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Switch RPGの選び方|失敗しないための5つのポイント
Switch RPG選びで後悔しないために、購入前に確認すべき重要なポイントを5つ紹介します。自分のプレイスタイルに合ったゲーム選びの参考にしてください。
プレイ時間で選ぶ
短編RPG(10-20時間)は、忙しい社会人や複数のゲームを並行してプレイしたい方におすすめ。Undertaleやチェインド・エコーズなどのインディーズ作品に多く、濃密なストーリー体験が魅力です。週末で一気にクリアできる達成感があります。
中編RPG(30-50時間)は、程よいボリューム感でストーリーと育成要素のバランスが良好。オクトパストラベラーIIやファイアーエムブレム エンゲージがこのカテゴリー。1ヶ月程度かけてじっくり楽しめます。
長編RPG(100時間超)は、ゼノブレイド3やペルソナ5 ザ・ロイヤルのような大作タイトル。やり込み要素が豊富で、コスパは最高ですが、クリアまでの時間的コミットメントが必要です。
戦闘システムで選ぶ
ターン制RPGは、じっくり考えて戦略を練りたい方向け。ドラゴンクエストXI Sやペルソナ5のように、時間制限なく次の行動を選べるため初心者でも安心です。デメリットは、アクション好きには物足りなく感じる可能性があること。
アクションRPGは、リアルタイムの爽快感が魅力。ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムやモンスターハンターライズなど、プレイヤースキルが直接結果に反映されます。ただし、反射神経に自信がない方は難易度設定を要確認。
タクティカルRPGは、マス目状のフィールドで戦略性を楽しむファイアーエムブレムシリーズが代表格。一手のミスが敗北につながる緊張感が病みつきになりますが、苦手な人はストレスを感じることも。
ストーリー重視か自由度重視か
一本道のストーリー重視型は、映画のような演出とシナリオの完成度が魅力。ペルソナ5やテイルズ オブ ヴェスペリアのように、作り手の意図した順序で物語を体験できます。
オープンワールド型は、ティアーズ オブ ザ キングダムやポケモン スカーレット・バイオレットのように自由な冒険が可能。自分だけのプレイ体験を作れる反面、明確な目標を与えられないと迷子になる人もいます。
難易度設定の有無
初心者は難易度選択が可能なタイトルを選びましょう。ファイアーエムブレム エンゲージやブレイブリーデフォルトIIは、イージーモードやバトル速度調整で快適にプレイできます。逆に、高難易度を求めるなら、ペルソナ5の「RISKY」モードのようなチャレンジ要素の有無を確認してください。
価格帯とコスパ
フルプライスタイトル(6,000円〜8,000円)は、100時間遊べればコスパ抜群。ゼノブレイド3は7,000円台で150時間以上遊べるため、時給換算すると非常にお得です。
インディーズRPG(1,500円〜3,000円)は、低価格でも高品質な作品が多数。Sea of Starsは3,000円台で40時間遊べ、AAAタイトル並みのクオリティ。セール時を狙えばさらにお得に購入できます。
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【王道ファンタジー】Switch RPG神ゲー3選
正統派ファンタジーRPGを求めるなら、この3本は外せません。実際にプレイして感動した、本物の神ゲーだけを厳選しました。
ゼノブレイド3:壮大すぎる世界観に圧倒される
プレイ時間100時間超の大ボリュームが最大の魅力。2つの国家の運命を背負った6人の主人公たちの物語は、序盤からラストまで一切中だるみなし。特に中盤以降の怒涛の展開には、思わず夜更かししてしまいました。
戦闘システムは7人パーティでのリアルタイムバトル。最初は複雑に感じますが、チュートリアルが丁寧で、20時間もプレイすれば自然と体に染み込みます。クラスチェンジやフュージョン要素で戦略の幅が広がり、雑魚戦すら楽しい。ただし、UIが少々見づらく、慣れるまでは情報量の多さに圧倒されるかもしれません。
オープンワールドの美しさも特筆もの。広大なフィールドを探索する楽しさは、ゼルダに匹敵します。サイドクエストも単なるお使いではなく、世界観を深める良質なストーリーばかり。ただ、DLCまで含めると相当な時間が必要なので、時間に余裕がある時期に始めることをおすすめします。買って損なし!の一本です。
ドラゴンクエストXI S:誰でも楽しめる安心のDQブランド
3Dと2Dを自由に切り替えられるのは、Switch版だけの特権。懐かしのドット絵でプレイすると、スーファミ時代のドラクエを思い出して感慨深い。戦闘BGMも2D版と3D版で異なり、何度でも新鮮な気持ちでプレイできます。
