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初めに:ゼルダの伝説の2つの傑作に迷うのは当然
こんにちは!ゲーマーの皆さん、最近よく聞かれる質問があります。「ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダム(ティアキン)とブレス・オブ・ザ・ワイルド(ブレワイ)、どっちを買うべき?」
この質問に答えるために、両作品を150時間以上プレイした筆者が、7つの視点で徹底的に比較してみました。単純に「どっちが面白い」という話ではなく、それぞれの魅力と特徴を理解して、あなたにピッタリの一本を見つけてもらいたいと思います。
ティアキンとブレワイの基本情報をおさらい
まず、両作品の基本情報を確認しておきましょう。
ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド
– 発売日:2017年3月3日
– 価格:6,578円(税込)
– 特徴:2017年3月3日に発売され大ヒットした『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』として、ゼルダシリーズの常識を覆した革新的な作品
ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム
– 発売日:2023年5月12日
– 価格:7,678円(税込)
– 特徴:本作は2017年3月3日に発売され大ヒットした『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の続編として登場
前作のブレスオブザワイルドを未プレイでも、今作のティアーズオブキングダムは充分に楽しめるという点も押さえておきましょう。
1. 新要素・システムの違い:創造性vs探索性
ティアキンの革新的な新要素
ティアキンの最大の特徴は、圧倒的な「創造性」です。物同士をくっつけて乗り物を作ることができたり、物をつかんで持ち上げたりすることができる新能力が追加されています。
ウルトラハンド:物を持ち上げて組み合わせる能力
スクラビルド:武器に別のものをくっつけて威力や射程を強化することができるシステム
トーレルーフ:天井を突き抜けて上に移動できる能力
モドレコ:物体の動きを巻き戻す能力
これらの新要素により、プレイヤーは従来では考えられないような自由度でゲームを楽しめます。例えば、矢に素材をくっつけて追加効果を付与することができるや、盾に素材をつけてガード時に効果発動させることができるなど、戦闘の幅が格段に広がりました。
ブレワイのシンプルな完成度
一方、ブレワイは4つの基本能力(シーカーストーン)を軸とした、よりシンプルで洗練されたシステムです。
リモコンバクダン:爆弾を生成・操作
マグネキャッチ:金属製の物体を操作
アイスメーカー:水面に氷の柱を作成
ビタロック:物体の時を止める
これらの能力は覚えやすく、直感的に使えるため、ゲーム初心者にも優しい設計になっています。
2. 世界観・フィールドの違い:縦の広がりvs水平の広がり
ティアキンの3層構造
ティアキンの世界は、地上の他に、上空へと現れた同じ空間に浮かぶ「空島」が公表されていました。実際には、地上にぽっかりと開いた深穴に飛び込めば、そこにはさらに『地底』と言う三つ目のフィールドがあり三倍だったという驚きの構造になっています。
地上:ブレワイから変化したハイラル王国
空島:パズル要素の強い浮遊する島々
地底:暗闇に覆われた広大な地下世界
この3層構造により、探索の幅が大幅に拡張されました。ただし、実際にプレイしてみて、「ブレワイ」と「ティアキン」では大きく感じ方が違いました。むしろ、ティアキンは「フィールドが狭く感じる」という興味深い現象も報告されています。
ブレワイの一枚マップの魅力
ブレワイは、一枚の巨大なマップに全てが詰め込まれています。ブレワイは怪しい所に行けば大体コログか宝箱があってマップを隅々まで探索したいって気になれたという声からも分かるように、密度の高い探索体験が魅力です。
3. 難易度・バランスの違い:カジュアルvs歯ごたえ
ティアキンの難易度調整
難易度は ティアキン(難)>ブレワイ(易)という評価が多く見られます。ティアキンでは新たな敵や瘴気システムが追加され、戦略性が向上しています。
ただし、ガーディアンが絶滅していたり、属性武器の入手が容易になったため、戦闘の難易度が下がった面もあります。つまり、敵は強くなったものの、プレイヤーの選択肢も増えたため、全体的にはバランスが取れている印象です。
ブレワイの絶妙なバランス
ブレワイは、ガーディアンのいないティアキンにしておきましょうという声があるように、恐ろしいガーディアンの存在が緊張感を演出していました。初心者には厳しい面もありますが、それが達成感につながっていたのも事実です。
4. 物語・キャラクターの違い:成長vs発見
ティアキンの物語の深さ
ティアキンは続編として、長い「ゼルダの伝説」叙事詩に対する一つのアンサーを示しています。キャラクターたちの成長が描かれ、膨大な登場キャラクターたちに用意された「無数の台詞パターン」は、筆舌に表しがたい凄さがあります。
