ニコニコ動画などで人気の「ゆっくり動画」に辛み、特定ユーザーから「ゆっくり茶番劇」が文字商標として登録され波紋を広げている件について、商標登録を行った柚葉氏が24日、自身のツイッターを更新し、23日付で抹消登録申請を行ったことを報告した。
ツイッターで柚葉氏は「関係者各位」とし、「商標『ゆっくり茶番劇』(登録第6518338号)について令和4年5月23日付で下記の通り抹消登録申申請を行ったことを公表する(原文ママ)」と記した。その「事由」として「 関係者等に対する誹謗中傷及び名誉棄損・虚偽・捏造された情報の流布により本来の目的を全うすることが困難となった為」とした。
画像で、23日付で特許庁長官に宛てた「放棄による商標権抹消登録申請書」を掲載。申請人や住所などは黒塗りとなり、「画像の無断使用を禁ずる」とした。
関係者各位
商標「ゆっくり茶番劇」(登録第6518338号)について令和4年5月23日付で下記の通り抹消登録申申請を行ったことを公表する。
事由 : 関係者等に対する誹謗中傷及び名誉棄損・虚偽・捏造された情報の流布により本来の目的を全うすることが困難となった為。
注) 下記画像の無断使用を禁ずる。 pic.twitter.com/2HUDcDpQMO
— 柚葉 / Yuzuha【YouTube23万人感謝】 (@Yuzuha_YouTube) May 24, 2022
ドワンゴが商標についての対策や方針などを23日に詳細を
発表したのを受けて、柚葉氏も動いたということですね。
ネット界隈に大騒動を巻き起こした、まるで茶番のような今回の事態も
抹消が正式に確認できれば収束していくのは間違いなさそうです。
ただそれが正式に抹消されたのが確認されるまでは、本当の安心はできませんが…。
それにしても柚葉氏の上記のコメントはかなりキてますね。
本来の目的を全うすることが困難とのたまっておられますが…
商標権取るのなんて利用者から10万むしり取りたいというのが
本来の目的だと思うのですが…(名推理)
商標権を取って維持すること自体にも、お金がかかりますので
赤の他人である柚葉氏が商標権を取るのなんて、それぐらいしか目的が無いと断言していいでしょう。
案の定、皆からそのように突っ込まれていることに大草原不可避なわけですが…。
ネット民を怒らせて、自分は商標権放棄で、敵だけ増やした柚葉氏は
自業自得とは言え、全く何も得るものが無かったという結果となりそうです。
(炎上商法で一時的なフォロワーとかは増えたかも知れませんが)
とりあえず現状では、「ゆっくり茶番劇」の一般活用が脅かされることはなさそうでホッとしました。
が、本当にこの騒動は何だったんでしょうね‥‥‥
「悪名は無名に勝る」というか、ねつ造だろうが何だろうが適当に耳を引く言葉を垂れ流して利益を得た方が、真面目目に誠実にふるまう人間よりもてはやされる、みたいな風潮は10年来の現象ですけども。
(ちなみに、個人的に特に鼻の付く数十名のネット他での言動を記録整理するのが、個人的な道楽だったりします。決して、10年後20年後万が一リアルで顔を合わせる機会があった時に、「この動画とこっちの記事、矛盾してますよね? あっちとそっちも(以下エンドレス)」などと追い掛け回そうとは、夢にも、万が一にも、全く考えてはおりません。 ←)
もっともこの方の場合、このジャンルで商標登録申請を行った場合、ネット界隈からの反発で自分の身にどんなリスクが発生するのか、この令和にあまりに想像力が欠如していると思いました。 炎上商法としても、自身の各アカウントが閉鎖に追い込まれたという情報が正しければ、本人にもマイナスにしかなってないですし‥‥‥
とにかく、こういうことが二度とないよう、何らかの防止策を望みたいところです。
一説には柚葉氏の炎上商法だったという説がありますね。
チャンネル登録者数が22.5万人なのに、動画再生数はそれにあわないとか色々と謎多き人物で、結局なにがしたかったのは本当に分かりません。
悪名は無名に勝るは、特にこのネット時代で顕著になったように思えますよね。
炎上商法という言葉、概念が一般的になったことでそれが察せられます。
こういうのは個人的には冷めた目で見ている人間なのですが、今回は自分がゆっくり作っているということもあって看過できなかったという感じではあります。
まぁ、本当に大きな反響があった事件でした。
柚葉氏の狙いは不明ですけれど、結局ネットでヘイト集めて、今後ネット民にほぼ恒久的に
話題にされるようなネタを作っただけだったなぁと思います。
その時に話題になって、また注目されればいいのかと思ったりしますが…
いずれにしても捨て身のような愚かな騒動でした。商標関係の仕組みも見直す時期に来ているのでしょうね。