25日に発表された、任天堂の2018年度4Q決算。

ニンテンドースイッチが発売してからの、週販での好調さを

裏付ける業績が上がっており、最終利益は1,940億と大きな黒字を出している。


決算で報告されるのは、業績だけではなく、その業績を上げるに至った

きっかけや、分析なども会社の短信として発表するのが企業の常であるが

今回の4Q決算の今後の展望について、任天堂が気になる発言をしている。


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任天堂「ソフトメーカー様からも有力なタイトルの発売が予定されている」

2年目というまだ普及を進める段階にありつつも、既に3DSの減速分を

取り戻し、更にそれを大きく補って余りあるほどの好調さを維持しているニンテンドースイッチ。

いよいよ今年度が3年目ということで、CSハードは通例、発売してから3~4年目が

一番市場が活発になり、ソフトやハードが売れる時期とされている。

そのことは任天堂も当然ながら重々承知しているはずで、今年の販売戦略として

ソフトの充実と言ったことを、以前古川社長がメディアに語っていたことを記憶している。

既に今年発売予定の任天堂タイトルは、発売日が決まったマリオメーカー2をはじめFE風花雪月や

どうぶつの森、ゼルダの夢島リメイク、ポケモン新作本編、ルイージマンション3などの

強力なラインナップが予定されているが、さらにサードソフトの充実も重要なものとなる。

そして今回の決算発表において、決算短信の中で、これからの展望について

触れた箇所があり、その場所の記載を見る限り、サードソフトでも何かしらの

有力なタイトルが今後予定されている…と古川社長が発言している。

(2)今後の見通し
Nintendo Switchは、発売以来世界中で速いペースで普及が進んでおり、今後のさらなるビジネスの拡大に向けた土台ができました。この勢いを維持するために、4月に『Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit』、6月に『スーパーマリオメーカー 2』、7月に『ファイアーエムブレム 風花雪月』をそれぞれ全世界で発売します。加えて、人気シリーズの完全新作である『ポケットモンスター ソード・シールド』や『どうぶつの森(仮称)』、『ゼルダの伝説夢をみる島』を年内に発売予定です。さらにソフトメーカー様からも有力なタイトルの発売が予定されており、発売済みの人気タイトルに加えて、魅力ある新規タイトルを継続的に投入することで、プラットフォームの活性化に努めます。

というわけで、強力なファーストタイトルの他にもソフトメーカー様(=サード)の

有力なソフトの発売が予定されている…と言った記載がある。

この有力なソフトが既に発表されているタイトルなのか、まだ発表されていないタイトルなのかは

この記載だけでは読み取ることができないが、現状サードで今年発売が発表されているソフトで

ここまでの記載ができそうなのは、せいぜい妖怪4とDQ11Sぐらいなので、例えば

噂されているモンハンのスイッチ版とか、そういうタイトルが今後発表されてくる可能性も大いにあるといえるだろう。

去年のE3ではサードのソフトとして、冒頭を飾ったデモンエクスマキナなどが発表されていたが

今年もまた、E3で何かしらの大型企画的なタイトルが発表される可能性も十分ありそうだ。

今後のサードタイトルのリリース発表も、大いに期待したいところだ。


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