ストーリーは王道中の王道。勇者の使命、仲間との絆、そして世界を救う冒険。シリーズ未経験者でもすんなり入り込めるわかりやすさが素晴らしい。特に仲間キャラクターの掘り下げが秀逸で、全員に感情移入できました。
難易度は初心者に優しい設計。「しばりプレイ」で難易度を上げることもでき、初心者から上級者まで満足できます。戦闘はコマンド式ターン制で、時間をかけて考えられるのでRPG初心者に最適。ボイスが一部のみという点は賛否ありますが、個人的には想像の余地があって好きです。クリア時間は60-80時間程度で、RPGとしては標準的なボリューム感です。
ファイアーエムブレム エンゲージ:タクティカルRPGの最高峰
歴代の英雄を召喚して戦うという新システムが革新的。過去作のマルスやセリカといった人気キャラクターが指輪から現れる演出は、ファンなら感涙もの。シリーズ未プレイでも十分楽しめますが、過去作を知っているとさらに感動が倍増します。
育成要素はやり込み甲斐満点。クラスチェンジの選択肢が豊富で、同じキャラクターでも全く違う運用が可能。支援会話を集めるのも楽しく、気づけば100時間以上プレイしていました。武器の種類も豊富で、戦略の幅が広いのが素晴らしい。
難易度選択が重要なのは間違いありません。ノーマルでも歯ごたえがあり、カジュアルモード(仲間が倒れても次の章で復活)の選択をおすすめします。クラシックモード(死亡で永久ロスト)は、初見プレイでは心臓に悪い(笑)。ただし、ストーリーは王道すぎて少し物足りないという声も。戦略性を求めるなら絶対に買うべきタイトルです。
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【アクションRPG】爽快感抜群のSwitch名作4選
リアルタイムで戦う爽快感を求めるなら、アクションRPGが最適。操作の楽しさと戦略性を兼ね備えた4本を紹介します。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム:自由度の極致
「何でもできる」という表現が大げさではないゲーム。ウルトラハンドでオブジェクトを組み合わせて、自分だけの乗り物や武器を作る楽しさは無限大。祠のパズルも、開発者が想定していないであろう解法で突破できる自由度の高さに驚愕しました。
クラフト要素の革新性はゲーム史に残るレベル。空島、地上、地下という3層構造のマップは探索のしがいがあり、200時間プレイしてもまだ見ぬ発見があります。戦闘も、武器スクラップビルドで独自の戦い方を構築できるのが楽しい。
ただし、武器の耐久度システムは賛否両論。頻繁に武器が壊れるため、気に入った武器を使い続けられないストレスがあります。また、ストーリーは前作「ブレス オブ ザ ワイルド」のプレイを前提としている部分があるので、可能なら前作からプレイするのがおすすめ。やり込み要素が膨大すぎて、逆に何をすればいいか迷う人もいるかもしれません。それでも間違いなく神ゲー!です。
モンスターハンターライズ:狩りアクションの完成度
翔蟲アクションの爽快感が最高。従来のモンハンよりも機動力が大幅に向上し、壁を駆け上がったり空中で攻撃したりと、3次元的な戦闘が楽しめます。特に操虫棍や太刀を使った時の浮遊感は病みつきになります。
マルチプレイはフレンドと遊ぶと楽しさ倍増。4人で協力して大型モンスターを狩る達成感は格別です。ボイスチャットしながらプレイすると、作戦を立てる面白さも加わります。ソロでも十分楽しめますが、オトモガルクやオトモアイルーの育成も含めて、やり込み要素は豊富。
デメリットは初心者への敷居の高さ。14種類の武器はそれぞれ操作方法が全く異なり、最初はどれを選べばいいか迷います。チュートリアルはありますが、実戦で慣れるまで時間がかかります。また、装備作成のための素材集めが面倒に感じることも。それでも、狩りの楽しさを知れば何百時間でも遊べる中毒性があります。
テイルズ オブ ヴェスペリア:リマスター版の魅力
スキット機能(キャラクター同士の掛け合い)の面白さが群を抜いています。街を出るたびに発生する会話イベントで、キャラクターの魅力がどんどん深まります。主人公ユーリの大人な魅力と、仲間たちとの絆が描かれるストーリーは、テイルズシリーズ屈指の完成度。
戦闘はリアルタイムアクションの爽快感と戦略性のバランスが絶妙。通常攻撃から術技、秘奥義へとコンボをつなげる気持ちよさは、格闘ゲームのような感覚。4人パーティで役割分担しながら戦う楽しさがあります。
リマスター版ではグラフィックが美麗に生まれ変わり、追加キャラクターやシナリオも収録。ただし、元がXbox 360/PS3時代のゲームなので、最新作と比べると演出面で古臭さを感じる部分も。戦闘の奥深さを理解するまで30時間程度かかるため、序盤で投げ出さないことが重要です。クリア後のダンジョンまで含めると80時間以上遊べ、コスパは最高です。
