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Switch2とSwitch、どっちを買うべき？結論から先に
Nintendo Switch 2は2025年6月5日に発売され、価格は49,980円（税込）と発表されました。初代Switchや有機ELモデルとの価格差を考えると、どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いはずです。結論から言うと、選ぶべきは3つのユーザータイプによって変わります。
まず、最新ゲームを最高画質で楽しみたいコアゲーマーなら、Switch2一択です。グラフィック性能が初代Switchの10倍に向上しており、『サイバーパンク2077』や『エルデンリング』など、これまでSwitchで発売されなかったタイトルがSwitch 2で登場しています。4K出力や120fps対応など、まさに次世代の体験が待っています。
次に、初めて任天堂ハードを買う初心者の方も、今からならSwitch2がおすすめ。Switch 2は既存のSwitchゲームもプレイできるため、過去の名作から最新作まで幅広く楽しめます。ただし予算を重視するなら、値下げされた初代Switchも選択肢に入ります。
一方で、カジュアルに楽しむライト層や予算重視の方は、初代Switchでも十分満足できるでしょう。特に『あつまれ どうぶつの森』や『マリオカート8 デラックス』といった定番タイトルを遊ぶだけなら、性能差を体感する機会は少ないです。
コストパフォーマンスで見ると、Switch2は性能向上を考慮すれば妥当な価格設定です。同等の性能を持つゲーミングPCを構築すると10-15万円程度は必要になることを考えれば、49,980円は破格といえます。今後5〜7年は最新ゲームを楽しめる性能を持っているため、長期的な投資として考えるなら買い替える価値は十分にあります。
初心者が最初に知っておくべき重要ポイントは、互換性の高さです。既にSwitchソフトを持っている方は、そのまま新本体で遊べるため、ゲーム資産が無駄になりません。また、セーブデータも「まるごと転送」機能で簡単に移行できるので、移行の手間も最小限です。
Switch2とSwitchの性能差を徹底比較【スペック一覧表付き】
Switch2と初代Switchの性能差は、まさに圧倒的という言葉がふさわしいでしょう。実際のゲームプレイでどれだけ違いがあるのか、具体的に見ていきましょう。
処理能力・グラフィック性能の違いについて、RAM(メモリ)は12GBと、現行機の4GBから3倍になり、動作性能は現行機の3倍近くにもなるとされています。より強力な処理速度とグラフィック性能により、Nintendo Switch 2は新しい遊び方への扉を開くとされており、これまでカクつきが気になっていたゲームも快適に動作します。
画面サイズ・解像度・フレームレートの比較では大きな進化が見られます。7.9インチの大型ディスプレイを搭載し、初代Switch（6.2インチ）と比較して面積比で約1.6倍に拡大しました。解像度も携帯モードでフルHD（1920×1080ピクセル）に対応し、初代Switchの1280×720ピクセルから約2倍の画素数を実現しています。さらに、Switch 2は携帯モードやテーブルモードで1080p解像度と120Hzリフレッシュレートに対応し、ドック接続時は4K解像度で60Hzリフレッシュレートに対応しています。
| 項目 | 初代Switch | Switch2 |
|——|————|———|
| 画面サイズ | 6.2インチ | 7.9インチ |
| 携帯モード解像度 | 1280×720 | 1920×1080 |
| TVモード解像度 | 最大1080p | 最大4K |
| フレームレート | 最大60fps | 最大120fps |
| RAM | 4GB | 12GB |
| 内蔵ストレージ | 32GB | 256GB |
バッテリー持続時間とストレージ容量については、本体メモリーは、従来モデルの32GBの8倍となる256GBに増大し、アクセス速度もアップしています。これにより、複数のゲームをダウンロードしても容量不足になりにくくなりました。
実際のゲームプレイでの違いを具体例で見てみましょう。『ホグワーツ・レガシー』では、マップ移動時のロードがなくなり、敵などのオブジェクト数の増加、VFX表現のリッチ化などが確認されました。体感的にはPS4ないしPS4 Proくらいのグラフィックレベルに到達しているとの評価もあります。『マインクラフト』では、Switchだとグラフィック処理性能が足りず、あまり快適ではなかったという声もありましたが、Switch2では大幅に改善されています。
