日本のゲーム業界において、元は新日本企画という名称で
アーケードにゲームを出していた会社であるSNK。
1970年代からアーケードにゲームをリリースし、90年代~00年代初期にかけては
NEOGEOブランドを拡充し、一時はカプコンと並んで格ゲーやアクションゲーなどを
多数アーケードに投入していた会社である。また80年代にはFCなどに自社パブリシングで
家庭用ハードにもゲームを出すなど、和サードとしてはかなり大手の会社の一つであった。
しかし、その後ゲーム業界の潮流を読みきれずに経営が悪化し破綻、SNKは2001年に
系列会社であったプレイモアの名前で、新たに会社としての事業をスタートすることになる。
その後紆余曲折を経て、現在は中国の37GamesにSNKプレイモア株が取得されており
中華資本の元で会社が存続している状況となっている。2015年からはSNKプレイモアあらため
二代目SNKとして、かつての会社の名前に戻って主に家庭用ゲームやかつての自社IPを
活かしたネオジオミニなどの販売を行い、今もなお存在感を見せているメーカーとなっている。
そのSNKがかつて、家庭用携帯ハードとして展開していたものとして
ネオジオポケットがある。
当時の携帯ゲームハードは、GBカラーほぼ一強となっており、他の携帯ゲーム機が無かった状況で発売されたネオジオポケット。
その後カラーも発売されており、ソフトはやはりファーストとなるSNKの格闘ゲームをこのネオジオポケット用に
アレンジしたソフトが多かったが、それ以外にもスーパーリアル麻雀だったり、伝説のオウガバトル外伝と言った
ちょっとしたサードソフトもリリースされていた。残念ながら、発売ソフト数は国内で最終的に82本という
短命ハードにはなってしまったが、ソフトで幾つか良作があり、密かなファンが居るハードにもなっている。
現在スイッチでこのネオジオポケットで発売されたタイトル…サムライスピリッツの早期購入特典として
ついてきたサムライスピリッツ!2と、単品でSNK GALS’ FIGHTERSの
2作がすでにリリース済みだが、今後も定期的にネオジオポケットのタイトルが移植されることがSNKより発表されている。
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「NEOGEO Pocket Color Selection」が今後展開されていくことをSNKが発表!
前述の通り、ソフトもあまり発売されず短命に終わったネオジオポケット。
今ではその存在すらも知らないゲーマーも増えているのではないかと思われる
このマイナーハードであるが、ソフト資産は眠らせておくにはもったいないタイトルも幾つかある。
スイッチで移植が行われた2タイトル以外にも、今のスイッチでプレイしたいというタイトルが
あるという人は、それなりにいると思われるこのネオジオポケットのタイトルが、今後も
「NEOGEO Pocket Color Selection」というプロジェクトとして
移植・発売がされていくことがSNKより発表され、3作目となるタイトルも併せて発表されている。
SNKは本日(日本時間2020年6月24日),デジタルゲームイベント「New Game+ Expo」において,Nintendo Switch版「King of Fighters R-2(キング・オブ・ファイターズR-2)」を発表した。あわせて公開された公式サイトによると,発売時期は今夏で,価格は800円(税込)とのこと。
本作は,1999年に発売された同名ネオジオポケットカラー用ソフトを移植したもの。ネオジオポケットカラー用ソフトのNintendo Switchへの移植は,4月30日に発売された「SNK GALS’ FIGHTERS」や,国内ではNintendo Switch版「SAMURAI SPIRITS」の早期購入特典として提供された「サムライスピリッツ!2」に続いての3本目となるが,今後も「NEOGEO Pocket Color Selection」シリーズとして展開されていくようだ。
なお,ネオジオポケットカラー版の「キング・オブ・ファイターズR-2」には,ドリームキャスト用ソフト「ザ・キング・オブ・ファイターズ DREAM MATCH 1999」と連動させることでしか入手できないテク(キャラクターのカスタマイズ要素)が存在した。こういった部分がカバーされるのか,気になるところだ。
引用元: ネオジオポケットカラーの「キング・オブ・ファイターズR-2」がSwitchに登場。「NEOGEO Pocket Color Selection」シリーズとして今後も展開
というわけで、スイッチで本格的にネオジオポケットのタイトルを移植していくプロジェクトが始動ということ!
その第一弾タイトルがキング・オブ・ファイターズR-2ということになる。
今もなおSNKタイトルには固定のファンがついているので、このプロジェクトを歓迎する人も結構いるのではないだろうか。
今後もおそらくSNKのファーストタイトルを中心に移植が行われていくのだろうが、意外性のある
サードソフトなども移植が行われることも密かに期待したいと思う。今後の情報に要注目である。
望みは薄いですが言わせて欲しいですぞ
リアル麻…じゃなくて
妖怪写真館をよろしくお願いします!
そこは最後まで言わないと!←いやらしい
確か携帯機でありながら、アレが描写されてるんでしたっけ?
いずれにせよその時点で無理ですなw
水木しげるのはかなり評価高いみたいですね。
いつの間にSNK(新社)はネオジオポケットの権利を持ってたのかが気になります。
3DSのバーチャルコンソールでの展開を期待してただけに、その辺りはどうしても・・・(笑)
SNKの版権とかイマイチわからないところがありますよね。
韓国資本になったり中国資本になったりと忙しいメーカーですが、案外そういうところはしたたかですね。3DSのVCは結構可能性があったんですが少し中途半端で終わってしまいましたね。