ブレワイの発見の物語
ブレワイは、失われた記憶を取り戻しながら進む物語構造で、プレイヤーと主人公リンクが同じ立場で世界を発見していく楽しさがあります。
5. 操作性・UI の違い:複雑vs直感的
ティアキンの多機能性
ティアキンはティアキンは部品を組み立てて、乗り物や機械を作るウルトラハンドという操作がありますが特徴的です。これがハマる人はティアキン>>ブレワイ かもしれない一方で、複雑な操作が苦手な人には向かない場合もあります。
ブレワイの直感的な操作
ブレワイは4つの基本能力を覚えれば、ほとんどの場面に対応できる直感的な設計です。ブレワイの集中弓は、狙ってる間もがんばりを消費し、なにより追尾がありませんので、シビアですが、その分達成感も大きいです。
6. 探索・発見の楽しさ:既視感vs新鮮さ
ブレワイの探索体験
ゲーム体験として、ブレワイは探検という表現がぴったりです。未知の世界を自分の足で歩き、発見していく楽しさは格別でした。
ティアキンの冒険体験
対照的に、ティアキンは冒険という性格が強くなっています。「ティアキン」では、提示された膨大な世界に対しどうアクションするかが提供されているため、より能動的な楽しみ方が求められます。
7. プレイ時間とやりこみ要素:深さと広さ
ティアキンの圧倒的なボリューム
ティアキンは3つのフィールドと豊富なクラフト要素により、プレイ時間はトータルで100時間程でしたという声が多数聞かれます。やりこみ要素は事実上無限大です。
ブレワイの密度の高い体験
ブレワイも十分なボリュームを持ちながら、より凝縮された体験を提供します。無駄な要素が少なく、プレイした時間すべてが充実しています。
どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
初めてゼルダシリーズをプレイする人
もし今0の状態でどちらをやるというのなら、BotWの方をおすすめします。理由は以下の通りです:
– シンプルで覚えやすいシステム
– 新鮮な驚きと発見の体験
– 価格が安い
– 基本的なゲームデザインが洗練されている
創造性を発揮したい人
ティアキンがおすすめです。ティアキンは、それ以外にも、スクラビルド機能で部材を武器や盾に合成できます。ジャンジャンヘンテコ武器を作れますという自由度の高さが魅力です。
アクションが苦手な人
アクションは苦手な人 ガーディアンのいないティアキンにしておきましょうという意見があります。ティアキンの方が、戦闘の選択肢が多く、苦手な人でも楽しめる仕組みが整っています。
時間に余裕がない人
ブレワイをおすすめします。より凝縮された体験で、短時間でも満足感を得られます。
両作品の評価と今後の展望
評価の違い
神作ともてはやされたブレスオブザワイルドのさらに上を行くと言う声も大きい『ティアーズオブザキングダム』という評価がある一方で、作品としては順当な進化だけどブレワイの時の方が感動は大きかったという声もあります。
個人的な体験談
筆者個人としては、最初にブレワイをプレイした時の衝撃は忘れられません。崖を登れることに気づいた瞬間、雨で火が消えることを発見した時の驚き、初めてガーディアンに遭遇した時の恐怖…すべてが新鮮でした。
一方、ティアキンは「こんなことまでできるのか!」という驚きの連続でした。空から降下して敵陣に突入する爽快感、自作の戦車で戦う面白さ、地底の暗闇に潜む謎…ブレワイとは違う種類の楽しさがありました。
結論:迷ったら両方プレイしよう
正直に言うと、この比較をした結果、「どちらも素晴らしい」という当たり前の結論に達しました。「ブレワイ」と「ティアキン」は違うゲームです。そして、正統続編として最高に面白く仕上がったゲームなのです。
最終的なおすすめ
予算に余裕がある人:両方プレイしましょう。順番としては、ブレワイ→ティアキンがおすすめです。
1本だけ選ぶなら:
– ゲーム初心者・時間がない人:ブレワイ
– 創造性を発揮したい・時間に余裕がある人:ティアキン
どちらから始めても大丈夫:前作の知識や経験が無くともプレイ出来る作品となっているので、気になった方から始めてください。
最後に:ゲームを楽しむ心が一番大切
この記事では様々な角度から比較しましたが、最終的に大切なのは「あなたがどちらを楽しめるか」です。どちらを選んでも、ニンテンドースイッチを代表する名作をプレイできることは間違いありません。
遊びも、ストーリーも、世界観も、全てが精緻に創られており、ブレワイの高いハードルをしっかりと超えていましたティアキンと、革新的なゲームデザインで世界を驚かせたブレワイ。どちらも「死ぬまでゲーマーでいたい」私たちにとって、宝物のような作品です。
まだプレイしていない作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。きっと、新しいゲーム体験の扉が開かれるはずです。
ハイラルの大地で、あなたの冒険が始まることを楽しみにしています!
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