性能差によって遊べるゲームの違いは確実に存在します。『サイバーパンク2077』や『エルデンリング』、『ファイナルファンタジーVII リメイク』など、これまでSwitchで発売されなかったタイトルがSwitch 2で登場しており、スペック向上による恩恵は非常に大きいといえます。つまり、Switch2でしか遊べないゲームが今後確実に増えていくということです。
互換性は完璧？Switch2でSwitchソフトは遊べるのか
Switch2の最大の魅力のひとつが、高い後方互換性です。約1万5000以上あるSwitch向けタイトルのうち、動作検証において問題が見つかっていないのはおおよそ25％程度とされており、残りのほとんどのタイトルは、起動は確認した上で動作検証中です。任天堂は膨大な作業を進めており、今後も対応タイトルは増えていく見込みです。
後方互換性の詳細とプレイ可能なタイトルの範囲について、任天堂タイトル122本については一部を除き、これまでの動作検証によって問題が見つかっていないとされています。つまり、主要な任天堂タイトルはほぼ完全に対応していると考えて良いでしょう。『Toy-Con 4: VR Kit』が、唯一のSwitch 2非対応タイトルとなっており、Switch 2の本体サイズが付属段ボールキットにあわないため、非対応とされています。
ダウンロード版・パッケージ版それぞれの互換性については、パッケージ版、ダウンロード版ともに互換性があると公式に発表されています。旧型のNintendo SwitchソフトカードはそのままNintendo Switch 2で使用できるため、手持ちのゲームカードをそのまま差し込めば遊べます。ダウンロード版も同一のニンテンドーアカウントでログインするだけで、すでに購入済みのゲームやDLCを再ダウンロードできるので安心です。
セーブデータの引き継ぎ方法と注意点ですが、「まるごと転送」を使うと、これまで使っていた「Switch」のセーブデータや各種設定を「Switch 2」へ移行できるとされています。「まるごと転送」には、インターネット接続が必要で、事前に、本体のWi-Fi設定を行う必要がある点には注意が必要です。また、Nintendo Switch Onlineのクラウドセーブ機能や、直接データ転送機能を通じて移行が可能なので、複数の方法から選べます。
Switch2で遊ぶと性能向上するのかという疑問について、答えはイエスです。一部のNintendo Switchソフトは、Nintendo Switch 2 向けの更新データ（無料）を配信し、画面の表示がくっきりするほか、「おすそわけ通信」に対応するなどSwitch 2 ならではの体験ができるようになるとされています。発売後、実機上の動作でも、ロード時間の短縮やフレームレートの確かな向上が確認されたという報告もあり、同じゲームでもより快適に遊べます。
互換性に関する制限や非対応タイトルの情報については、一部のタイトルでは、プレイにNintendo SwitchのJoy-Conが必要な場合がある点に注意が必要です。『リングフィット アドベンチャー』や『超おどる メイドインワリオ』などがこれに該当します。Nintendo Switch 2 は、Nintendo Switchとは異なるハードウェアを搭載しているため、一部のタイトルはNintendo Switchと完全な互換性を実現することができませんが、今後の検証とアップデートによって、動作タイトルが増加する可能性があるとされています。
買い替えのメリット・デメリットを正直レビュー
Switch2に買い替えるべきか悩んでいる方のために、メリットとデメリットを正直にレビューしていきます。実際に発売されて半年以上が経過し、ユーザーの声も集まってきました。
Switch2に買い替える5つのメリットは以下の通りです。
1. 圧倒的なグラフィック性能の向上：これまでSwitch で発売されなかったタイトルがSwitch 2で登場するなど、スペック向上による恩恵はかなり大きい。PS4レベルのゲームが携帯できるという驚異的な体験ができます。
2. 大画面×高解像度の快適性：有機ELではなく液晶であるものの、フルHD、HDR、120Hz駆動（可変）対応とディスプレイのスペックが進化し、大きな画面で美麗なゲーム映像が楽しめるようになりました。
3. ロード時間の大幅短縮：外部メモリーは、従来に比べてアクセス速度が向上した「microSD Express」カード（最大2TBまで）に対応し、内蔵ストレージも高速化されているため、ストレスフリーなゲーム体験が実現しています。