イモータルズ フィニクス ライジング:隠れた名作
ゼルダ風アクションとギリシャ神話の融合が見事。オープンワールドの探索、パズル要素、戦闘システムのすべてがブレス オブ ザ ワイルドの影響を受けていますが、しっかり独自の魅力があります。特にギリシャ神話をコミカルに描いたストーリーが秀逸で、笑える場面が多い。
戦闘はスタミナ管理とパリィのタイミングが重要。斧、剣、弓を使い分けながら、神の力を駆使して戦います。ボス戦は歯ごたえがあり、パターンを見極める楽しさがあります。育成要素も豊富で、スキルツリーの成長が実感できるのが良い。
最大の魅力はコスパの良さ。定価でも6,000円以下で、セール時には半額以下になることも。40-50時間のボリュームで、この価格は破格です。知名度が低いため見過ごされがちですが、ゼルダが好きなら絶対にハマるはず。欠点は、中盤以降に少しマンネリ感を覚える点と、日本語吹き替えがないこと。それでも、隠れた名作としてぜひプレイしてほしい一本です。
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【ターン制RPG】じっくり楽しめるSwitch傑作4選
時間をかけて戦略を練りたい、コマンド選択式のターン制RPGファンに贈る傑作4本。どれも100時間遊べる大作揃いです。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル:スタイリッシュな演出に酔いしれる
120時間超のボリュームは伊達じゃない。昼は高校生活、夜は怪盗として活動するという二重生活のシミュレーションが中毒性抜群。仲間との絆を深めるコープシステムは、誰を優先するか悩むほど全キャラクター魅力的です。
戦闘はプレス・ターンバトルの進化系。敵の弱点を突いて1MORE(追加行動)を獲得し、全員で総攻撃を決める爽快感がたまりません。300体以上のペルソナを集めて合体させる育成要素も奥深く、最強のペルソナを作り上げる楽しさがあります。
学園生活パートはカレンダーシステムで進行。テスト勉強、アルバイト、デート、ダンジョン攻略と、限られた時間をどう使うか悩むのが楽しい。ただし、このシステムは時間を巻き戻せないため、効率を求めると攻略サイトを見ながらのプレイになりがち。
唯一の欠点は、ロード時間の長さ。Switch版は他機種版よりやや読み込みが遅く、ファストトラベル時にストレスを感じることも。それでも、UIのスタイリッシュさ、BGMのかっこよさ、ストーリーの完成度、すべてが最高峰。JRPG好きなら必携の一本です!
オクトパストラベラーII:HD-2Dグラフィックの美しさ
8人の主人公それぞれに独立したストーリーがあり、好きな順番で進められる自由度が魅力。前作よりもキャラクター同士の絡みが増え、クロスストーリーで物語が交差する演出が感動的でした。特に盗賊ソローネの復讐劇は、涙なしには見られません。
HD-2Dグラフィックはドット絵と3DCGの融合が美しい。水面の反射、光の表現、昼夜の移り変わりなど、レトロなのに最新技術が詰まった映像美。戦闘中のエフェクトも派手で、魔法を放つ瞬間は毎回見惚れてしまいます。
バトルシステムはブレイクとブーストの組み合わせが戦略的。敵の弱点を突いてシールドを削り、ブレイク状態にしてから一気にブーストで大ダメージ。この読み合いが楽しく、雑魚戦ですら気が抜けません。ジョブシステムも豊富で、組み合わせ次第で無限の可能性が広がります。
欠点は、8人分のストーリーを全部見るには80時間以上必要なこと。同じような展開(街で情報を集める→ダンジョン攻略)の繰り返しに、中盤で飽きを感じる人もいるかもしれません。それでも、美麗なグラフィックと戦略性の高いバトルはプレイする価値大です。
ブレイブリーデフォルトII:王道ファンタジーの安心感
FFの生みの親が手がける正統派RPG。4つのクリスタルを巡る冒険という、90年代を彷彿とさせる王道ストーリーが心地よい。懐かしさと新しさのバランスが絶妙で、「こういうRPGが遊びたかった」という気持ちを満たしてくれます。
ジョブシステムは24種類の豊富なジョブを自由に組み合わせ可能。メインとサブのジョブを設定し、アビリティを継承させることで、自分だけの最強キャラクターを作り上げられます。試行錯誤して強力なコンボを発見した時の喜びは格別。
難易度調整の自由度が素晴らしい。エンカウント率、獲得経験値・お金・ジョブポイントの倍率を自由に変更でき、自分好みの難易度でプレイできます。サクサク進めたい時は倍率を上げ、歯ごたえが欲しい時は下げる。この柔軟性は他のRPGも見習うべき。
