10本をまとめて買ってもどちらも値段は同じとなっている。

DL配信版が第一弾タイトルのうち2本しかあっているものがないため、第一弾タイトルがやりたいがために

DL版を買った人で急遽このパッケージ版も買った猛者はいるかもしれない。

もっとも、DL版はすぐに配信が一時停止になったので、やはり数としては少ないかもしれないが。


あとはかなり昔の作品だが、名作評価でスイッチ版でもやはりその評価は

全く変わらないバーンアウトパラダイスリマスター

スイッチでのフィットネス系タイトル・Zumba de 脂肪燃焼!

スイッチでパッケージが発売されているが、まぁTOP10に入ることは両方とも無いだろう。



久々に新作ソフトが多く出ているが、The Last of Us Part II以外はまたスイッチ無双になるのではないだろうか。

The Last of Us Part IIがどれだけ売れたのか?気になる結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ173週目は合算で7.8万台を売り上げる!The Last of Us Part IIが17.9万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ラスアス2』が17.9万本で首位! 『あつ森』は2位に後退するも依然好調【6/15~6/21】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)』が週販17.9万本で、初登場1位を獲得した。2013年6月に発売された前作、プレイステーション3用ソフト『The Last of Us』の初週12万9983本を大きく上回るスタートとなった。そのリマスター版『The Last of Us Remastered(ラスト・オブ・アス リマスタード)(PlayStation Hits)』も12位にランクイン。ここ3週は9位→11位→12位と新作タイトル並みの動きを見せている。これから夏商戦へ向けての主力タイトルとして、まだまだ売り上げを伸ばししそうだ。

 順位は2位に下がったものの、『あつまれ どうぶつの森』は前週とほぼ同等の73680本。依然好調を維持している。このペースだと、数週内に累計販売本数500万本突破となりそうだ。

 そのほか、TOP10 は『世界のアソビ大全51』や『リングフィット アドベンチャー』など、Nintendo Switch向けの定番ソフトが占めている。新作も、5位に『遙かなる時空の中で7』、6位に『ナムコットコレクション』と、いずれもNintendo Switch用ソフトがランクインしている。

 ハードは、Nintendo Switch&Nintendo Switch Liteの週販が合計7.8万台と、前週5.5万台から台数を伸ばした。また、プレイステーション4&プレイステーション4 Proは『The Last of Us Part II』が発売されたこともあり、週販1.3万台となった。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) PS4 The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)
17万8696本/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年6月19日発売

2位(先週1位) Switch あつまれ どうぶつの森
73680本(累計 493万4168本)/任天堂/2020年3月20日発売

3位(先週2位) Switch 世界のアソビ大全51
32673本(累計 14万4297本)/任天堂/2020年6月5日発売

4位(先週3位) Switch リングフィット アドベンチャー
32663本(累計 103万8732本)/任天堂/2019年10月18日発売

5位(初登場) Switch 遙かなる時空の中で7
14062本/コーエーテクモゲームス/2020年6月18日発売

6位(初登場) Switch ナムコットコレクション
9532本/バンダイナムコエンターテインメント/2020年6月18日発売

7位(先週4位) Switch マリオカート8 デラックス
9251本(累計 299万5705本)/任天堂/2017年4月28日発売

8位(先週8位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
9195本(累計 363万263本)/ポケモン/2019年11月15日発売

9位(先週5位) Switch スプラトゥーン2
7886本(累計 346万3228本)/任天堂/2017年7月21日発売

10位(先週9位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6137本(累計 373万1453本)/任天堂/2018年12月7日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/54823台(累計 1163万547台)
Switch Lite/23605台(累計 232万5967台)
PS4 Pro/8558台(累計 155万9709台)
PS4/4286台(累計 761万6545台)
Xbox One X/19台(累計 20549台)
Xbox One S/13台(累計 93342台)
New 2DS LL/1031台(累計 172万1385台)
New 3DS LL/121台(累計 588万7881台)

というわけで、ニンテンドースイッチの173週目はノーマルスイッチが54,823台

Liteが23,605台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で13,956,514台となった。

スイッチは7.8万台と先週よりも2万台以上数字を伸ばし、市場にかなりの数が出回っていることを裏付けている。

累計販売台数が来週には1400万台に到達しそうな状況となっていて、任天堂の据え置きハードとしては

かなりのペースで本体台数を積み上げている。この調子がこのまま続けば、今年の年末には1700万台ぐらいまで

販売台数を伸ばしている可能性もあるかも知れない。コロナ禍次第にはなるが。

PS4も本体の台数がラスアス2のおかげで伸びてはいるが、やはり苦しいのは変わらず。

PS5が出るまでに、国内1000万台の販売台数を記録できるだろうか?


ソフトはラスアス2が当然の1位。約18万本という売上は正直判定に困るが

前作から見ればかなり売れたというのは間違いない。しかし、前作が非常に高評価だったことを

考えるとやや物足りなくも思える。来週以降は評価が固まってきているのとCERO Zという

区分により大きく売上が下がると予想されるので、最終的な売上は25万本以上30万未満と予想。


新作で遙かなる時空の中で7とナムコットコレクションが結構な上位にランクイン。

遙かなる時空の中で7はやはりネオロマンスシリーズの一角としての存在感を見せた形。

ちなみに前作の遥かなる時空の中で6(VitaとPSPマルチ)でVita版の売上が

1.5万本の最終的な売上だったことがデータとして残っているので、スイッチにほぼほぼ

Vitaの乙女ゲーユーザーが移ったと言えるのではないだろうか。

ナムコットコレクションも5桁はいかなかったが、6位にランクインと健闘。

DL版の不具合がなかったとしても、それなりに売れていたのは間違いなさそうだ。


ファミ通も触れているが、来週であつ森は累計販売本数が500万本を超える可能性がある。

またマリオカート8DXは確実に来週で300万本の販売に届くことだろう。

やはり、こんな状況でも盤石すぎる任天堂タイトルの売れ行き。今年は夏休みが

コロナによって短くなるので、今後はどうなっていくか読めないところがあるが

少なくとも生産が間に合っている限りは、これからもスイッチは販売台数を堅実に伸ばしていくことだろう。

TOP30は明日更新予定。


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