4. 新機能「GameChat」と「おすそわけ通信」：GameChatでは、ゲームをプレイしながら右Joy-Con 2のCボタンを押すだけでフレンドとチャットを開始でき、最大12人でボイスチャットが可能。「おすそわけ通信」により、一人が持っているソフトを、そのソフトを所有していない他の人と一緒にプレイすることが可能になりました。
5. 将来性と最新タイトルへの対応：今後5〜7年間は最新ゲームの開発プラットフォームとして君臨するため、長期的に楽しめます。
買い替えで失うもの・デメリット3つも正直にお伝えします。
1. 初期投資の高さ：本体価格49,980円に加え、Switch 2は「microSD Express」カード専用で、Switchでお使いのカードの規格が「microSD Express」以外の場合はご利用いただけません。つまり、microSDカードも買い直しが必要になる可能性があります。
2. 一部周辺機器の非互換：Switch 2 本体ではJoy-Conを充電できず、充電するには「Joy-Con 充電グリップ」「Joy-Con 充電スタンド（2way）」などの周辺機器が別途必要です。また、HDMIケーブルの規格が異なるため、Nintendo Switch 本体セットに付属のハイスピードHDMI ケーブルは対応しておりません。
3. 供給不足の可能性：発売から4日間で350万台以上が販売され、Switch 2は最速で売れた任天堂コンソールとなったほどの人気で、入手困難な状況が続く可能性があります。
費用対効果は高いのか？コスパ分析をしてみましょう。月割りで考えると、月額約700-1000円程度でハイエンドゲーミング体験を得られる計算になり、エンターテインメント投資としては非常に優秀です。特に、昨今の家庭用ゲーム機の価格を鑑みると、お買い得なのではとまで感じるという声もあります。
今Switchを持っている人が買い替えで得られる体験の違いは明確です。『マインクラフト』を子どもと遊ぶ際、Switchだとグラフィック処理性能が足りず、あまり快適ではなかったが、Switch2では改善されるといった具体的な改善例が多数報告されています。
買い替えて後悔した人・満足した人の口コミ傾向を見ると、満足している人は「グラフィック性能の向上」「大画面の快適さ」「ロード時間の短縮」を評価しています。一方、後悔している人は「期待したほど違いを感じなかった（カジュアルゲームのみプレイ）」「周辺機器の買い直しが必要だった」といった声が見られます。つまり、プレイするゲームの種類によって満足度が大きく変わるということです。
Switch2とSwitch、価格差はどれくらい？コスト比較
買い替えを検討する上で、価格差とトータルコストは重要な判断材料です。具体的な数字を見ながら、本当にお得なのか検証していきましょう。
本体価格の違いと各モデルの料金比較を整理すると以下の通りです。初代Nintendo Switchは発売当時32,978円、有機ELモデルは37,980円でしたが、Nintendo Switch 2は49,980円となっています。価格差は初代モデルと比較して約17,000円、有機ELモデルとは約12,000円の差です。
| モデル | 価格（税込） | 発売年 |
|——–|————-|——–|
| Switch（初代） | 32,978円 | 2017年 |
| Switch Lite | 21,978円 | 2019年 |
| Switch（有機EL） | 37,980円 | 2021年 |
| Switch2 | 49,980円 | 2025年 |
また、マリオカート ワールドのダウンロード版を含むSwitch 2セットは53,980円で販売されており、単品でソフトを買うよりお得です。
周辺機器・アクセサリーの互換性とコストについては注意が必要です。Switch用の周辺機器は一部を除き、引き続きSwitch 2でもお使いいただけるものの、以下は買い直しが必要です：
– microSDカード：Switch 2は「microSD Express」カード専用のため、既存のmicroSDカードが使えません（約3,000〜10,000円）
– HDMIケーブル：HDMIケーブルの規格が異なるため、Nintendo Switch 本体セットに付属のハイスピードHDMI ケーブルは対応しておりません（約1,500〜3,000円）
– Joy-Con充電器具：旧Joy-Conを使う場合、Switch 2 本体では充電できないため、「Joy-Con 充電グリップ」「Joy-Con 充電スタンド（2way）」などの周辺機器が別途必要（約2,500〜4,000円）