ただし、ボス戦の難易度が高めで、ノーマル設定でも何度も全滅することがあります。戦略を練り直す楽しさはありますが、詰まった時のストレスも大きい。また、中盤のストーリー展開が少し冗長に感じる部分も。それでも、やり込み要素を含めると100時間以上遊べるコスパ抜群のタイトルです。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット:オープンワールド化の功罪
シリーズ初の完全オープンワールド。3つのストーリーを好きな順番で攻略でき、広大なパルデア地方を自由に探索できます。伝説のポケモンに乗って空を飛び、崖を登り、水上を移動する爽快感は、従来のポケモンでは味わえなかった新体験。
育成の楽しさは健在。テラスタルという新システムで、ポケモンのタイプを変更できる戦略性が加わりました。対戦環境も活発で、ランクバトルで腕を磨く楽しさがあります。マルチプレイのテラレイドバトルも協力プレイとして盛り上がります。
しかし、技術的な問題点が多いのが残念。処理落ち、カメラワークの不安定さ、オブジェクトの突然出現など、最適化不足が目立ちます。発売から時間が経ちアップデートで改善されましたが、完全には解消されていません。
ストーリーはシリーズ屈指の感動作。特にスターダストストリートの結末は、涙腺崩壊必至。キャラクターの掘り下げも丁寧で、ネモやペパーといった仲間たちに愛着が湧きます。技術面の粗はありますが、ポケモンシリーズとしての面白さは間違いなく一級品です。
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【インディーズ神ゲー】Switch RPG隠れた名作4選
大手メーカー作品に引けを取らない、インディーズRPGの傑作たち。低価格で高品質、知名度は低いけど絶対に遊んでほしい4本です。
Undertale:独創的な戦闘システムに衝撃
「誰も死ななくていいRPG」というキャッチコピーの通り、敵を倒さずにクリアできる革新性。弾幕シューティング風の戦闘システムは、RPGの常識を覆します。攻撃をかわすのにプレイヤースキルが必要で、ターン制なのにアクション性があるという不思議な感覚。
ストーリーは心に深く刺さる名作。地下世界に落ちた人間の子供が、モンスターたちと出会いながら地上を目指す旅。サンズ、パピルス、アンダインなど、個性的なキャラクターたちとの交流が愛おしい。特にTrueエンディングは、ゲーム史に残る感動が待っています。
低価格で高満足度なのも魅力。1,500円程度で15-20時間遊べ、複数のエンディングを見ようとすると30時間以上楽しめます。グラフィックはレトロですが、それが逆に味わい深い。BGMも名曲揃いで、今でも聴き返すほど。
注意点は、独特のユーモアが合わない人もいること。ダジャレや4th wallを破るようなメタ的な演出が多く、好みが分かれます。また、Genocideルート(全滅プレイ)は精神的にキツい。それでも、一度は体験すべき唯一無二のRPGです。
クロスコード:レトロ風グラフィックと現代的ゲームデザインの融合
見た目はレトロ、中身は最先端。16bit風のドット絵ですが、戦闘システムはハイスピードなアクション。リアルタイムで弾を撃ちながら近接攻撃を繰り出し、タイミングよくガードする爽快感は、現代的なゲームデザインそのもの。
パズル要素の秀逸さは特筆もの。ダンジョンに仕掛けられたギミックは、頭を使わないと解けない良問ばかり。弾の反射を利用したパズルは、解けた時の達成感が大きい。アクションとパズルの両方を高レベルで楽しめる贅沢なゲームです。
ストーリーはMMORPGの世界を舞台にしたメタフィクション。記憶を失った主人公リアが、ゲーム内で冒険しながら自分の正体を探る物語。サブキャラクターも魅力的で、感情移入できます。ボリュームも30-40時間と十分。
残念なのは知名度の低さ。宣伝不足でプレイ人口が少なく、口コミで広がっていない名作です。また、難易度が高めで、アクションが苦手な人は序盤で挫折する可能性も。アシスト機能があるものの、本来の面白さを味わうには腕前が必要です。隠れた名作を探している人に強くおすすめします。
Sea of Stars:ターン制RPGの新境地
クロノトリガーへのオマージュが随所に感じられる、正統派ターン制RPG。美麗なドット絵アニメーションは、一つ一つの動きが丁寧で、見ているだけで癒されます。昼夜のサイクルで変化する風景の美しさは、スクリーンショットを撮りまくるレベル。
戦闘システムはタイミングアクションを採用。攻撃時にボタンを押すタイミングでダメージが増え、防御時にも入力で被ダメージを軽減。単なるコマンド選択ではなく、プレイヤーの操作が結果に直結する面白さがあります。ボス戦はロック破壊システムで戦略性が増し、敵の強力な技を阻止する爽快感がたまりません。
ストーリーは予定調和を避けた展開が新鮮。王道ファンタジーかと思いきや、予想外の方向に転がっていく物語に引き込まれます。音楽も素晴らしく、光崎さんが手がけるBGMは名曲揃い。