Switch下取りや買取価格の相場情報ですが、2025年12月現在、初代Switchは状態により15,000〜22,000円程度、有機ELモデルは22,000〜28,000円程度で買取されています（大手買取店の相場）。付属品が揃っていて美品であれば、上限に近い価格で売却できる可能性があります。
トータルコストで見た場合の買い替え費用シミュレーションをしてみましょう。
パターン1：有機ELモデルから買い替え
– Switch2本体：49,980円
– 必要な周辺機器：約6,500円（microSD Express・HDMIケーブル）
– 合計：56,480円
– 有機EL売却：-25,000円（高値で売れた場合）
– 実質負担：約31,480円
パターン2：初代モデルから買い替え
– Switch2本体：49,980円
– 必要な周辺機器：約6,500円
– 合計：56,480円
– 初代Switch売却：-18,000円（平均的な価格）
– 実質負担：約38,480円
お得に買い替える方法とタイミングについて、以下のポイントを押さえましょう：
1. マイニンテンドーストアの抽選販売を活用：マイニンテンドーストアでの予約には、「2025年2月28日時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること」と「応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入していること」の2つの条件を満たすことが求められている。条件を満たせば定価で購入できるチャンスがあります。
2. セットモデルを狙う：単品で買うより約6,000円お得な計算になるマリオカートセットは要チェックです。
3. Switch売却タイミング：新作ソフト発売前や年末年始など、需要が高まる時期の方が高く売れる傾向があります。
4. ポイント還元を活用：家電量販店のポイント還元（5〜10％）を利用すれば、実質2,500〜5,000円引きになります。
長期的に見れば、Switch2は今後の任天堂ハードの主力として5〜7年は現役で活躍するため、早めの買い替えがコスパ的には有利といえるでしょう。
こんな人は買い替えがおすすめ！タイプ別診断
あなたは買い替えるべき？それとも様子見すべき？5つのタイプ別に診断していきましょう。
1. 最新ゲームを最高環境で楽しみたいコアゲーマー
このタイプの方には迷わずSwitch2をおすすめします。『サイバーパンク2077』や『エルデンリング』、『ファイナルファンタジーVII リメイク』など、これまでSwitchで発売されなかったタイトルがSwitch 2で登場しており、ゲームの選択肢が大幅に広がります。特に、『メトロイドプライム4 ビヨンド』では4K 60fps HDRに対応したクオリティモードと1080p 120fps HDRに対応したパフォーマンスモードのふたつを選んでプレイ可能など、プレイスタイルに合わせた調整ができるのも魅力です。
グラフィックや性能にこだわるなら、今すぐの買い替えが正解です。今後発売される大作タイトルはSwitch2を前提に開発されるため、初代Switchではプレイできない、または大幅にダウングレードされたバージョンしか遊べない可能性が高まります。
2. 家族で共有・2台目として検討している人
家族でゲームを楽しむファミリー層にも、Switch2は優れた選択肢です。「おすそわけ通信」により、一人が持っているソフトを、そのソフトを所有していない他の人と一緒にプレイすることが可能になったため、ソフトの購入費用を抑えられます。
また、Nintendo Switch 2 camera（別売）などの対応USBカメラを接続すれば、ビデオチャットで全員の顔を見ながらゲームを楽しむという新しいコミュニケーション方法が体験できるため、離れた親戚とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
2台目として検討している場合は、初代Switchを子ども用に残し、Switch2を大人用（またはリビング用）にする運用がおすすめです。セーブデータの共有も簡単なので、続きを別本体で遊ぶこともできます。
3. 初代Switchの動作に不満がある人
「ロード時間が長い」「カクつきが気になる」「画面が小さくて見づらい」といった不満を抱えている方は、買い替えで大きな満足が得られるでしょう。マップ移動時のロードがなくなり、敵などのオブジェクト数の増加、VFX表現のリッチ化などが確認されており、ストレスフリーなゲーム体験が実現しています。
特に『ポケモン』シリーズや『ゼルダの伝説』シリーズなど、オープンワールド系のゲームをプレイする方は、性能向上の恩恵を大きく感じられるはずです。携帯モードでもテレビモードに匹敵する美しい映像を楽しめるため、外出先でも妥協のないゲーム体験ができます。
4. 逆に買い替えない方がいい人の特徴3つ
以下に当てはまる方は、様子見または買い替え不要かもしれません：
– カジュアルゲームしかプレイしない人：『どうぶつの森』や『脳トレ』など、グラフィック性能をあまり必要としないゲームのみをプレイする場合、性能差を感じにくいです。
– 予算が限られている人：トータルで5〜6万円の出費は決して安くありません。生活に余裕がない場合は無理に買い替える必要はないでしょう。
– 発売されるソフトに興味がない人：Switch2専用タイトルに魅力を感じなければ、初代Switchで十分楽しめます。
5. 様子見すべきか今すぐ買うべきか判断基準
迷っている方は、以下の3つの質問で判断してください：
1. 今年中にプレイしたいSwitch2専用タイトルがあるか？→YES なら今すぐ購入
2. 初代Switchの動作に明確な不満があるか？→YES なら買い替え推奨
3. 5万円の出費が家計に大きな負担にならないか？→NO（負担になる）なら様子見
この3つの質問に2つ以上YESがあれば買い替え、1つ以下なら様子見が無難です。ただし、発売から4日間で350万台以上が販売され、Switch 2は最速で売れた任天堂コンソールとなったほどの人気のため、欲しいと思ったタイミングで入手できない可能性もあります。抽選や予約情報はこまめにチェックしておきましょう。
Switch2買い替え時の注意点とよくある失敗
買い替えをスムーズに進めるために、よくある失敗と注意点を事前に把握しておきましょう。実際のユーザーの声から学ぶポイントを紹介します。
データ移行で失敗しないための手順とチェックリストは以下の通りです：
1. 事前準備：「まるごと転送」を使用するには、両方の本体で同じニンテンドーアカウントでログインし、インターネット接続と本体のWi-Fi設定が必要です。
2. Nintendo Switch Onlineへの加入確認：クラウドセーブを利用する場合は、事前に加入が必要です。
3. ソフトの更新データダウンロード：移行前に最新バージョンにアップデートしておくとスムーズです。
4. スクリーンショット・動画のバックアップ：大量にある場合は、microSDカードやクラウドに保存しておきましょう。
5. 本体の完全充電：移行中にバッテリーが切れないよう、両方の本体を十分に充電してから作業しましょう。
買い替え前に確認すべき互換性の落とし穴には要注意です。一部のタイトルはNintendo Switchと完全な互換性を実現することができないため、特にお気に入りのゲームがある場合は、ソフトごとのNintendo Switch 2 対応状況を公式サイトから検索し、確認することが重要です。
特に注意が必要なのは、『リングフィット アドベンチャー』、『超おどる メイドインワリオ』、『1-2-Switch』など、Joy-Con 2 には対応していない Nintendo Switch の Joy-Con がゲームプレイ上必須となる作品です。これらのゲームを頻繁にプレイしている方は、旧Joy-Conを手元に残しておく必要があります。
周辺機器の買い直しが必要なものリストをまとめました：
必須で買い直しが必要：
– microSDカード：Switch 2は「microSD Express」カード専用で、従来のmicroSDカードは利用できない
– HDMIケーブル：Nintendo Switch 本体セットに付属のハイスピードHDMI ケーブルは規格が異なるため対応していない（Switch2には新しいウルトラハイスピードHDMIケーブルが付属）
条件付きで必要：
– Joy-Con充電器具：旧Joy-Conを使い続ける場合、Switch 2 本体では充電できないため、「Joy-Con 充電グリップ」などの周辺機器が別途必要
– Proコントローラー：互換性はあるが、Switch2の新機能（マウスモードなど）は使えません
引き続き使える周辺機器：
– Nintendo Switch Proコントローラー（一部機能制限あり）
– ゲームキューブコントローラー（接続タップ経由）
– USB-C充電器（一部制限あり）
– キャリングケース（サイズが合えば）
ニンテンドーアカウント連携の注意点として、複数のアカウントを使用している家庭では、各アカウントごとに移行作業が必要です。また、「Nintendo Switch 2 日本語・国内専用」は日本国内専用仕様で、対応言語は日本語のみ、「国/地域」を「日本」に設定しているニンテンドーアカウントのみ連携できる点にも注意が必要です。海外在住の方や海外版アカウントを使用している方は、多言語対応版（69,980円）を選ぶ必要があります。