価格は3,000円台で、25-30時間のボリューム。インディーズとは思えないAAAタイトル級のクオリティです。欠点を挙げるなら、中盤のダンジョンが少し長めで、テンポが悪く感じる部分があること。それでも、ターン制RPG好きならマストバイの一本です。
チェインド・エコーズ:90年代RPGへの愛が詰まった傑作
一人のクリエイターが3年かけて制作したとは思えないクオリティ。90年代のJRPG、特にクロノトリガーやゼノギアスへのリスペクトが溢れています。ドット絵の美しさ、壮大なストーリー、戦略的な戦闘、すべてが高水準。
戦闘システムはオーバードライブゲージという独自要素が革新的。味方の行動でゲージが上下し、最適なゾーンを維持しながら戦う読み合いが面白い。通常攻撃、スキル、アイテム使用のバランスを考える戦略性があり、単調にならない工夫がされています。
世界観は蒸気機関とファンタジーの融合。ロボット(メカ)に乗って戦うシーンもあり、スーパーロボット大戦のようなワクワク感。4大陸を旅する冒険は、各地の文化や政治背景が丁寧に描かれ、世界に深みがあります。
ボリュームは25-30時間とコンパクトで、ダレることなく最後まで楽しめます。価格は2,500円程度と、このクオリティでこの価格は破格。欠点は、翻訳がやや不自然な部分があることと、後半の展開が駆け足気味なこと。それでも、90年代RPGを愛するすべての人にプレイしてほしい名作です。
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Switch RPG購入前の注意点|よくある失敗と対策
実際に購入して後悔しないために、事前にチェックすべき重要ポイントをまとめました。これを読めば購入の失敗を防げます。
体験版の活用方法
多くのSwitch RPGには無料体験版が配信されています。ニンテンドーeショップで「体験版」と検索すれば一覧表示されます。特に戦闘システムとの相性は、実際にプレイしないとわかりません。ドラゴンクエストXI S、オクトパストラベラーII、ブレイブリーデフォルトIIなどは、数時間プレイできる体験版があります。
重要なのはセーブデータ引き継ぎの有無。製品版購入時に体験版のデータを引き継げるタイトルなら、プレイ時間が無駄になりません。商品ページに「体験版のセーブデータを製品版に引き継げます」と明記されているか確認しましょう。
DLCの存在確認
完全版が後から出る可能性を考慮しましょう。ファイアーエムブレムシリーズやゼノブレイドシリーズは、DLCが充実しています。シーズンパスの内容と価格を確認し、本編だけで満足できるか、追加コンテンツが必須かを判断してください。
ペルソナ5 ザ・ロイヤルのように、最初から追加要素込みの完全版として発売されるタイトルもあります。発売から日が浅いタイトルは、半年後に完全版が出る可能性も頭に入れておきましょう。
オンライン要素の有無
モンスターハンターライズやポケモン スカーレット・バイオレットは、Nintendo Switch Online(有料)への加入でさらに楽しめます。ランクバトルやマルチプレイが主目的なら、年間2,400円の追加費用が必要です。
オンライン環境がない、または一人でしか遊ばない場合、マルチプレイ前提のゲームは魅力半減。商品ページで「Nintendo Switch Online加入が必要な機能」を確認してください。
パッケージ版とダウンロード版
容量問題は深刻です。ゼノブレイド3は14GB以上、ティアーズ オブ ザ キングダムは18GB以上の空き容量が必要。Switch本体の32GBでは足りず、microSDカードの購入が必須です。パッケージ版でもアップデートデータで数GB消費するため、完全に回避はできません。
中古で売る可能性があるならパッケージ版。複数のゲームを切り替えながら遊ぶならダウンロード版がおすすめ。ロード時間はダウンロード版の方がやや速いですが、大きな差はありません。
アップデート情報の確認
ポケモン スカーレット・バイオレットのように、発売直後は不具合が多いタイトルもあります。購入前にSNSやレビューサイトで「バグ」「フリーズ」などの評判を検索しましょう。発売から1-2ヶ月後なら、大型アップデートで改善されている可能性が高いです。
逆に、ファイアーエムブレム エンゲージのように、アップデートで高難易度モードが追加されることも。早期購入特典と天秤にかけて、購入タイミングを判断してください。
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タイプ別Switch RPGおすすめマッチング診断
あなたのプレイスタイルに合った最適なRPGを診断形式で紹介します。自分にぴったりの一本を見つけてください!