買い替えタイミングで損しないための豆知識：
1. 売却は早めに：新型ハードが普及するほど、旧型の買取価格は下がります。買い替えを決めたら、早めに売却しましょう。
2. 抽選販売の条件を確認：マイニンテンドーストアの抽選では、「2025年2月28日時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上」「応募時点で Nintendo Switch Online に累積1年以上の加入実績があり、応募点でも加入している」という条件があるため、条件を満たしているか確認しましょう。
3. 付属品は全て保管：売却時の査定額に大きく影響します。箱や説明書、ケーブル類は捨てずに保管しましょう。
4. データ移行後も初代Switchは初期化しない：売却直前まで初期化を待つことで、万が一移行に失敗していた場合でも対応できます。
これらの注意点を押さえておけば、スムーズな買い替えが実現できるでしょう。
まとめ：Switch2とSwitchの比較結論と買い替え判断
ここまでSwitch2とSwitchの徹底比較を行ってきました。最後に、性能差・互換性・価格を総合した最終評価をまとめます。
性能面での進化は圧倒的です。グラフィック性能が初代Switchの10倍に向上し、携帯モードでフルHD対応、RAMも4GBから12GBへ3倍に増強されました。携帯モードで1080p/120Hz、ドック接続時は4K/60Hzに対応するなど、まさに次世代機にふさわしいスペックです。体感的にはPS4〜PS4 Pro相当の性能を、携帯できるサイズに詰め込んだ驚異的なハードといえます。
互換性については非常に優秀です。約1万5000以上あるSwitch向けタイトルの大部分が動作し、パッケージ版、ダウンロード版ともに互換性があり、完全非対応なのは実質的に6タイトルのみです。これまでのゲーム資産を無駄にせず、新しいハードの性能も享受できる理想的な設計になっています。
価格面では妥当な設定といえます。49,980円という価格は、初代Switchの32,978円と比べれば確かに高いですが、同等の性能を持つゲーミングPCを構築すると10-15万円程度は必要になることを考えれば、コストパフォーマンスは極めて高いといえます。本体北米価格は449.99ドル、欧州価格は469.99ユーロで、円換算だと70,000円前後となっており、国内専用版本体はかなりオトクな値段設定です。
買い替えるべき人・待つべき人の明確な基準は以下の通りです：
今すぐ買い替えるべき人：
– 最新の大作ゲーム（サイバーパンク、FF7リメイクなど）をプレイしたい
– 初代Switchの動作（カクつき、ロード時間）に不満がある
– 4K/120fpsなど高画質・高フレームレートを体験したい
– 予算に5〜6万円の余裕がある
様子見・待つべき人：
– カジュアルゲームしかプレイしない
– 予算が限られている（生活費を圧迫する）
– 興味のあるSwitch2専用タイトルがまだ少ない
– 初代Switchの動作に特に不満がない
2025年以降のSwitch2の展望と購入タイミングについて、発売から4日間で350万台以上が販売され、2025年9月30日時点で1036万台以上が世界中で販売されるなど、圧倒的な人気を誇っています。今後もさらに需要は高まり、供給不足が続く可能性があります。
購入タイミングとしては、欲しいタイトルの発売時期に合わせるのがベストです。『ポケモン』や『ゼルダ』などの大作が発表されれば、そのタイミングで買い替えるのが満足度が高いでしょう。ただし、抽選販売や予約競争が激化する可能性もあるため、早めの行動がおすすめです。
読者の状況別おすすめアクション3パターンで締めくくります：
パターン1：コアゲーマー
→今すぐSwitch2を購入し、初代Switchは早めに売却。トータルコストを抑えつつ、最新のゲーム体験を満喫しましょう。
パターン2：ファミリー層・カジュアル層
→気になるSwitch2専用タイトルが登場するまで様子見。その間は初代Switchで十分楽しめます。2026年以降、ソフトが充実してから購入しても遅くありません。
パターン3：初めて任天堂ハードを買う人
→予算が許すなら迷わずSwitch2を選択。将来性を考えれば、長く楽しめる最良の選択です。予算が厳しい場合は、値下げされた初代Switchも悪くありません。
結論として、Switch2は性能・互換性・価格のバランスが取れた優れた次世代機です。自分のプレイスタイルと予算に合わせて、最適なタイミングで買い替えを検討してください。どちらを選んでも、任天堂の素晴らしいゲーム体験は保証されています！