初心者向け:RPGデビューに最適な3選
ドラゴンクエストXI Sは、丁寧なチュートリアルと直感的なコマンド選択で、RPG初心者に最適。難易度も優しめで、詰まることなくクリアできます。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレットは、子供から大人まで楽しめる難易度設定。タイプ相性さえ理解すれば、戦略の基本が身につきます。
イモータルズ フィニクス ライジングは、難易度調整が細かく設定でき、アクションが苦手でも楽しめます。チュートリアルも充実し、操作方法を丁寧に教えてくれます。
ストーリー重視派:感動のシナリオ3選
ペルソナ5 ザ・ロイヤルは、120時間かけて描かれる青春群像劇。キャラクターの成長と心の葛藤が丁寧に描かれ、ラストは涙なしには見られません。
ゼノブレイド3は、壮大なスケールの物語と、「命」をテーマにした哲学的なストーリー。終盤の怒涛の展開は、RPG史に残る名シーン連発です。
オクトパストラベラーIIは、8人それぞれの人間ドラマ。特に復讐、贖罪、成長といったテーマが重厚で、大人が楽しめるストーリーです。
やり込み派:100時間超プレイ可能な3選
ゼノブレイド3は、メインストーリー80時間、サイドクエストやDLCを含めると200時間超。育成要素も豊富で、コンプリートを目指すと果てしない時間が溶けます。
ペルソナ5 ザ・ロイヤルは、全コープMAX、ペルソナ全書埋め、トロフィー取得まで150時間以上。周回プレイでも新しい発見がある中毒性。
モンスターハンターライズは、全武器種の使いこなし、全装備作成、高難易度クエスト制覇まで300時間以上。オンラインマルチでさらに無限に遊べます。
コスパ重視派:価格と内容のバランス
Undertale(約1,500円)は、15時間遊べて満足度が高い。インディーズ価格で名作を体験できます。
チェインド・エコーズ(約2,500円)は、30時間のボリュームでこの価格は破格。セール時は1,500円以下になることも。
Sea of Stars(約3,000円)は、AAA級のクオリティが3,000円で手に入る奇跡。発売から半年後のセールを狙えば、さらにお得です。
ニンテンドーeショップのセール情報は、週末ごとにチェック。特にゴールデンウィーク、夏休み、年末年始は大規模セールが開催され、名作が半額以下で購入できるチャンスです。
マルチプレイ好き:フレンドと楽しむRPG
モンスターハンターライズは、4人協力プレイの代表格。ボイスチャットしながら狩りを楽しむ時間は最高です。
ポケモン スカーレット・バイオレットは、レイドバトルで最大4人協力、ランクバトルで対戦も可能。フレンドと交換・対戦する楽しさがあります。
注意点は、時差があるフレンドとのプレイ。時間を合わせる必要があるため、ソロでも十分楽しめるタイトルを選びましょう。また、マルチプレイに必須のNintendo Switch Online加入費用(年間2,400円)も予算に含めてください。
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Switch RPGは、ジャンルの幅広さと名作の豊富さが魅力です。この記事で紹介した15本は、どれもプレイして損のない神ゲーばかり。あなたのプレイスタイルに合った一本を見つけて、最高のRPG体験を楽しんでください!

